油船203号型
海上自衛隊の支援船の船級で、艦載機用航空燃料を自衛艦に補給する。
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概要
艦艇に対する航空燃料の補給を主眼として、各基地の港務隊に配備されている。油船25号型をベースとして全長を8.8m小型化したうえで、航空燃料(JP-5)を扱うために防火・防爆対策および構造を強化しており、小型鋼船構造設計で船体内に貨油タンクを有し、艦艇に艦載機用の航空燃料を補給する。新規就役・修理艦艇へ補給するため造船所に赴いたり、災害派遣に従事したりすることを想定し、各種法定装備、居住区、フライヤーなどの器具も備えた簡易調理室、食堂、洗面所等を設けており、近海航洋性を有する。船内には空調設備も有するほか、珍しい点としては明かり取りの天窓が食堂に備えられている。また、満載航行時に波が打ち込み船体が沈降することを防ぐため、船首にブルワークを備える[1]。
- 油船204号の船橋構造物。自衛艦と異なり、船橋窓に回転窓が採用されている。
- 油船204号のマスト。DDHへの横付け時に干渉しないよう可倒式に改造されている。
- 油船204号(左)。貨油を供給した分軽くなり、船体前部が浮き上がっている。
- 右舷後方から見た油船206号。喫水が深い状態。
同型船一覧
| # | 船名 | 造船所 | 起工 | 竣工 | 配属 退役船は除籍 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 油船203号型 | |||||||
| YG-203 | 油船203号 | 石川島造船化工機 | 1988年5月12日 | 1988年9月20日 | 2022年1月20日[2] | ||
| YG-204 | 油船204号 | 1989年2月16日 | 1989年7月24日 | 2022年 | |||
| YG-205 | 油船205号 | 1990年 | 1990年7月16日 | 大湊港務隊 (大湊基地) | |||
| YG-206 | 油船206号 | 前畑造船 | 2006年5月19日 | 2007年3月20日 | 横須賀港務隊 (横須賀基地) | ||
| YG-207 | 油船207号 | 福島造船鉄工所 | 2011年 | 2011年7月4日 | 佐世保港務隊 (佐世保基地) | ||
| YG-208 | 油船208号 | 警固屋船渠 | 2020年 | 2022年1月20日[2] | 呉港務隊 (呉基地) | ||
| YG-209 | 油船209号 | 2022年[1] | 舞鶴港務隊 (舞鶴基地) | ||||
| YG-210 | 油船210号 | 2023年10月予定[3] | 大湊港務隊 (大湊呉基地)予定[3] | ||||
| 油船28号型 | |||||||
| YO-28 | 油船28号 | 四国ドック | 1990年2月21日 | 1990年7月27日 | 横須賀港務隊 (横須賀基地) | ||
| YO-32 | 油船32号 | 前畑造船鉄工 | 1991年7月2日 | 1992年10月16日 | 大湊港務隊 (大湊基地) | ||