犬吠駅
千葉県銚子市犬吠埼にある銚子電気鉄道の駅
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歴史
かつては、当駅近所に県営の採石場があったが、産業構造の変化で1968年に採石が停止となり、銚子電鉄線での採石輸送も終わり、銚子電鉄は経営に大きな痛手を受けた[1]。 2012年までは、廃車になったデハ501と元相模鉄道モニ2022の2両が駅前広場に置かれ、電車の車体を利用したNPO運営の福祉喫茶「電車レストランかふぇ・ど・えがお」が営業されていたが、老朽化・塩害による車体の腐食のため、2012年(平成24年)7月下旬に解体処分された[2]。
年表
命名権に関して
2015年(平成27年)12月1日、銚子電気鉄道が駅名愛称ネーミングライツを導入。沖縄ツーリスト(株)が当駅の命名権(ネーミングライツ)を取得し、One Two Smile OTS 犬吠埼温泉を冠した愛称を使用開始した[4][5]。この愛称は沖縄ツーリストのキャッチコピーであるワンツースマイル(One Two Smile)の略称「OTS」を犬吠の駅名の一文字である「犬」の鳴き声(ワン)との語呂合わせ、現地観光名所の犬吠埼温泉と掛け合わせていた[6]。2021年時点では愛称がOTS沖縄ツーリスト犬吠埼温泉と変更されていた[7]。
2022年(令和4年)12月17日、バンダイナムコエンターテインメントが命名権を取得し、最高だぜ!銚子!アイドルマスター SideMを冠した愛称となった[8]。
2024年(令和6年)5月26日、岩下食品が命名権を取得し、NEW GINGER “BOW WOW” STATION 岩下の新生姜を冠した愛称となる。また駅舎2階に「岩下の新生姜ミュージアム 銚子電鉄犬吠駅分室」が開設される[9][10][11]。
2025年(令和7年)7月1日、崖っぷちを冠した愛称となる[12]。
- 改装前の駅舎と駅前(2011年1月)
- 改装後の駅舎正面(2013年9月)
- 電車レストランかふぇ・ど・えがお(2009年11月)
- ぬれせんべいの実演販売(2011年9月)
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。駅員配置駅(早朝・夜間は無人)。ホーム上と駅舎内に自動販売機、コインロッカー、水洗トイレ(男女別、多目的トイレ併設)あり。 大晦日から元日にかけて犬吠埼での初日の出参拝客輸送のために運行される終夜運転は、銚子駅から当駅までの運転となっており、この輸送に対応するため、銚子電気鉄道線の他の駅に比べて長めのホームとなっている。また、ホーム外川方には多客期用の臨時改札口が設置されているが、通常は閉鎖されている。
駅舎は、白を基調とし絵タイルの貼られたポルトガルの宮殿風建築で、その美しさが評価され、1997年(平成9年)に関東の駅百選の第一回選定26駅の一つに選ばれた。なお、老朽化によるリフォーム工事を2013年(平成25年)頃に実施したため、この絵タイルは駅名標を除き撤去されている。 周辺の犬吠埼などの観光拠点として利用されていることもあって、駅舎および駅前広場は銚子電気鉄道線の中で最も大きく広く造られており、各種イベントの会場としても利用されている。駅舎内では、銚子電気鉄道の各種鉄道グッズ、記念切符、硬券入場券・乗車券、地元名産品や駅弁などの土産物、たい焼きなどのほか、名物の「銚電のぬれ煎餅」が実演製造・販売されている。駅舎内の売店は2025年(令和7年)10月25日に、てつみちの駅・犬吠店としてリニューアルされた[13]。
駅舎2階には鉄道写真家中井精也の美術館「銚電写真館・中井精也ギャラリー」がある[14]。1999年(平成11年)10月3日から[15]2004年(平成16年)まで後藤純男美術館だった後、倉庫にしていたが2014年(平成26年)7月26日にオープンした。
駅前広場には、ハドソンのゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの協賛企画「しあわせ三像」のうち「貧乏がイヌ(居ぬ)」像が、2007年(平成19年)に設置された[16][17]。また犬吠駅限定で「桃鉄かつおの佃煮」「桃鉄さんまの佃煮」「桃鉄いわしの佃煮」が発売された。
駅前に銚子電気鉄道直営の駐車場(無料 15台分)が設置されている[18]。
- 駅ホーム(2023年8月)
- 改札口(2014年5月)
利用状況
駅周辺
観光地・観光施設が駅周辺に点在する。
- 千葉県道244号外川港線
- 千葉県道254号銚子公園線
- 千葉県道286号愛宕山公園線
- 犬吠埼
- 犬吠埼温泉
- 犬吠埼灯台
- 駅より徒歩約15分の灯台。関東地方最東端の地。岬の先端に位置する灯台は、世界灯台100選、日本の灯台50選に選定されている。参観灯台であり、灯台内の展望台や資料展示館に有料で入場可能である。周辺には遊歩道、文人(高浜虚子、尾張穂草、佐藤春夫)の石碑、飲食店が並ぶ。離島、高所を除き、日本国内において最も早い初日の出を拝める場所としても有名で、元日早朝は多くの参拝客が訪れる。銚子電鉄はその参拝客輸送のため、大晦日から元日にかけて終夜運転を実施している。 また、東映が配給した映画作品のオープニング映像「荒磯に波」(東映#オープニングも参照)は、この灯台下の岩場にて撮影されたものであり[19]、岩場のことを「荒磯に波ロケ地」と呼ぶこともある[20]。
- 君ヶ浜
- 地球の丸く見える丘展望館
- 小畑池
- 愛宕山から流れる湧き水を水源とする池。池の南側にある水源には「石尊様」と呼ばれる社がある。
- 満願寺
- 君ヶ浜と犬吠埼
- 犬吠埼灯台
