球状タンパク質 From Wikipedia, the free encyclopedia ヘモグロビンの四次構造 球状タンパク質(きゅうじょうタンパクしつ、Globular proteinまたはspheroprotein)は、タンパク質を大きく2つに分けた分類のうちの1つである。球に近い形をして、いくらか水に溶け、水中ではコロイド状に分散する。もう1つの分類である線維状タンパク質は水に溶けない。 球状タンパク質という言葉は恐らく19世紀に遡るほど古く、今日では何十万というタンパク質がより叙述(じょじゅつ)的な構造モチーフを用いた言葉で表されている。タンパク質の球状構造は近代的な技術を使わずとも、超遠心や光散乱法で確認することができる。 タンパク質の球状構造は四次構造によって導入される。分子の疎水性部分は内部に向かい、極性部分が外側に露出して溶媒と分子間力で結ばれて溶解状態を安定化させる。 生物中での幅広い役割 構造としての機能しか持たない繊維状タンパク質と異なり、球状タンパク質は次のような働きを持つ。 酵素 メッセンジャー トランスポーター アミノ酸の貯蔵 制御因子 例 最も有名な球状タンパク質はヘモグロビンである。他には免疫グロブリン(IgA、IgD、IgE、IgG、IgM)やα、β、γグロブリンなどがある。また、ほぼ全ての代謝にかかわる酵素やシグナル伝達タンパク質も球状タンパク質である。 表話編歴タンパク質プロセス タンパク質生合成 翻訳後修飾 フォールディング タンパク質輸送(英語版) プロテオーム タンパク質法(英語版) 構造 タンパク質構造 タンパク質ドメイン プロテアソーム タイプ タンパク質の一覧 膜タンパク質 球状タンパク質 グロブリン エデスチン(英語版) アルブミン 繊維状タンパク質 色素タンパク質(英語版) 光受容タンパク質(英語版) ビリタンパク質(英語版) フィコビリンタンパク質(英語版) フィトクロム リポカリン 主要な生体物質 炭水化物 アルコール 糖タンパク質 配糖体 脂質 エイコサノイド 脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体 リン脂質 スフィンゴ脂質 ステロイド 核酸 核酸塩基 ヌクレオチド代謝中間体 タンパク質 タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体 テトラピロール ヘムの代謝中間体 表話編歴タンパク質の四次構造全般 球状タンパク質 繊維状タンパク質 膜タンパク質 コイルドコイル 二量体 ロイシンジッパー 三量体 コラーゲン ヘマグルチニン オルニチントランスカルバミラーゼ 四量体 ヘモグロビン 免疫グロブリンG アビジン スペクトリン 六量体 dnaBヘリカーゼ ヘモシアニン グルタミンデヒドロゲナーゼ1 八量体 ヌクレオソーム ヘムエリスリン 微小繊維 アクチン チューブリン 鞭毛 性繊毛 線毛 複合体 転写開始前複合体 免疫グロブリンM カルボキシソーム 機械 プロテアソーム リボソーム ATP合成酵素 RNAポリメラーゼ スプライソソーム ウイルス カプシド 沈殿 塩析 ホフマイスターシリーズ 分類方法 超遠心分離 分子排斥クロマトグラフィー ←三次構造 Related Articles