琉球歴史ドラマ 尚巴志
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第一尚氏の始まりを描いた琉球歴史ドラマ。琉球放送で2017年3月15日~3月29日にかけて放送された。全3回。また、2024年に『琉球歴史ドラマ 阿麻和利』が放送されることに先駆けて同年に再放送された。
登場人物
南山王国
- 尚巴志(さはち)
- 演 - 金城大和
- 佐敷の按司である苗代大親の息子。よく那覇の港へ出かけている。
血気盛んな一面もあるが領地の民のために自分の刀を売って鉄を買い、地盤の固い土地を耕しやすくするために鉄の鍬を与えるなど、民のことを考えている。
大里に攻め込まれた際に妻の真鶴を亡くし、怒りに任せて迎え撃ち、屋冨祖大親を討ち取る。しかし自分の復讐のために大勢の民を殺してしまったことを後悔し、マツを引き取って琉球統一を誓う。
程復の提案もあり、汪応祖と同盟を組んで貿易を独占している中山王・武寧を倒した後、程復や本部平原の暗躍により北山王・攀安知と戦うことになる。マツを失いながらも北山に勝利し、三山統一を成し遂げて琉球国中山王となる。 - 真鶴
- 演 - 比嘉梨乃
- さはちの妻。穏やかに暮らしていくことを願っていたが、大里が攻め込んできた時に子ども達をかばって命を落とす。
- 苗代大親/尚思紹
- 演 - 玉城盛義
- 佐敷按司。争いより農業に力を入れ、佐敷を豊かな土地へと変えた。
農民が農地を広げる相談に来た時にさはちに任せ、その結果を見てさはちには民を導く力があることに安堵し隠居を決めが、さはちが中山王・武寧を倒したあと、中山王として冊封を受けて尚思紹王となる。 - マツ/平田大親
- 演 - 普久原男
- 元は大里の農民。大里が佐敷に攻め込んだ際には兵として駆り出されていたが、その時に父を亡くしている。
父の仇とさはちに挑むが気を失ってしまい、さはちに拾われた。
その後はさはちの義弟となり、さはちを支える。
汪応祖が達勃期により討たれた時はさはちから兵を預かり汪応祖の息子・他魯毎の援軍に駆けつけて、その功績で平田の地を与えられ、平田大親となった。
北山との戦になった際には手負いのまま攀安知と戦うが、力及ばず敗れる。 - 商人
- 演 - 知念臣一郎
- 那覇の商人。さはちが鉄を欲しがったことで鉄を仕入れる。
さはちがその鉄を買おうとした時には中山に売る手はずとなっており、どうしてもと言われてさはちの刀と引き換えに鉄を売る。 - 佐敷農民
- 演 - まさき 他
- 農地を広げることを苗代大親に相談しに来た農民。鉄製の農具を与えられ、喜んで農業に励む。
佐敷が攻め込まれた際はさはちと共に戦に参加している。 - 大里農民
- 演 - 久場長秀 他
- 不作にも関わらず年貢が厳しく、豊作が続く佐敷を頼ってさはちに助けを求める。
大里が佐敷に攻め込んだ際には兵として駆り出された。 - 美里大親
- 演 - 海老原幹也
- 苗代大親の息子で、さはちの弟。
- 場天ノロ
- 演 - 仲田まさえ
- 佐敷の司祭。度々さはちに助言を与える。
- 汪応祖
- 演 - 長浜之人
- 島添大里按司の次男で、後の南山王。大里と佐敷との同盟を持ちかけた。自身が南山王となり、屋冨祖大親が大里按司になった後、屋冨祖大親が按司の器ではないことをさはちに告げ、手を切ってはどうかと勧める。
その後さはちと同盟を組み、さはちが中山王と戦をした際には援軍として駆けつけた。
兄の達勃期により討たれる。 - 屋冨祖大親
- 演 - 翁長大輔
- 島添大里按司の三男で、後の島添大里按司。大里と佐敷の同盟の提案の際、汪応祖に同行していたが、高圧的な態度を取っていた。
大里の米の収穫量が減った際に我那覇の提案に乗ろうとしたが、更に佐敷の領地ごと手に入れることを目論む。
戦になりマツを逃がそうとしたマツの父を足蹴にし、逃げることを許さなかった。
さはちと戦い、敗れる。 - 我那覇
- 演 - あったゆういち
- 屋冨祖大親の部下。大里の米の収穫量が減った際に佐敷からの貢ぎ物を増やすかどうかを屋冨祖大親に提案した。
戦になった際は屋冨祖大親と共に戦うが、さはちに斬られた。 - 懐機
- 演 - 越智俊光
- 久米村の華人。さはちを先見の明がある人物と見込んでいる。
程復に言われてさはちの臣下となったが、真摯にさはちを支え、信頼を得て後に国相となる。
北山王国
- 攀安知
- 演 - 岸本尚泰
- 北山王。那覇の港でさはちと出会い、さはちの刀に興味を示して売ってくれと申し出るが断られる。
二度目にさはちと会った時も友好的な態度を取っていたが、乙樽を殺され、中山を滅ぼすことを決意する。
その後さはちと同じく三山統一を目指していることを懐機に話すが、戦うしかないことを告げて懐機を帰す。
戦が始まると平田大親と戦ってこれを討ち取り、続けてさはちと戦うが、城に火を放たれたことで戦場を離れる。守り石の前で本部平原と再会するも斬られて傷を負い、その際に本当に乙樽を殺したのは本部平原であったことを知り、本部平原を斬り捨て、その後自害した。 - 乙樽
- 演 - 大城優紀
- 攀安知の側室。程復に唆された本部平原に殺される。
- 本部平原
- 演 - 知念臣悟
- 攀安知の側近。乙樽を殺せば北山王にしてやると程復に唆され、乙樽を殺す。
その後程復に言われた通り乙樽を殺したのはさはちだと攀安知に報告し、戦になるように仕向ける。
戦が始まると攀安知が直接打って出るように進言し、自身は忍び込んできた護佐丸を見つけるが「俺を北山王にしろ」と言い残して護佐丸をわざと見逃した。
中山王国
- 護佐丸
- 演 - 安泉清貴
- 山田按司。攀安知の一族を自分の一族の宿敵としている。
中山と北山が戦になった際にはさはちに加勢し、さはちとは別行動で今帰仁グスクに忍び込む。その時本部平原に見つかっているが、本部平原は「俺を北山王にしろ」と言い残して去っている。 - 真鍋金
- 演 - 比嘉梨乃
- 伊覇按司の娘で、護佐丸のいとこ。真鶴と瓜二つの顔をしている。
- 山賊
- 演 - 具志堅将司、新川祥平
- 読谷山の山賊。真鍋金を襲っているところでさはちと鉢合わせ、撃退される。
華人
- 亜蘭匏
- 演 - 土方浄
- 那覇の港の市場を視察し、個人の貿易を禁じる布令を知らずに商売をしていた商人に中国語でそれを告げ、商品を没収させた。
- 程復
- 演 - 神崎英俊
- 中山王・武寧を倒し、自由な貿易を取り戻してほしいとさはちに相談を持ちかける。その時に火矢[注釈 1]を与えると言い、懐機をさはちの臣下として預ける。貿易の独占を目論んでのことであったが、さはちが自由な貿易をしようとしていることを知り、北山の勢力を動かして戦になるように仕向ける。
更にさはちが邪魔になり、刺客を差し向けるが失敗。明に帰ろうとしたが何者かに暗殺された。 - 王茂
- 演 - 張念祖
- 中山王・武寧の貿易独占状態を打破する方法を程復とともに考えていたが、程復はやりすぎたと考えており、決別することとなった。