砺波市役所
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庁舎建て替え
昭和30年代中頃の砺波市役所は、1933年竣工の出町役場→砺波町役場[1]の建物など5箇所に分散していた上に狭苦しいため市民や来訪者に不便を与えていた。また、会議室などの設備が少なく。内部事務の連絡などあらゆる面で不都合が生じている状態であった。このため砺波市は、1962年9月に市制10周年記念事業として新庁舎を建設することを発表、1963年7月31日に現在地に建設することが決定。同年12月18日に砺波工業株式会社の請負契約により着工し、1964年10月に鉄筋コンクリート造地上3階地下1階、延床面積3,825m2(車庫などの付属建物を合わせて4,572m2)の現庁舎が竣工した[2]。旧庁舎は砺波市立図書館として使用された後、1973年に解体された[3]。
1973年には1号別館、1976年に2号別館するなど増改築を繰り返し、最終的には6棟からなる庁舎となった[4]。
最初の庁舎竣工から築50年以上となり経年劣化が進み、6棟のうち3棟が耐震基準を満たしていないことから、未耐震の棟のみの耐震化や現在地の建て替え、移転新築の3案から検討されることとなり、2021年1月、市庁舎整備庁内研究会が「本庁舎の一部または全部を解体し、現在地で建設が望ましい」との調査報告を纏めている[4]。2024年1月29日に砺波市役所で開催された『市長と語る会』で、砺波市長は新市庁舎について2024年度 - 2025年度で基本構想と基本計画を策定する方針を示し、同時に、防災対策、環境、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の3つの視点からコンセプトを固め、建設に必要な時間を考慮し、完成は2029年度以降になるとの見通しを示した[5]。
移転候補地は、2024年時点で、2026年度末で廃止予定の富山県花総合センター(エレガガーデン)跡地が最有力となっていた[6]。その後同地にて免震構造の庁舎を整備し、2026年度から基本設計に着手し、2027年度の実施設計および建設工事着手、2030年秋の利用開始を目指す事になった。概算事業費は86億8千万円(うち建設工事費は76億円、敷地購入費は6億円を見込んでいる)で、財源は積立金24億9千万円、地方債54億9千万円、一般財源1億円などを充てる。2025年10月22日に砺波市新庁舎整備検討委員会がこれを了承している[7]。
新庁舎は3階建ての免震構造となる予定。2025年12月に基本計画が策定され、2026年度の予算は基本設計(地盤調査費など含む)にて8,514万円を計上している[8]。