第5期名人戦(旧) (囲碁)

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第5期名人戦(旧)(だい5きめいじんせん)

囲碁名人戦第5期は、1965年昭和40年)から1966年に行われ、林海峰名人に対して、前期名人位を奪われた坂田栄男が挑戦するリターンマッチとなり、挑戦手合七番勝負で林が4勝1敗で名人位を防衛した。

コミは5目(ジゴは白勝ち)。持時間はリーグ戦、挑戦手合は各10時間の二日制。

結果

挑戦者決定リーグ戦

挑戦者決定リーグ参加棋士は、前期シードの坂田栄男橋本昌二藤沢秀行藤沢朋斎大平修三高川格と、新参加の半田道玄梶原武雄久井敬史の計9名。

リーグ戦は、坂田、藤沢秀、藤沢朋、橋本の4名が5勝3敗の同率となる混戦だったが、順位1位の坂田が挑戦者となった。また4勝4敗も高川、大平、半田の3名だったが、順位下位の半田が、久井、梶原とともに陥落となった。

出場者 / 相手
坂田
橋本
藤沢秀
藤沢朋
大平
高川
半田
梶原
久井
順位
坂田栄男-×××531(挑)
橋本昌二×-×531
藤沢秀行××-×531
藤沢朋斎××-531
大平修三×-445
高川格××××-445
半田道玄×××-445(落)
梶原武雄××××××-×179(落)
久井敬史××-358(落)

挑戦手合七番勝負

前年に林海峰に名人を奪われた坂田は、続く日本棋院第一位決定戦ではやはり昭和生まれの大平修三の挑戦を退けて防衛したものの、この年1月の日本棋院選手権戦では大平にタイトルを奪われ、続いての本因坊戦では好調の藤沢秀行の挑戦に4-0で防衛し、3期連続のストレート勝ちで6連覇を果たし、名人戦のリターンマッチに挑んだ。林海峰はこの年の本因坊戦リーグでは陥落しての名人防衛戦となった。

第1局は白番林のジゴ勝ち、第2局も林が連勝し、第3局は坂田が1勝を返すが、第4、5局を林が連勝して、4勝1敗で防衛を果たした。

七番勝負(1966年)(△は先番)
対局者
1
8月5-6日
2
8月13-14日
3
8月23-24日
4
9月2-3日
5
9月12-13日
6
-
7
-
林海峰○ジゴ△○5目×△○4目○9目--
坂田栄男△××△○1目×△×--

この年は続く王座戦でも坂田と林による決勝三番勝負となり、名人と本因坊の対決とも言われたが、こちらは坂田が2-1で勝って4度目の王座位となり、「名人戦のお返し」をするとともに、大正世代から昭和世代への世代交代に待ったをかけた形となった。さらにこの年には、当時「望月の掛けたるものあり十段位」と言われていた十段戦でも高川格への挑戦者となって初のタイトル獲得、全冠制覇を成し遂げた[1][要ページ番号]

対局譜

脚注

参考文献

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