米沢唯
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演出家竹内敏晴の娘として東京に生まれる[4]。両親はともに再婚で、「米沢」は母親の姓だった。3歳のころ名古屋市に移り住み[4]、まもなく塚本洋子バレエスタジオで習い始めた[5]。
2003年2月、愛知淑徳高校1年生のとき、ローザンヌ国際バレエコンクールの決勝に進出した。入賞は逃したものの、このとき 『ジゼル』 のヴァリエーションを指導したモニク・ルディエール[6]は米沢の踊りについて、「日本人には難しい箇所を自由な表現で、演目に忠実にジゼルを解釈している」と評した[7]。
翌2004年3月、第61回東京新聞全国舞踊コンクールジュニア1部1位[8]。この時の2位は小野絢子であった。
同年7月、ヴァルナ国際バレエコンクールのジュニア部門で女性第1位となる[9]。帰国後は地元名古屋で愛知芸術文化センター企画のダンス公演に出演した。
2006年6月末、4年に1度開催されるUSA国際バレエコンクールのシニア部門で女性銅メダルを受賞[10]。これをきっかけに米国のサンノゼ・バレエ団と契約した[11]。サンノゼには2010年夏まで4年間在籍し、『くるみ割り人形』 やコンテンポラリー作品の 『September』 などで主役を踊った。
2010年秋、デヴィッド・ビントレー監督下の新国立劇場バレエ団に移籍しソリストとして入団。その理由について、「一挙手一頭足の表現を研ぎすませる厳しさに身を置きた」かったため[1]と述べている。
2011年11月、ビントレーによる新制作 『パゴダの王子』 で主役さくら姫に抜擢される[12]。翌2012年5月には 『白鳥の湖』 で初役オデット/オディールを踊った。2012年秋からファースト・ソリスト。2013年2月に 『ジゼル』、同年6月に 『ドン・キホーテ』で主役を踊り、シーズン終了後にプリンシパルに昇格した[13]。
2017年3月、『ロメオとジュリエット』等での成果が評価され、第67芸術選奨文部科学大臣賞を受賞[14]。
2020年3月、『ロメオとジュリエット』等での成果が評価され、第70回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞[15][16]。
2024年、不整脈で舞台を降板。手術、リハビリを経て2025年に復帰。
人物・芸風
主な出演歴
| 年 | 演目 | 役 | 相方 | 振付 | バレエ団/主催 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | 戸外にて[23] ★ | - | - | A・シルヴェストリン | 愛知芸術文化センター |
| 2005 | ウズメ ★ | - | - | 笠井 叡 | |
| 2006 | くるみ割り人形 | マリア | ? | D・ナハト | サンノゼ・バレエ団 |
| 2007 | September | (恋人) | M・カリファノ | ベン飯田 | |
| 2009 | 9シナトラ・ソングズ | (第2曲 「夜のストレンジャー」) | T・サープ | ||
| 2010 | シンフォニー・イン・C | (第1楽章プリンシパル) | 菅野 英男 | バランシン | 新国立劇場 |
| 2013 | コンチェルト・バロッコ | (第1女性プリンシパル) | 厚地 康雄 | ||
| アポロ | カリオペ | C・ウォルシュ | |||
| 2014 | シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ | (プリンシパル) | 菅野 英男 | ||
| 2015 | テーマとヴァリエーション | (プリンシパル) | |||
| 2011 | アラジン | サファイア | - | ビントレー | |
| シルバー | 清水 裕三郎 | ||||
| パゴダの王子 ☆ | さくら姫 | 菅野 英男 | |||
| 2012 | シルヴィア | シルヴィア | |||
| 2013 | テイク・ファイブ | (テイク・ファイブ) | - | ||
| E=mc² | エネルギー | - | |||
| ペンギン・カフェ | ユタのオオツノヒツジ | 江本 拓 | |||
| 2014 | カルミナ・ブラーナ | フォルトゥナ | 福岡 雄大 〔神学生3〕 | ||
| 2011 | くるみ割り人形 | 金平糖の精 | 厚地 康雄 | 牧改訂 | |
| 2013 | 福岡 雄大 | ||||
| 2012 | 白鳥の湖 | オデット/オディール | 菅野 英男 | ||
| 2015 | V・ムンタギロフ | ||||
| ラ・バヤデール | ガムザッティ | ||||
| ニキヤ | 福岡 雄大 | ||||
| 2012 | こうもり | チャルダッシュ | - | プティ | |
| 2015 | ベラ | 菅野 英男 | |||
| 2012 | シンデレラ | シンデレラ | 厚地 康雄 | アシュトン | |
| 2014 | 菅野 英男 | ||||
| 2013 | ジゼル | ジゼル | 厚地 康雄 | セルゲーエフ改訂 | |
| solo for 2 | (パルティータ第2番 アルマンド、サラバンド) | 福岡 雄大 | 金森 穣 | ||
| ドン・キホーテ | キトリ | ファジェーチェフ改訂 | |||
| 火の鳥 | 火の鳥 | 菅野 英男 | フォーキン | ||
| 2014 | 暗闇から解き放たれて ★ | - | 貝川 鐵夫 ほか | J・ラング | |
| 大フーガ | (4人の女性) | 輪島 拓也 | H・ファン・マネン | ||
| 眠れる森の美女 | オーロラ姫 | V・ムンタギロフ | イーグリング改訂 | ||
| フロリナ王女 | 井澤 駿 〔青い鳥〕 | ||||
| 2015 | はなわらう ★ | - | 福岡 雄大 | 宝満 直也 | |
| ドゥエンデ | (パストラル) | 輪島 拓也 | ドゥアト | ||
※紫は演目の主役を表す。★は当該作品の初演・初日への出演、☆は初日ではないものの、一連の初演の中で出演したことを表す[注釈 2]。同じ役・相方での同一演目の出演は最初の年のみ記した。