紅河ハニ棚田
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| 英名 | Cultural Landscape of Honghe Hani Rice Terraces | ||
| 仏名 | Paysage culturel des rizières en terrasse des Hani de Honghe | ||
| 面積 | 16,603 ha (緩衝地域 29,501 ha) | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 登録基準 | (3), (5) | ||
| 登録年 | 2013年[1] | ||
| 公式サイト | 世界遺産センター | ||
| 使用方法・表示 | |||

紅河ハニ棚田(こうがハニたなだ、中国語: 紅河哈尼梯田)は、中華人民共和国雲南省紅河ハニ族イ族自治州内に広がる棚田群。
紅河南岸の哀牢山中にあり、元陽県を中心に紅河県・緑春県・金平県など複数の県に及ぶ。総面積約54000ヘクタールで、最大標高1800メートル、最大勾配75度の斜面にまで築かれている。この地に移住してきたハニ族の人々が8世紀頃から営々とつくり広げ、反の数は5000以上ある。国連食糧農業機関(FAO)により世界農業遺産に認定された世界最大の棚田群である。
世界一の棚田を1300年かけて築き上げたのは、少数民族・ハニ族の人々である。他民族に追われ奥深いこの地にたどり着いた彼らは、気の遠くなるような労力で山肌を耕し、独自の灌漑技術と農法を磨いてきた。一毛作で200日ほどかけてゆっくり育つ米は栄養豊富。森や霧など自然を巧みに利用した棚田は、一つの巨大な循環システムでもある。ハニ族が独自に稲作を始め棚田を築いたように紹介したが、水稲耕作は水の確保と収穫時の水はけを両立しないといけないため最初は棚田方式から始まったと考えられるからである。
棚田が所在する山々の山頂には神聖なる森林があり、斜面には灌漑用の用水路システムが広がる。作る米の主な品種は赤米で、スイギュウ、ウシ、アヒル、魚類、タウナギ、タニシの生息およびニワトリとブタの糞からなる有機質肥料を利用する複合農業が行われる。一帯のハニ族の村人は日干しレンガで作られる藁葺きの寄棟造のきのこ状の家に住む[2]。
紅河ハニ棚田があるうちの一つ、元陽・アジャカ村は標高約1880mにあり、2024年現在約60世帯500人ほどが暮らす。家の屋根は藁ぶきである。