藤田岳彦

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人物

高等学校用、大学生用の数学教科書を執筆し、数学オリンピック財団理事長を務めるなど、若手の数学者育成、中高生の数学教育、さらにはアクチュアリー養成にも力を入れている。

灘中学・高校時代は「数学研究部」に所属[4]。中学受験の際、塾には行かず独学で灘中の過去問をすぐに解き終わってしまい、暇つぶしに高校数学など受験勉強そっちのけで数学の問題ばかり解き、小学6年の時には数学者になろうと思っていたという[5]

趣味は水泳野球観戦、麻雀競馬など幅広い。

競馬

元々は麻雀の方が好きだったが、麻雀仲間に競馬好きがおり、京都大学から一橋大学へ転勤になったタイミングでその麻雀仲間も調布に転勤になり、東京競馬場に行くようになったのがきっかけで競馬に興味を持った[5]

競馬場に行くようになる前にユニオンオーナーズクラブのカタログを見せられ入会を勧められたことがあり、その時は入会しなかったが、最後まで悩んだ2頭のうちの1頭がエリザベス女王杯を勝つサンドピアリスだった。それを後から知って悔しい思いをし、社台サラブレッドクラブサンデーサラブレッドクラブ(当時のダイナース愛馬会)に入会。初めての出資馬はオークスにも出走したハナノメガミで、最終的に4勝を挙げ約9,000万円を稼ぎ、そこから競馬に惹かれていったという[5]

2013年に出資馬のグレープブランデーフェブラリーステークスを勝ち、祝勝会で「これを機会に馬主登録をします」と宣言し、中央競馬の馬主資格を取得し新潟馬主協会に入会。東京在住で当初は東京馬主協会に入ろうとしたが細かい規定があり入会できず、社台オーナーズの知人の勧めで新潟馬主協会に入会した[5]

勝負服は、阪神タイガースファンであることから黄と黒を基調とした「黄、黒山形一本輪、袖黒縦縞」[6]。2016年にルグランシェクルで中央初勝利を記録。2022年にはストキャスティークがフローラステークスに出走し、所有馬初の重賞出走を果たした[5]

大学の講義がかぶってブリーズアップセールに行けないこともあり、その時は同じく馬好きの妻が代わりに入札している。妻の実家の向かいに谷川牧場の子息が住んでいた縁もあり、自身が競馬好きになったのは少なからず妻の影響もあったという[5]

所有馬にはストキャスティーク(フランス語で「確率的」[7])、アリスメティーク(フランス語で「数論的」[8])、ファッシネイトパイ(魅惑の数π[9])、ウェルノウン(数学の論文でよく出てくるフレーズ[10])など数学に関連した馬名を付けている[5]

また、一口馬主としてグレープブランデーの他、ブラストワンピースソーダズリングなど60頭ほどに出資。ブラストワンピースが勝った第63回有馬記念では「出資馬ということもあって大もうけした」という[10]

2018年にグリーンチャンネル競馬場の達人』に出演。最終レースは1番人気に賭けるのが最善の選択という「最終レースバイアス」など数学を応用した馬券理論を披露しプラス収支(+6万6550円)を達成した[10]

2025年5月31日にばんえい競馬で協賛レース「藤田岳彦教授古稀記念」[11]が開催され、現地で観戦した[5]

連載

  • 週刊Gallop - 「○○だけど馬主」コーナー連載メンバーの1人(不定期連載)

著書

  • 確率・統計入門: 数理ファイナンスへの適用(1999年、講談社
  • ファイナンスの確率解析入門(2002年、講談社)
  • ファイナンスの最適化入門(2003年、講談社)
  • 穴埋め式 微分積分らくらくワークブック(2003年、講談社)
  • 穴埋め式 確率・統計らくらくワークブック(2003年、講談社)
  • 穴埋め式 線形代数らくらくワークブック(2003年、講談社)
  • 道具としての金融工学(2005年、日本実業出版社
  • ランダムウォークと確率解析: ギャンブルから数理ファイナンスへ(2008年、日本評論社
  • 弱点克服 大学生の確率・統計(2010年、東京図書
  • 難問克服 解いてわかるガロア理論(2013年、東京図書)
  • 大学1・2年生のためのすぐわかる統計学(2020年、東京図書)
  • これでなっとく金融数学の基礎知識(2020年、講談社)

脚注

出典

外部リンク

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