虹彩都市
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あらすじ
ADONIS社が開発した眼内レンズ「Plant」の普及により、人々はアドバンスド・リアリティー(AR)[注 1]へ容易にアクセスできるようになった[9][10]。とくに、政府とADONIS社が共同で整備したAR特別区「東亜0区」では[10]、行政・企業・インフラがADONISの管理下に置かれ、都市機能の多くがAR技術と連動していた[10]。Plantに記録される視界ログは「ADONISの眼」によって常時確認され、通常犯罪は減少した一方、サイバー犯罪は増加傾向にあった。
ADONIS社サイバー犯罪対策第一課に所属する一級捜査官・喰木紫苑は[9]、最高レベルのサイバー犯罪であるクラスA案件「スワンプマン事件」の捜査を担当することになる。准二級捜査官・薄野尾花とともに事件に臨むが[11]、謎のハードウェア「チートPlant」によって[9]、捜査官専用の視界閉鎖装置「クローザー」やADONIS専用回線が機能不全に陥る事態が発生する[11]。
紫苑は最終手段である「リムーバー」を無承認のまま使用するが[12][10]、それでも事件解決には至らず、クラスA案件としての危険性は残されたままであった。紫苑はこの行為を含む複数の規定違反により、一級捜査官権限の1年間凍結などの処分を受ける。さらに、首都でも辺境とされる「OCTA支部(オクタしぶ)」への転属を命じられる[11]。
登場人物
- 一華 百花(いちげ もか)
- 声 - 寺澤百花[11]
- 紫苑の夢にたびたび現れる少女で、幼少期には紫苑と遊んでいた。病気で死亡したとされていたが、紫苑がOCTAへ赴任した際、アバターリングを持たない違法ARアバターとして姿を現す。
- 喰木 紫苑(くらうぎ しおん)
- 声 - 伊東健人[11]
- 本作の主人公[13]。ADONIS社サイバー犯罪対策第一課に所属する一級捜査官。処分により本部を離れ、OCTA支部へ異動となる。
- 乙原 瑠璃乃(おとはら るりの)
- 声 - 大和田仁美[11]
- サイバー犯罪対策第一課の准二級捜査官で、紫苑の後輩。チートPlant事件の際には紫苑とともに捜査にあたり、紫苑の異動後も本部から情報提供を行っている。ADONIS入社以前は警察官だった。
- 薄野 尾花(すすきの おばな)
- 声 - Marika[11]
- サイバー犯罪対策OCTA支部の支部長で、一級捜査官。12歳の子を育てるシングルマザー。
- クロサンドラ サマーキャンドル
- 声 - 湯浅かえで[11]
- 「サンドラ」の愛称で呼ばれるOCTA支部所属の捜査官。アニメ好きで、分からない用語があると紫苑に尋ねることが多い。
- 芍薬 根々(しゃくやく ねね)
- 声 - 松本沙羅[11]
- OCTA支部所属の捜査官で、高い技術を持つクラッカー。スカウトによって採用されたが引きこもり傾向があり、普段はARアバターで勤務している。
- 青年
- 声 - 河西健吾[11]
- 「チートPlant」を強奪し、ダークウェブにて販売した謎の青年。
- ダフォデイル
- 声 - 黒田崇矢[11]
- 「Plant」や「ADONISの眼」などを開発したADONIS社の最高幹部。実際の姿を見せず、猫の姿をしたARアバターを通じて現れる。