西村睦男
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1915年、山口県厚狭郡楠町(現宇部市)で生まれた。幼少期に台湾へ移住。旧制台北一中、台北高等学校 (旧制)を経て、京都帝国大学文学部地理学科に進んだ。1938年に卒業。卒業論文は「台北市の地理学的研究」、自身も育った植民地都市の空間構造を考察したものであった[2]。
卒業後は、京都・嵯峨野高等女学校など高等学校教員として13年間地理の中等教育に当たった。1951年、京都大学教養部助教授に着任。教養部人文地理学教室には藤岡謙二郎が在籍しており、共に教学にあたった。1963年に教授昇進。1968年、奈良女子大学文学部教授に就任。1978年、奈良大学教授に就任。1982年から1984年まで、同大学学長を務めた[3]。学長在職中には、将来を見据えて当時単科大学であった大学に第2学部(社会学部)を開設し、そのためのキャンパスの移転を行っている。1988年7月、学長任期満了にともない奈良大学を退職。
学界では、一般社団法人人文地理学会の第8代会長(1972~1974年)を務めた。