踏み台攻撃
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踏み台攻撃(ふみだいこうげき)は、インターネットでのネットワークセキュリティ分野において、第三者のコンピュータを乗っ取り利用するサイバー攻撃の手法のこと。そのコンピュータのことを踏み台と呼ぶ[1]。なお英語では用語が一定していない。
また、外部からのアクセスを許可しないサーバーにアクセスするために設置される中継用のサーバのことも踏み台(踏み台サーバ)と呼び[2]、英: en:jump host、英: en:bastion host に相当する。
目的
攻撃の内容
コンピュータの乗っ取りは、IDとパスワードの奪取による乗っ取りと、コンピュータウイルス(マルウェア)の感染による乗っ取りに大別される。後者によって感染したコンピュータをゾンビコンピュータと呼ぶ。(管理権限を利用してゾンビコンピュータを遠隔操作するソフトウェアの設置を、バックドアの設置という。)また、踏み台となったコンピュータに攻撃の指示を送るサーバを「C&Cサーバ」(command and control server、指令・統制サーバ)と呼ぶ。
踏み台を利用した攻撃(踏み台攻撃)は、DDoS攻撃に利用されることが多々あるので、「踏み台攻撃」をDDoS攻撃の別称として扱う例も見られる。しかし、迷惑メールの発信[4]やIDパスワード奪取の事例[5]として掲載されることもあるので、「踏み台攻撃」とは必ずしもDos攻撃や迷惑メールだけに限定されるとは限らない。マイクロソフトは、「サポート終了のお知らせ」において、「知らず知らずの間にサイバー攻撃の「踏み台」となって、大事な取引先に多大な被害を与えることも、十分に起こりえる」、「踏み台となってウイルスをまき散らすこともある」と説明している[6]。