闇龗神
日本神話の神
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概要
闇龗神(闇淤加美神)は、古事記及び日本書紀において、伊奘諾尊(伊邪那岐命)が火之迦具土神を斬った時に、剣の刃から滴る血、鍔から滴る血、剣先から滴る血、剣の柄から滴る血から、それぞれ神が生まれ、そのうちの剣の柄に溜まった血が、指の間から漏れ垂れて生まれた神。
『古事記』においては「闇淤加美(くらおかみ)」と表記され、『日本書紀』においては五段一書六に「闇龗(くらおかみ)」と表記されている。
さらに日本書紀の五段一書七に「一書曰、伊弉諾尊、拔劒斬軻遇突智、爲三段。其一段是爲雷神。一段是爲大山祇神。一段是爲高龗」とある様に、「高龗(たかおかみ)」という神が生まれたとある。
闇龗神と高龗神の二神は、同一の神、または対の神とし、その総称として淤加美神(龗神)とされている。
龗神の神裔には、日河比売とその子には深淵之水夜礼花神がいて、深淵之水夜礼花神は古事記によれば大国主の曽祖父にあたる神とされる[1] [2]。
闇龗神と高龗神の二神は同一の神か対の神か
貴船神社の社記にて「呼び名は違っても同じ神なり」と伝わっている[3]。
奈良県の丹生川上神社では、上社に祀る「高龗神」は山の峰に棲まれる龍神であり、 丹生川上神社に祀る「罔象女神」は水に関する一切を司る水利の神または雨師の神であり、下社に祀る「闇龗神」は谷底に棲まれる龍神としている[4][5]。
さらに『本朝神社考』(林羅山)によれば、「高龗は龍神の類なり。貴布禰の明神も亦是(またこ)れなり」「高龗神は闇龗神と同じ、龍神の類なり。今雨を祈り雨を止める、多くはこの神を祭る」と同じ神であることが記されているという。
茨城県石岡市の龍神山には、ともに龍神で雨の神であるが、闇龗神を陽龍神(男龍)、高龗神を陰龍神(女龍)として、龗神(淤加美神)を二座に祀り分けるよう、それぞれの佐志能神社が鎮座していることから、二社一対の神社として伝わっている(龍神山信仰)[6][7]。
「龗」の字について
「龗」の字は「靇」とも書き「龍」を意味する[2]。
闇龗神(闇淤加美神)、高龗神(高淤加美神)の御霊験(闇御津羽神含む)
水の調節を自在に操り、豊葦原の瑞穂国の穀物を豊かに実らせる営みをなす神で、国土繁栄のもとをなしている。また古来よりかんばつの年に祈れば霊験があるとされていて、国土を潤し、草木の育成と、全ての生物の食糧を豊かに繁茂させる神である。よって古くから、農業、林業、水利業者などに信仰されてきた。
闇龗神(闇淤加美神)を祀る神社
北海道
- 七重浜海津見神社(北海道北斗市七重浜) - 高龗大神とともに祀られる
- 穴澗龍神社(北海道函館市) - 御祭神は穴澗闇龗神大神・大山祇󠄀大神・大綿津見大神・猿田彦大神
青森県
- 高龗神社(五所川原市長富竹崎) - 高龗神とともに闇龗神も祀られる
- 闇龗神社(五所川原市神山鶉野)
- 闇龗神社(五所川原市漆川浅井)
- 闇龗神社(北津軽郡鶴田町沖岡田) - 坂上田村麿将軍の建立と伝わる
- 闇龗神社(北津軽郡板柳町飯田村元)
- 闇龗神社(平川市石郷村元)
- 闇龗神社(つがる市稲垣町穂積桜田)
- 八甲田神社(青森市幸畑阿部野) - 祭神は伊邪那岐大神・伊邪那美大神・天照大御神・月夜見大神・南八甲田連峯大地主大神・大山祇大神・八甲田山大地主高龗大神・八甲田山大地主闇龗大神・大海津見大神・科津彦大神・科津姫大神・北畠顯信命・北畠守親命・三穗屋姫大神を祀っている[8]
- 八甲田神社下社(青森市茶屋町) - 祭神は大山祇󠄀大神・大綿津見大神・高龗大神・闇龗大神をお祀りしている
高龗神として祀っている神社
宮城県
- 貴船神社(宮城県岩沼市小川上河原) - 闇龗神・大雷神が祀られる
- 貴船神社(宮城県黒川郡大衡村大瓜字宮沢) - 主祭神は闇龗神を祀る。室町時代の嘉吉3年(1443)7月、柏木の地に勧請(棟札)後、今の地に遷し祀る。明治6年3月村社に列す。同41年4月下記の神社を合祀。神明社(天照皇大神)、相善神社(宇賀之御魂)、新山神社(大山祇神)、羽黒神社(保食神)、湯神社(大貴己神)。社殿の正面には都から頂いた「正一位貴船宮」の額があり、諸願成就のため模型の木舟を奉納している。お産の神様としても知られている。
- 貴船神社(宮城県栗原市金成有壁貴船前) - 主祭神は闇龗神を祀っている。孝謙天皇の天平8年(736、奈良)藤原朝獦奥州巡検のため下向の際たまたま大旱に会い、この神を勧請して雨を祈ったと伝える。貴船日本三社の中の第二社であるという。明治7年9月村社に列せられるとある。
山形県
- 水上八幡神社(山形県鶴岡市水沢字楯ノ下) - 闇龗神・事代主神・溝杭姫神・譽田別神・息長足姫神・叱賣神を祀る
- 貴舩神社(山形県鶴岡市羽黒町松尾成沢向) - 高龗神・闇龗神・大山咋之神・宗像中津姫之神・言代主之神を祀る
- 大泉水上神社(山形県鶴岡市大鳥字繁岡) - 御祭神は闇槵神(クラオカミノカミ)を祀っている
- 深山神社(山形県鶴岡市下清水字内田元) - 御祭神は大山積命(オホヤマツミノミコト)・木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)・闇淤加美命(クラオカミノミコト)をお祀りしている
- 大雷神社(山形県米沢市六郷町西藤泉字宮ノ前) - 御祭神は高槵神(タカオカミノカミ)・闇槵神(クラオカミノカミ)を祀る
- 貴船神社(山形県米沢市大字赤崩) - 御祭神は闇槵神(クラオカミノカミ)をお祀りする
福島県
茨城県
- 高龗神社(笠間市土師) - 高龗神・闇龗神が祀られる[11]
- 小原神社(茨城県笠間市小原) - 祭神は高龗神(たかおかみのかみ)・闇龗神(くらおかみのかみ)・建速素戔嗚尊(たけはやすさのおのみこと)。[12]
- 龗神社(鹿島市宮中) - 高龗神・闇龗神が祀られる
- 龍神社(筑西市下郷谷) - 高龗神・闇龗神を祀る[13]
- 佐志能神社(石岡市村上) - 御祭神は日本武尊・闇龗神[14]
- 八龍神社(久慈郡大子町川山) - 御祭神は高龗神・闇龗神を祀る
- 八龍神社(久慈郡大子町上岡) - 御祭神は闇龗神を祀っている
- 八龍神社(鉾田市当間) - 高龗神・闇龗神が祀られている[15]
- 八龍神社(坂東市生子) - 御祭神は高闇龗命を祀っている。摂社に熊野社を祀る。境内には片倉七郎翁顕彰碑がある
高龗神として祀っている神社
- 貴布禰神社(結城市結城) - 御祭神は高龗神を祀る。康元年間に結城朝広公が創建
- 佐志能神社(石岡市染谷) - 御祭神は豊城入彦尊・高龗神
龗神として祀っている神社
- 青龍神社(神栖市筒井) - 御祭神は龗神を祀っている
栃木県
- 鷲宮神社(栃木市都賀町家中) - 主祭神は天日鷲翔矢命・大己貴命を祀っている。配神として闇淤加美神・息長帯媛命・豊受姫命・火産霊命を祀る
- 高龗神社(真岡市下籠谷) - 高龗神(主祭神)・闇龗神(配祀)が祀られる
- 八龍神社(那須郡那珂川町矢又) - 高龗神・闇龗神をお祀りしている
- 八龍神社(栃木市藤岡町藤岡) - 高龗神・闇龗神を祀る
- 高龗神社(宇都宮市鶴田町) - 高龗神(主祭神)・闇龗神・素戔嗚神が祀られる
- 闇龗神社(芳賀郡市貝町続谷) - 高龗神・闇龗神を主祭神として祀る
高龗神として祀っている神社
- 高龗神社(宇都宮市芦沼町) - 高龗神・軻遇突智命を祀る
- 高龗神社(日光市瀬尾) - 高龗神をお祀りしている
群馬県
- 榛名神社(高崎市榛名山町) - 主祭神として火産霊神と埴山姫神を祀る。水分神・高靇神・闇靇神・大山祇神・大物主神・木花開耶姫神を合祀。1400年以上の歴史ある神社で、境内には貴重な文化財や名勝・史跡・天然記念物が数多く点在している
- 御沼龗神社 - 水分神・高龗神・闇龗神が祀られる。榛名湖は榛名神社の「御手洗沼」として殺生禁断の地で、龗神の存在をみると共にその水で身近な田畑を潤して欲しいとの願いからここに祀られたとある。
- 赤城神社(前橋市富士見町赤城山) - 境内社にて祀られる。[16] [17]
高龗神として祀っている神社
- 丹生神社(藤岡市浄法寺) - 高龗神・罔象女神を祀る
埼玉県
- 貴舩神社(大里郡寄居町用土) - 祭神は高龗神・闇龗神
千葉県
神奈川県
- 深見神社(大和市深見) - 闇龗神・武甕槌神・建御名方神が祀られる
- 池上神社(横須賀市池上) - 祭神は天照皇大神・八幡大神・闇龗神・素戔嗚尊・猿田彦神
- 池田神社(伊勢原市上谷) - 祭神は高おかみ神・闇おかみ神を祀っている。
- 貴船神社(平塚市城所) - 祭神は高おかみ神・闇おかみ神。貴船神社は寛仁・長元(1017~1037)の頃、城所藤五郎正揚の祖先である藤原北家・糟屋氏、左大臣冬嗣の子・糟屋良方の孫、筑後守盛久の4男盛直が粕屋庄内城所に分岐し、ここに館を築いて城所氏と称した当時米作農民の厚い信仰により城所氏の屋敷内に鎮守として祀り、神名の意義は谷の龍神、水源の神で往古此の地一帯は沼地で、その水源が当神社であったという。
新潟県
- 石船神社(村上市岩船三日市) - 祭神は 饒速日命 岡象女命 高靇神 闇靇神。 創建は大化四年(六四八)磐舟柵がおかれたとき、石の小祠があり、大同二年(八〇七)北陸道観察使秋篠朝臣安人が京都の貴船神社を勧請し奉祀とある。
- 高龍神社(長岡市蓬平町) - 高龗神 闇龗神(高龍大神)と豊玉姫命が祀られる
富山県
- 雄神神社(砺波市庄川町) - 高龗神・闇龗神・瀬織津姫神を祀っている
石川県
- 貴船神社(石川県河北郡津幡町七野) - 闇龗神・罔象女神が祀られる
- 貴舩神社(石川県白山市若宮) - 弥都波能売神・闇游加美神を祀る
- 明島神社(石川県白山市明島町) - 御祭神は伊邪那岐命 伊邪那美命 天照皇太神 菊理比咩神 豊受比咩神 闇霊神を祀る。
- 七海神社(石川県羽咋郡志賀町富来七海) - 罔象女神・闇神・大山祇神を祀っている[18]
- 貴船神社(石川県羽咋郡志賀町三明) - 御祭神は罔象女神・闇神を祀る。由緒は治承年中に俊寛僧都、平判官康頼、丹波少将成経の3人が当地へ流迂の折、それぞれ守護神として勧請された三明神(松尾・貴船・熊野)の一社といわれる。宝暦の神社帳に「木船大明神」とあり、文化3年(1806)持宮書上帳に「貴船大明神」とある。明治元年木船社と改称。同4年村社、同6年木船神社と改称したとある
- 貴船神社(石川県金沢市千杉町) - 弥都波能売神・闇龗神を祀る。由緒は長禄3年農耕水利満足の願を満さんとして、京都貴船正一位宮より勧請の社。明治6年村社に列す。明治43年官命にて地代村の神代神社に合併し、氏子並に信徒等氏神の欠くを悲しみ、旧社地に本殿を存続し、祭典を行う。昭和23年永い間の願望達せられ、分祀創立す。
- 木船神社(石川県金沢市松寺町) - 御祭神は罔象女神 闇龗神 菅原道真公 白山比咩大神を祀っている。
福井県
- 黒龍神社(福井県福井市) - 御祭神は男大迹天皇 高龗大神 闇龗大神を祀っている。由緒は雄略天皇21年(477年)、男大迹天皇(おおとのすめらみこと:後の継体天皇)が、越前国の日野、足羽、黒龍の三大河川の治水大工事を行われ、越前平野を拓かれた際に、北陸随一の大河である黒龍川(後の九頭竜川)の守護と国家鎮護産業興隆を祈願、高龗大神と闇龗大神の御二柱の御霊を高尾村黒龍村毛矢の社に創祀。この儀により、黒龍大明神の信仰が連綿と現在まで受け継がれている。また、高龗大神(黒龍大明神)は、天地の初めから国土を守護してきた四方位を象徴する四柱の神々「四大明神」の一柱を祀るものとした。四大明神とは、東の常陸国に鹿島大明神、南の紀伊国に熊野大権現、西の安芸国に厳島大明神、そして、北の越前国に黒龍大明神として祀られてきたとある
- 毛谷黒龍神社(福井県福井市毛矢) - 御祭神は高龗神 闇龗神 男大迹天皇を祀る。相殿にて聖徳太子 兼務社二十三社分霊を祀っている。由緒には、男大迹王越前國御在住の時、地の理に随ひ越前国の日野、足羽、黒龍の三大河の治水工事をされ越前平野を拓かれた際に、北陸随一の大河であった黒龍川(九頭竜川)の守護と国土安穏、万民守護のため高屋郷黒龍村(舟橋)毛谷の杜に高龗神たかおがみ、闇龗神くらおがみの二柱の御霊を祀る「毛谷神社」を御創建とある
- 貴船八幡神社(福井県あわら市橋屋) - 御祭神は譽田別尊・高龗神・闇龗神を祀る。
- 加茂神社(福井県大飯郡おおい町) - 御祭神は別雷神・泰山府君・善積河上大神・天御中主命・闇龗神を祀っている。
山梨県
長野県
- 大室神社(長野県小諸市諸窪屋敷) - 御祭神は高寵神(たかおかみのかみ)闇寵神(くらおかみのかみ)大物主大神(おおものぬしのおおかみ)豊受大神(とようけのおおかみ)を祀っている。
- 山下神社(長野県大町市社字北野) - 御祭神は菅原道真 闇龗神 金山彦命 木花開耶姫命を祀っている
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
- 大瀧神社(犬上郡多賀町富之尾) - 高龗神・闇龗神が祀られる。本殿は寛永15年(1638年)徳川家光公により修復
- 滝壺神社(大津市仰木町) - 主祭神は闇龗大神
- 小椋神社(大津市仰木) - 田所神社ともいう。主祭神は闇淤加美神。他にも大宮神社(伊邪那美神)、若宮神社(稚日女神)・今宮神社(大穴持神)・新宮神社(少彦名神)を祀っている
京都府
- 貴船神社(京都市左京区鞍馬貴船町) - 奥宮の祭神
- 柊野貴船神社(京都府京都市北区上賀茂西後藤町) - 高龗神・闇龗神を祀る
大阪府
兵庫県
- 洲本八幡神社(兵庫県洲本市山手) - 祭神は誉田別尊。また神功皇后・比咩神・闇龗神を配祀している。境内には洲本ハ狸にして日本三名狸である柴右衛門大明神(芝居の神、商売繁昌)を祀る社がある
- 賀茂神社(兵庫県淡路市生穂) - ご祭神は賀茂大神(賀茂別雷神・賀茂建角身神) 春日大神(武甕槌神・経津主神・天児屋根神・比売神) 貴船大神(高龗神・闇龗神) 白鬚大神(猿田彦神)。
- 富嶋神社(兵庫県たつの市御津町) - 御祭神は八幡宮にて品佗和気命 息長足媛命 玉依姫命を祀り、貴船宮にて高龗神 闇龗神 美津波女神を祀る。
高龗神として祀っている神社
奈良県
- 丹生川上神社下社(奈良県吉野郡下市町長谷) - 御祭神は闇龗神をお祀りする。
- 杵築神社(奈良県大和高田市蔵之宮町) - 御祭神は素戔嗚命(須佐之男命)を祀る。稲田姫 闇雷龍神を相せ祀り、五穀豊穣を祈ったことから蔵之宮と言われたとある
高龗神として祀っている神社
和歌山県
岡山県
- 貴布禰神社(津山市桑上) - 高龗神・闇龗神を主祭神とし8柱の神々を祀る。境内の奥御前神社(狼様)が有名
- 八幡神社(倉敷市上東) - 品陀和氣命・宇遲和紀郎命・衝立船戸神・道反大神・高龗大神・闇龗大神を祀る
- 長尾神社(倉敷市玉島長尾)
- 七神社(倉敷市玉島黒崎) - 大己貴命・菅原神・高龗神・素盞嗚尊・闇龗神・建御名方命・事代主命・土祖命を祀る
- 黒丸神社(井原市芳井町吉井) - 祭神は闇淤加美神・闇御津羽神。隣には天満宮が連なり、菅原道真公をお祀りする
- 木野山神社奥宮(高梁市津川町今津) - 末社にて、高龗神・闇龗神を「狼さま」として祀られる
- 立河神社(岡山市東区草ケ部) - 高龗神・闇龗神・罔象女神を祀っている
- 豊國神社(美作市北山) - 高淤迦美神・闇淤迦美神・水分神を祀る。参勤交代の各大名が道中安全を祈願した神社
- 八幡神社(勝田郡勝央町豊久田) - 譽田別命・高龗神・闇龗神を祀る
高龗神として祀っている神社
- 稲荷神社(岡山市東区水門) - 高龗神・倉稲魂命・瓊々杵命が祀られている
- 高龗神社(笠岡市笠岡) - 高龗神などがお祀りされている
- 旭神社(美作市鯰) - 八幡大神・天照大神・大國主命・高オカミ命・大山咋命がお祀りされている
- 梶並神社(岡山県美作市梶並) - 高龗神(主神)・経津主神・武甕槌神・誉田別命・息長帯比売命などを祀る
- 大佐々神社(津山市大篠) - 月讀命・高龗神・大己貴命・伊邪那岐神など9柱の神々をお祀りしている
- 高龗神社(美作市尾谷) - 高龗神がお祀りされている
- 貴船神社(瀬戸内市邑久町山田庄) - 高龗神(伊邪那岐神の御子神)として祀る。隠れたる花の名所としても知られる
- 阿口神社(真庭市阿口) - 高龗神・金山彦命・譽田別命・軻遇突智命・稻倉魂神を祀る。神社の通称名は「龍王様」
- 貴布祢神社(小田郡矢掛町江良) - 雷神・大山祇神・高龗神をお祀りしている
- 大元八幡神社(高梁市成羽町成羽) - 合祀
- 東豊野神社(加賀郡吉備中央町豊野)
- 八幡神社(真庭市鹿田)
- 阿智神社(岡山県倉敷市本町) - 摂末社の荒神社にて素戔嗚尊(すさのをのみこと)宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)高龗神(たかおかみのかみ)闇龗神(くらおかみのかみ)が祀られている。
鳥取県
由緒には創立年代不詳。中、近世は西の日天王と称された。曳田村、天神原村の氏神である。『延喜式』神名帳に「賣沼神社」として記載していることから、元禄期(1700頃)より賣沼神社とも併称する。『因幡誌』には「西の日天王当社は八上姫の霊神也。大己貴命の八十神と兄弟各稲羽八上姫を婚らんとて、出雲国より来たり玉ふ。大己貴命は従者となりて袋を負ひ玉ひしが、つひに八上姫と婚し玉ふ事、旧古二記に委しく見ゑたり。(中略)国中大小の神社多ありと雖神書に其神源を明記せるは当社の外未だこれを聞かず。あがむべし。国中最初の神廟なり。」という記述がある。明治元年(1868)に原山の熊野権現(伊弉冉尊)、上土居の稲荷大明神(保食神)、引野山の諏訪大明神(建御名方神)、下土居の貴布禰大明神(高龗神外一神)の四社を合祀した。当社の南側を流れる曳田川対岸の梁瀬山の中腹にある前方後円墳は八上姫の神跡と言われているとある。
- 貴布禰神社(鳥取県米子市車尾) - 御祭神は闇龗神 高龗神 船玉神 誉田別命 宇賀魂神 天照皇大御神 道真公 大歳神 大己貴命を祀っている。
由緒には創立年代不詳。鎌倉時代初期、深田家初代信輝らが濱中の里(車尾の旧俗称)を開拓した頃とされる。米子市車尾、皆生、上福原、中島四ヶ町村の総産土神として崇敬された。 700年近い歴史の中には、車尾の地に縁深い後醍醐天皇、瓊子内親王父子の悲哀御歌、伝説等もある。戦国時代以降は久代氏、松平氏をはじめ、因伯太守池田氏の武運長久祈願所として崇敬を集める。日野川氾濫の災害もあり、明和3年(1766)3月に現社地に奉遷した。この時京都鞍馬の貴船大神の御分霊を奉戴、天神(道真公)と合祭して貴布禰大明神と改称した。明治初年に誉田別命以下の諸神(摂・末社)を合祀して貴布禰神社と改称した。元弘2年(1332)、後醍醐天皇が当地方の豪族深田家に御駐泊された時、当神社に参拝し隠岐国御遷幸の武運長久を祈願。御鞍を敷かれ、しばし休息されたことから、鞍敷神社と改称したという伝承がある。祭神「クラオカミ」に音が通じるが、沿革不詳である。
- 貴布禰神社(鳥取県米子市一部) - 御祭神は高龗命 闇龗命 天照大日孁尊を祀る
島根県
広島県
- 臼山八幡神社(広島市佐伯区五日市町大字石内) - 祭神は帯仲津碑彦命・息長帯姫命・品陀和気命。相殿にて伊弉諾命・伊弉册命・素盞嗚命・櫛稲田姫命・闇龗神・大年神を祀る
- 湯之山明神社(広島市佐伯区湯来町大字和田) - 祭神は少彦名命・大己貴命・闇龗命・闇罔象命・闇山祇命。境内には文化財の広島県史跡湯ノ山旧湯治場があり、湯之山明神社の本殿と拝殿は広島藩主浅野吉長公が寛延三年(1750年)に再建または新しく創建したもの
- 貴布祢神社(呉市豊浜町大字豊島) - 祭神は闇龗神・市杵島姫命をお祀りしている
高龗神として祀っている神社
山口県
- 古熊神社(山口市古熊) - 主祭神は菅原道真。境内社にて藤森稲荷神社(倉稲魂神・事代主神・住吉神)、三森神社(大歳神・高龗神・闇龗神・柿本神)、金刀比羅神社(大歳神・大山祇神)、水神さま(罔象女神)、眼力さま(眼力神)を祀っている
- 貴布祢神社(周南市粭島) - 高龗神・闇龗神が祀られる
- 貴布禰恵比須神社(長門市油谷後畑字小迫) - 高龗神・闇龗神・罔象女神・事代主神が祀られる
- 貴船神社(下関市大字前田) - 御祭神は高龗神 闇龗神 保食神を祀る。由緒は、平家の大将平知盛が京都の貴船神社より御分霊を前田の地に祀ったことを起源とし、後世毛利藩主の名により火の山中腹を霊地と定めこの地に祀られた。以来毛利藩主を始め前田村民の尊宗篤く、氏子協力して社を守護し、前田1・2丁目の地域の氏神様として信仰され現在に至るとある
高龗神として祀っている神社
- 石城神社(光市大字塩田) - 大山祇神・雷神・高龗神を祀る。
徳島県
香川県
- 伊勢朝日山本宮(香川県三豊市高瀬町下麻) - 主神は天照坐皇大御神・神武参剣大王太志命比古乃命御剣乃大神を祀り、龍王祠にて高龗神・闇龗神・天久比奢持神・國久比奢持神・天水分神・國水分神・闇水波女神・大山祇神を祀る。さらには聖徳太子、弘法大師、智証大師、厄除けの大神等、天之八衢大神を奉っている。朝日山は「アセビ山」と呼ばれ、神遊ぶ処の霊山として崇め奉られてきたという。
- 雨之宮神社(三豊市財田町財田中) - 御祭神は高龗神・闇龗神・天水分神を祀っている[23]。
- 雨之宮神社(観音寺市大野原町丸井) - 祭神は天照皇大神・高龗神・闇龗神。大物主神・大山祇命・魂之祖命・天目一乃命・猿田彦命・応神天皇を合祀している[24]。
- 尾瀬神社(仲多度郡まんのう町七箇) - 祭神は水波能売命・高龗神・闇龗神・埴山比売命・火産霊命・久久能智命・金山比古命の七柱を祀っている[25]。
- 雲気神社(善通寺市弘田町) - 祭神は豊受大神・大龍神・大雷神を祀るが、高龗神・闇龗神や天御中主神なども祀る[26]
愛媛県
高知県
- 七ツ淵神社(高知市七ツ淵 ) - 祭神は市杵島比賣命・闇龗神をお祀りしている
- 荒倉神社(高知市春野町弘岡中) - 御祭神は天闇龗大神。合殿神社二社にて春日大社系(天児屋根命・武甕槌神・経津主神)と諏訪大社系(建御名方神)をお祀りしている。
- 闇龗神社(土佐市谷地) - 闇靇神を祀っている
- 闇龗神社(吾川郡仁淀川町大蕨)
高龗神として祀っている神社
福岡県
- 光岡八幡宮(福岡県宗像市光岡) - 神功皇后・誉田天皇・武内大臣・闇龗神・市杵島姫命・素盞嗚尊を祀る[28]
- 劔神社(福岡県直方市下新入) - 伊弉諾命・日本武尊・石折神・根折神・石筒之男神・闇御津羽神・闇於加美神など11柱祀る
- 天岩戸 戸明神社(福岡県北九州市若松区) - 主祭神は天手力雄大神と天児屋根大神を祀る。相殿神にて事代主大神と素戔嗚大神と高龗神と闇龗神と御歳大神を祀る。境内末社として、稲荷社(豊受大神 宇迦之御魂神)と靖国社(氏子戦没者の英霊)と天満宮(菅原道真)を祀っている
- 剣神社(鞍手郡鞍手町) - 素盞嗚命・宮簀姫命・日本武尊・応神天皇・高龗神・闇龗神・宗像三女神を祀る。元禄八年に黒田綱政公により社殿改築[29]
- 六嶽神社(鞍手郡鞍手町室木) - 田心姫之神・湍津姫之神・市杵島姫之神を祀る。境内社の貴船社にて祀られる
- 貴船神社(鞍手郡鞍手町上木月) - 高龗神・闇龗神を祀っている
- 貴船神社(鞍手郡小竹町勝野) - 祭神は高龗神・闇龗神・素盞嗚尊・稲田姫命・脚摩乳命・手摩乳命・事代主神[30]
- 八所神社(宮若市) - 境内社にて祀られる
- 岡見神社(宮若市平) - 高丘見神・闇丘見神・伊弉諾命・伊弉冊命・大己貴命を祀る[31]
- 貴船神社(築上郡築上町上深野) - 闇御津羽神・闇龗神・高龗神を祀る[32]。国指定名勝である旧藏内邸のそば
- 貴船神社(築上郡上毛町宇野) - 高龗神・闇龗神・素戔嗚尊を祀る
- 浅木神社(遠賀郡遠賀町浅木) - 主祭神は日本武尊 応神天皇 素盞嗚尊。境内社にて天満神社(菅原道真)・稲荷神社(稲倉魂神)・萩尾神社(彦火々出見命)・恵比須神社(事代主命)・貴舩神社(高龗神・闇龗神)を祀る。飛鳥時代、斉明天皇の御世より鎮祭し奉ると伝えられている古社。日本武尊の伝承、大内家の尊崇、福岡藩主黒田光之公といった代々国主の御社参などが今に伝わっている[33]
- 貴船神社(遠賀郡遠賀町) - 高龗神・闇龗神を祀る
- 貴舩神社(遠賀郡岡垣町大字戸切) - 藤神社。伊弉諾尊・伊弉冊尊・高龗神・闇龗神を祀る
- 龍王神社(遠賀郡岡垣町戸切龍王) - 豊玉姫命・彌都波逎女神・高龗神・闇龗神・軻遇突智神・大山祇神を祀る
- 氏森神社(遠賀郡岡垣町山田) - 祭神は木花開耶姫命・高皇産霊命・神皇産霊命を祀る。境内社に宇賀之魂命・高龗神・闇龗神を祀る[34]。元禄8年黒田光之公の寄附があり、明治5年村社に列せられたとある。
- 大国主神社(遠賀郡岡垣町) - 大国主命・須佐之男命・室大神を祀る。 境内社貴船神社にて祀られる[35]
- 大年神社(遠賀郡岡垣町大字波津) - 大年大神・須佐之男命・海童神を祀る。境内社恵美須神社にて事代主神・高龗神・闇龗神を祀り、境内社大旗神社では國常立尊を祀っている
- 大原神社(遠賀郡岡垣町大字原) - 國常立命・武甕槌命・經津主命・武速須佐男神・市杵島姫命を祀る。境内社恵美須神社に事代主神・高龗神・暗龗神を祀る。慶長17年に黒田筑前守長政が建立
- 古賀神社(古賀市駅東) - 御祭神は大日孁神 素盞嗚神 埴安神 高龗神 闇龗神 大山咋神が祀られている。
佐賀県
- 松原河童社(境内社。佐賀市松原) - 水分神・弥都波能売神・闇淤加美神の水神三柱を祀る。
- 黒髪神社(佐賀県武雄市山内町大字宮野) - 御祭神は闇淤加美(闇龗)神・伊奘冉尊・速玉男命・事解男命を祀っている。上宮摂社にて白山神社(伊奘諾尊)、下宮相殿にて菅原道真公命・今山鎮守神、末社・境内祠にて多賀宮、諸龍宮、聖徳社、天照大神宮、金比羅宮等を祀る。[36]
長崎県
- 闇龗神社(壱岐市石田町久喜触) - 闇龗神・闇罔象神・闇山祇神を祀る
熊本県
- 六嘉神社(上益城郡嘉島町下六嘉) - 主祭神は健磐龍命・阿蘇都姫命・国龍大神・比咩御子神・彦御子神・若比咩神・新彦神・新比咩神・若彦神・弥比咩神・国造速瓶玉命・神渟名川耳神。配祀神として高龗神・闇龗神の他十柱が祀られている[37]
大分県
- 貴船神社(宇佐市上田) - 高龗神・闇龗神・水波能咩命が祀られる
宮崎県
- 祇園神社(西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡) - 主祭神は曽男神(素戔嗚大神)とし他10柱を合祀する。摂社の古我牟礼神社にて闇龗神を「冠八面大明神」として祀っている。祇園神社由緒碑文に「五十五代文徳天皇の天安元年曽男神に正五位並びに冠八面大明神(闇龗神)に正五位下の神階奉授の古い神社(文徳実録巻九より)」とある
鹿児島県
- 天乞神社(薩摩川内市永利町) - 天水分神・国水分神・天久比奢母知神・国久比奢母知神・高龗神・闇龗神を祀る