羅貫中の小説『三国志演義』でも、潘璋配下の部将として登場。関羽及びその愛馬の赤兎馬を捕らえる功を挙げる。その功を称えられ、孫権から赤兎馬を賜るものの、赤兎馬は秣を食べずに死んでしまう(第77回)[2]。
義弟の関羽を殺された復讐に燃える蜀漢の劉備は、孫権の呉へと侵攻(夷陵の戦い)。馬忠は引き続き、潘璋配下として従軍する。蜀将の黄忠が潘璋を深追いしてくると、その肩に矢を射当て、戦死へと至らしめた。関羽の遺子の関興が潘璋を殺害した後、馬忠は、潘璋の首級を得た関興と遭遇。主の仇を取らんと襲いかかるが、乱戦の末に取り逃がす。
その夜、蜀から呉に降っていた糜芳・傅士仁が馬忠を暗殺。その首級を持って劉備の前に現れ、命乞いをするが、関羽を見捨てて呉に降っていた彼らもまた許されず、処刑される(第83回)[3]。