高遠るい
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PNは「尊敬する人(高取ヒデアキ、遠藤正明)から一文字ずつ」と、野球好きな母親が自身につけようとしてやめた「塁」から[2][3]。
20歳前後のころに集英社の『週刊少年ジャンプ』に持ち込みをするも酷評され、自分の作風ではメジャーには簡単に受け入れられないことを痛感する。のちに大学内で同人ゲーム作家と知り合い、その絵を描く手伝いをする中で編集プロダクションにツテができ、ゲームのアンソロジー漫画が採用され、改めて漫画家としてデビューすることとなった[1]。初期には同人漫画家として、同人誌や商業アンソロジーの活動を経て、2003年にはアンソロジーを出版していた一迅社の『コミックZERO-SUM増刊WARD』(のちに『月刊ComicREX』に移籍)における初の長編連載『CYNTHIA_THE_MISSION』で本格的にオリジナル商業漫画に進出する。それ以降、WEB、雑誌、描きおろしなどで短編読み切り、ゲームや小説のコミカライズなど多岐にわたる仕事をこなしつつ、2007年から『チャンピオンRED』(秋田書店)にて『ミカるんX』や『デビルマンG』を長期連載し、『ボイス坂』では漫画だけでなく小説版およびその挿絵(イラスト)も手掛けた。
2020年、『はぐれアイドル地獄変』が実写映画化[4]。
2022年7月11日、家庭の事情により漫画家を休業することを発表した[5][6]。その後復帰し、2024年3月15日配信の『漫画ゴラクスペシャル』44号から『はぐれアイドル地獄変』の連載を再開している[7]。
人物・作風
美少女と劇画に通じる格闘アクションの描写を中心とした作風で、影響を受けた漫画家に池上遼一、板垣恵介、中平正彦、水穂しゅうし、猿渡哲也[2]、個別の作品では『聖闘士星矢』(車田正美)、『魁!!男塾』(宮下あきら)、『パタリロ!』(魔夜峰央)など[1]を挙げている。
代表作のひとつ『ミカるんX』に見られるように、特撮ヒーローや怪獣映画に拘りがある。また、『ミカるんX』や短編「マイクロブラックガール」の自身による作品解説では、小松左京のSF小説からの強い影響も語っている。
各作品の各話タイトルは、アニメ・特撮ソングや声優ソングのタイトルから取ったものが多い。趣味のカラオケ音源をニコニコ動画にアップしていたこともあった。