黒の舟唄
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元々は野坂昭如が1971年に発表した「マリリン・モンロー・ノー・リターン」のB面曲であったが、1974年にAB面逆に発表した。
桜井順はCMで作詞することもあったのだが、その場合には”作詞・作曲 桜井順”と表記していた。ところが、野坂の歌に関してだけ「能吉利人」の名を使っていたのは、ソングライティングの方法に由来するという[1]。この「能吉利人」は、能は中国の古い時代の禅宗では肯定=イエスを意味するから、イエス・キリストのもじりではないかと、三木鶏郎が設立した「冗談工房」で、桜井の元同僚・二木紘三は推測している[2]。
いつも野坂のそばで言動や行動を見ながら、桜井は面白そうなものを歌にしていく方法をとっていた。それは野坂の中にあるものを感じて曲を作るということなので、結果としてはひとりで作詞と作曲をしているが、「ふたりでひとりのシンガー・ソングライター」だったという[1]。
この曲で桜井は、1974年の第七回日本作詞大賞で特別賞を受賞している[3]。
2013年には、泉谷しげるが大竹しのぶのデュエットで発表後、2013年9月14日放送NHK総合『SONGS』、12月30日『第55回日本レコード大賞』でも歌唱されたが、高い評価を得た[4]。