黒の舟唄

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B面 マリリン・モンロー・ノー・リターン
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • CD-240
時間
「黒の舟唄」
野坂昭如シングル
B面 マリリン・モンロー・ノー・リターン
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • CD-240
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞 能吉利人
作曲 桜井順
野坂昭如 シングル 年表
  • 黒の舟唄
  • (1974年 (1974)
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黒の舟唄』(くろのふなうた)は、1971年に発表した野坂昭如の歌である。

元々は野坂昭如が1971年に発表した「マリリン・モンロー・ノー・リターン」のB面曲であったが、1974年にAB面逆に発表した。

桜井順はCMで作詞することもあったのだが、その場合には”作詞・作曲 桜井順”と表記していた。ところが、野坂の歌に関してだけ「能吉利人」の名を使っていたのは、ソングライティングの方法に由来するという[1]。この「能吉利人」は、能は中国の古い時代の禅宗では肯定=イエスを意味するから、イエス・キリストのもじりではないかと、三木鶏郎が設立した「冗談工房」で、桜井の元同僚・二木紘三は推測している[2]

いつも野坂のそばで言動や行動を見ながら、桜井は面白そうなものを歌にしていく方法をとっていた。それは野坂の中にあるものを感じて曲を作るということなので、結果としてはひとりで作詞と作曲をしているが、「ふたりでひとりのシンガー・ソングライター」だったという[1]

この曲で桜井は、1974年の第七回日本作詞大賞で特別賞を受賞している[3]

後に加藤登紀子長谷川きよしにもカバーされるなどした。

2013年には、泉谷しげる大竹しのぶのデュエットで発表後、2013年9月14日放送NHK総合SONGS』、12月30日『第55回日本レコード大賞』でも歌唱されたが、高い評価を得た[4]

評価

作家の久世光彦はエッセイの中で、こう書いている[1]

はじめて聴いて、(「マリリン・モンロー・ノー・リターン」は)嫌な歌だと思った。野坂昭如さんが歌っていたからかもしれない。陰気な声だった。始終よろけ気味の歌い方も苛立つ。いやに素っ気ないかと思うと、急に思い入れたり、かと思えば、もうどうでもいいといった風に投げやりになったりする。「黒の舟唄」の方は、いかにも野坂さんらしい発想である。唄の成立に野坂昭如の<暴力>が感じられる。――ここで私は、ふと考える。嫌な歌だと眉を顰めながら、どうして胸に引っ掛かるのだろう。鈍い痛みに私は小さく呻く。それは深爪のようなものだ。

収録曲

作詞:能吉利人、作曲・編曲:桜井順

SIDE A

  1. 黒の舟唄   (3:48)

SIDE B

  1. マリリン・モンロー・ノー・リターン   (3:43)
「黒の舟唄」
長谷川きよしシングル
B面 心中日本
リリース
規格
  • 7インチレコード
  • FX-1
時間
レーベル 日本フォノグラム
長谷川きよし シングル 年表
  • 黒の舟唄
  • (1975年 (1975)
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長谷川きよし版

カバー

脚注

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