黒石温泉郷
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黒石温泉郷(くろいしおんせんきょう)は、青森県津軽地方の浅瀬石川流域に位置する温泉群(温泉郷)である。1958年(昭和33年)に黒石温泉郷県立自然公園に指定されている[1]。
昭和期には浅瀬石川沿い、約25 kmの範囲に温湯温泉、板留温泉、落合温泉、二庄内温泉、沖浦温泉、温川温泉という6つの温泉場があり、さらに川沿いから外れた青荷、要目、切明、古蔵を合わせて黒石温泉郷十湯と呼ばれていた[2]。このうち二庄内と沖浦は浅瀬石川ダムの建設により水没して現在に至る[3]。温湯、板留は江戸時代以前からの歴史がある[3]。
浅瀬石川沿いの温泉は、古くから湯治場として栄えた場所であり、各温泉には共同浴場が存在しており地元の生活に温泉が密接に関わっている。但し、板留温泉の共同浴場は2004年に取り壊された。
こけしの産地であり、津軽こけし館や津軽伝承工芸館があるほか、紅葉の名所・中野もみじ山がある。
1954年の合併で山形村が黒石市となるまでは、山形温泉郷と呼ばれていた[3]。1962年からは市を中心に、黒石温泉郷に代わって西十和田温泉郷の呼称を用いる動きがあったが、県立自然公園の名称は黒石温泉郷であり、国鉄の周遊地指定でも黒石温泉郷の名称が用いられたことから、1976年には再び黒石温泉郷に呼称が統一された[4][5]。
