(532037) チミニガグア
小惑星
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(532037) チミニガグアとは、エリスなどと同様の散乱円盤天体に属する太陽系外縁天体の二重小惑星である[7]。この発見は2014年3月31日に発表された[2]。絶対等級(H)は3.09等級である[3]。チミニガグアは直径が約 740 kmで、直径が約 190 km の衛星が存在している。9番目に明るい既知の太陽系外縁天体として知られている[8]。
| (532037) チミニガグア Chiminigagua | |
|---|---|
| 仮符号・別名 | 2013 FY27 |
| 小惑星番号 | 532037 |
| 見かけの等級 (mv) | 22.1 |
| 分類 | 太陽系外縁天体(TNO)[1] 散乱円盤天体(SDO)[1] |
| 発見 | |
| 発見日 | 2013年3月17日[2] (2014年3月31日に公表)[2] |
| 発見者 | スコット・S・シェパード チャドウィック・トルヒージョ |
| 発見方法 | 直接観測 |
| 軌道要素と性質 元期:TDB 2460800.5(2025年5月5.0日)[3] | |
| 軌道の種類 | 楕円軌道 |
| 軌道長半径 (a) | 58.777 au[3] |
| 近日点距離 (q) | 35.674 au[3] |
| 遠日点距離 (Q) | 81.880 au[3] |
| 離心率 (e) | 0.393[3] |
| 公転周期 (P) | 164592.553 日[3] (450.630 年[3]) |
| 軌道傾斜角 (i) | 33.184°[3] |
| 近日点引数 (ω) | 139.586°[3] |
| 昇交点黄経 (Ω) | 187.002°[3] |
| 平均近点角 (M) | 217.511°[3] |
| 次回近日点通過 | TDB 2525946.636[3] (2203年9月16日 |
| 衛星の数 | 1[4][5][6] |
| 物理的性質 | |
| 平均直径 | 765+80 −85 km(有効径)[4] 742+78 −83 km(主星)[注釈 1][4] |
| スペクトル分類 | V–R = 0.56±0.03[4] R–I = 0.52±0.03[4] |
| 絶対等級 (H) | 3.09[3] 3.15±0.03(Sheppard らによる)[4] |
| アルベド(反射能) | 0.170+0.045 −0.030[4] |
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軌道
特性
チミニガグアは直径が約 740 km で、中型と大型の規模の間に位置する太陽系外縁天体である。アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計とマゼラン望遠鏡による観測で、アルベドは0.17であり、赤い色をしていることが判明した。チミニガグアは赤い色を帯びている特に大型の太陽系外縁天体の1つである。800 km を超える赤い太陽系外縁天体が少ないことにつながる物理的プロセスはまだよく理解されていない。
チミニガグアは数時間から数日にかけて0.06等級未満の変光しか起こしておらず、これは自転周期が非常に長いか、形状がほぼ回転楕円体であるか、回転軸が地球の方向へ向いていることを示している[4]。
ブラウンは衛星が発見される前に、チミニガグアのサイズが大きいため、準惑星である可能性が非常に高いと推定していた[9]。ただし、Grundyらはチミニガグアは直径が 1000 km 未満、アルベドが約 0.2 未満、密度が約 1.2 g/cm3 であると計算している。物理的構造はある程度は多孔質である可能性がある[10]。
衛星

2018年1月に行われたハッブル宇宙望遠鏡の観測により、スコット・S・シェパードはチミニガグアから0.17秒角離れた衛星を発見した。衛星はチミニガグアより 3.0 ± 0.2 等級暗い。この発見は2018年8月10日に公表された[11]。チミニガグアと衛星のアルベドが等しいと仮定すると、サイズはそれぞれチミニガグアが約 740 km 、衛星が約 190 km となる[4]。衛星の軌道を決定するために、2018年5月から7月の間にフォローアップ観測が行われたが[5]、それらの観測の結果は未だ公表されていない。軌道が判明すれば、チミニガグアと衛星の質量と密度を決定することが可能となる。
