2026年スーパーラグビー・パシフィック
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| 2026年 スーパーラグビー・パシフィック | |
|---|---|
| 国 |
太平洋諸島 |
| チーム数 | 11 |
| 日程 | 2026年2月13日 - 6月20日 |
| 試合数 | 83 |
| 公式ウェブサイト | |
|
super | |

2026年スーパーラグビー・パシフィック(2026 Super Rugby Pacific)は、SANZAARが主催するスーパーラグビー31シーズン目のラグビーユニオン大会である。2026年2月13日から6月20日まで開催される。
オーストラリア協会から4チーム、ニュージーランド協会から5チーム、フィジー協会から1チーム、太平洋諸島諸国(フィジー、サモア、トンガ、クック諸島など)の選手とニュージーランドやオーストラリア生まれの太平洋諸島系選手からなる1チームの、計11チームで競う。
レギュラーシーズン(全16節)では、前シーズン(2025年)と同様に、11チームが総当たり戦形式で、各チームが14試合(ホーム7試合、アウェー7試合)で競う。4チームとは2回対戦し、6チームとは1回対戦する。
レギュラーシーズン第11節(2026年4月24日 - 26日)の3日間は「スーパーラウンド」となる。ニュージーランドのクライストチャーチに完成したワン・ニュージーランド・スタジアムに10チームが集まり、5試合を行う[1][2]。2011年2月22日に発生したカンタベリー地震で被害を受け、2019年に解体されたランキャスター・パークの跡地に、ワン・ニュージーランド・スタジアムが建設された。クライストチャーチ中央復興計画の1つである。
ファイナルシリーズには、レギュラーシーズンの上位6チームが決勝トーナメントに進出。1位対6位、2位対5位、3位対4位の対戦が行われる。その勝者3チームと、敗者のうちもっとも戦績が良い1チームが、準決勝に進む。前年のような敗者3チームによる抽選は行わない[3]。
レギュラーシーズンの試合終了時のスコアが同点の場合、最大10分間の延長戦「スーパーポイント」を行う。いわゆるサドンデス方式で、最初に得点したチームが勝利となる。延長中にどちらも得点しなかった場合は、引き分けとする[4]。
日本選手の加入
- 東芝ブレイブルーパス東京のワーナー・ディアンズ(LO)は、1年かぎりの移籍で2025年12月からハリケーンズに加入[5][6][7][8]。
- 元東芝ブレイブルーパス東京の原田衛(HO)が、モアナ・パシフィカに加入[9][6]。
- ワーナー・ディアンズ、原田衛は、2026年2月20日第2節「ハリケーンズ対モアナ・パシフィカ戦」で、スーパーラグビーデビューを果たした[6][10][11]。
モアナ・パシフィカの撤退・解散
ルール変更
2026年2月、シーズン開始直前に、スーパーラグビー・パシフィック独自のルール改正を行った。以下のように、TMOの権限やスクラムの機会を縮小して試合の中断を減らし、簡素化してプレー時間を長くし、観客離れを防ぐことを目的とする[14][15]。
- ペナルティトライを与える際に、イエローカードまたはレッドカードを提示することを義務づけない。
- 偶発的なオフサイドや、ラックからのプレー遅延については、スクラムではなくフリーキックとする。
- 「ユーズ・イット」とコールした後のラックには、ボールを保持しているチームの選手はラックに参加できない。
- 50:22 のキックを行う前に、ボールを自陣に戻すことを許可する。
- タッチラインと平行に走る2メートルのチャンネル内であれば、マークの両側1メートル以内、またはマークの後ろのどの場所でもクイックタップを行うことができる。
- テレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)によるレフリーへの介入は、レフリーが重大な反則行為(イエローカードレベル以上)またはトライにつながる明白な違反を見逃した場合のみとする。それ以外のTMOは、レフリーからの問いかけのみとする。これにより、レフリーの権限が強化され、ゲーム中断が減る。
ルール変更への批判
ニュースサイト「プラネット・ラグビー(Planet Rugby)」は、偶発的なオフサイドによるスクラムの廃止や、50:22ルールの変更については、反対の立場を表明。スクラムを軽視しキックを多用することは、伝統的なラグビーのスタイルから離れると警告した[16]。
フランスの元国際レフリーのマシュー・ライナルも「スーパーラグビーは、スピードにこだわりすぎて観客を惹きつけていない」と批判した[17]。
出来事
- 2026年2月14日第1節「ブルーズ対チーフス戦」前半32分に、チーフスのLOトゥポウ・ヴァアイがゴール直前のラックを飛び越えたトライを行った。ブルーズ側から抗議があったものの、トライは認められた[18][19]。トライ後のコンバージョンは失敗[20]。レフリーはベン・オキーフが担当し、19-15でチーフスが勝利した[18][19]。二日後の2月16日、スーパーラグビー・パシフィックは、許される「ダイブフォワード」ではなく、タックルを避けるために飛び越えて地面を離れた「危険なプレー」(「Clarification 3-2022」で明文化されている)であり、トライは認められるべきではなかったと声明を出した[21][22]。
- 2026年3月20日第6節「ブランビーズ対チーフス戦」に、ブランビーズの左PRジェイムス・スリッパー(36歳286日)がスーパーラグビー203回目の出場となり、ワイアット・クロケットが持つ202回を超え、スーパーラグビー史上最多出場記録を更新した[23][24]。
チーム
「前回順位」はレギュラーシーズンの順位で、「優勝」「準優勝」はプレーオフによる前回の最終結果。
| 協会 | チーム名 | 前回順位 | 参加年 | 本拠地 | ホームスタジアム |
|---|---|---|---|---|---|
| ニュージーランド協会 | チーフス | 1(準優勝) | 1996 | FMGスタジアム・ワイカト | |
| クルセイダーズ | 2(優勝) | 1996 | アポロ・プロジェクツ・スタジアム ワン・ニュージーランド・スタジアム | ||
| ハリケーンズ | 4 | 1996 | スカイ・スタジアム マクリーン・パーク | ||
| ブルーズ | 6 | 1996 | イーデン・パーク | ||
| ハイランダーズ | 11 | 1996 | フォーサイス・バー・スタジアム | ||
| オーストラリア協会 | ブランビーズ | 3 | 1996 | GIOスタジアム・キャンベラ | |
| レッズ | 5 | 1996 | サンコープ・スタジアム | ||
| ワラターズ | 8 | 1996 | アリアンツ・スタジアム | ||
| ウェスタン・フォース | 9 | 2006 | HBFパーク HIFヘルス・インシュランス・オーバル | ||
| 太平洋諸島を ルーツとする選手 |
モアナ・パシフィカ | 7 | 2022 | ノース・ハーバー・スタジアム トゥファイバ・スポーツスタジアム | |
| フィジー協会 | フィジアン・ドゥルア | 10 | 2022 | チャーチル・パーク 4Rエレクトリカル・ゴヴァインド・パーク HFCバンクスタジアム | |
順位表
2026年4月19日現在(全16節・第10節終了時点)。出典:[25] 上位6チームがファイナルシリーズ(プレーオフ)へ進出できる。
| 順位 | チーム | 前年順位 | 勝敗 | 得点 | トライ | ボーナス ポイント (BP) |
勝ち点(BPを含む) | プレーオフ
(ファイナルシリーズ) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試合数 | 勝 | 分け | 負 | 得点 | 失点 | 得失点差 | トライ | 被トライ | 3トライ差以上で勝利 | 7点差以内の負け | |||||
| 1 | 1(準優勝) | 9 | 7 | 0 | 2 | 309 | 200 | 109 | 46 | 30 | 3 | 0 | 31 | ||
| 2 | 4 | 8 | 6 | 0 | 2 | 323 | 139 | 184 | 50 | 20 | 5 | 2 | 31 | ||
| 3 | 6 | 9 | 6 | 0 | 3 | 297 | 218 | 79 | 44 | 30 | 3 | 2 | 29 | ||
| 4 | 3 | 9 | 5 | 0 | 4 | 297 | 248 | 49 | 45 | 31 | 2 | 3 | 25 | ||
| 5 | 5 | 8 | 5 | 0 | 3 | 188 | 224 | -36 | 28 | 33 | 2 | 0 | 22 | ||
| 6 | 2(優勝) | 9 | 4 | 0 | 5 | 303 | 264 | 39 | 45 | 39 | 2 | 3 | 21 | ||
| 7 | 8 | 8 | 4 | 0 | 4 | 201 | 229 | -28 | 29 | 33 | 3 | 0 | 19 | ||
| 8 | 10 | 9 | 4 | 0 | 5 | 210 | 303 | -93 | 27 | 48 | 0 | 0 | 16 | ||
| 9 | 11 | 9 | 3 | 0 | 6 | 215 | 270 | -55 | 29 | 40 | 1 | 3 | 16 | ||
| 10 | 9 | 9 | 3 | 0 | 6 | 254 | 280 | -26 | 37 | 41 | 1 | 1 | 14 | ||
| 11 | 7 | 9 | 1 | 0 | 8 | 171 | 393 | -222 | 27 | 62 | 0 | 0 | 4 | 2026シーズンまでで撤退・解散 | |
レギュラーシーズン
2026年4月19日現在(全16節・第10節終了時点)。出典:[26][27] 青色 は、アウエー戦。太字は、勝利した試合。日付は、その節(Round)ごとの最初の日。全77試合(各チーム14試合を行う)。上位6チームがファイナルシリーズ(プレーオフ)へ進出する。
| 順位 | チーム | レギュラーシーズン(全16節) スコアと対戦相手 |
ファイナルシリーズ | |||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2/13 | 2/20 | 2/27 | 3/6 | 3/13 | 3/20 | 3/27 | 4/3 | 4/10 | 4/17 | 4/24 | 5/1 | 5/8 | 5/15 | 5/22 | 5/29 | 6/5 | 6/12 | 6/20 | ||
| R1 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6 | R7 | R8 | R9 | R10 | R11 | R12 | R13 | R14 | R15 | R16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||
| 1 | 15-19 チーフ |
42-32 ウェス |
27-30 ブラン |
29-13 クルセ |
43-7 モアナ |
35-20 ワラタ |
40-15 フィジ |
なし | 19-42 ハリケ |
47-40 ハイラ |
- レッズ |
- モアナ |
- クルセ |
- ハリケ |
なし | - チーフ |
||||
| 2 | なし | 52-10 モアナ |
20-25 フィジ |
59-19 ワラタ |
31-23 ウェス |
50-7 ハイラ |
52-14 レッズ |
なし | 42-19 ブルー |
17-22 チーフ |
- ブラン |
- クルセ |
- モアナ |
- ブルー |
- ハイラ |
- クルセ |
||||
| 3 | (前回1位、準優勝) |
19-15 ブルー |
26-23 ハイラ |
33-43 クルセ |
57-24 モアナ |
なし | 24-33 ブラン |
24-14 ウェス |
42-14 ワラタ |
62-17 モアナ |
22-17 ハリケ |
- フィジ |
なし | - レッズ |
- ハイラ |
- クルセ |
- ブルー |
|||
| 4 | 56-24 ウェス |
50-24 クルセ |
30-27 ブルー |
31-34 レッズ |
27-42 フィジ |
33-24 チーフ |
28-30 ワラタ |
なし | 14-10 ハイラ |
28-33 フィジ |
- ハリケ |
- レッズ |
- ウェス |
なし | - ワラタ |
- モアナ |
||||
| 5 | (前回2位、優勝) |
23-25 ハイラ |
24-50 ブラン |
43-33 チーフ |
13-29 ブルー |
29-18 ハイラ |
50-21 モアナ |
なし | 69-26 フィジ |
26-31 レッズ |
26-31 ウェス |
35-20 ワラタ |
- ハリケ |
- ブルー |
なし | - チーフ |
- ハリケ |
|||
| 6 | 12-36 ワラタ |
なし | 31-14 ハイラ |
34-31 ブラン |
26-17 ワラタ |
21-6 フィジ |
14-52 ハリケ |
19-42 ウェス |
31-26 クルセ |
なし | - ブルー |
- ブラン |
- チーフ |
- ウェス |
- モアナ |
- フィジ |
||||
| 7 | 25-23 クルセ |
23-26 チーフ |
14-31 レッズ |
39-31 ウェス |
18-29 クルセ |
7-50 ハリケ |
39-19 モアナ |
なし | 10-14 ブラン |
40-47 ブルー |
- モアナ |
- フィジ |
- ワラタ |
- チーフ |
- ハリケ |
なし | ||||
| 8 | 24-56 ブラン |
32-42 ブルー |
35-19 モアナ |
31-39 ハイラ |
23-31 ハリケ |
なし | 14-24 チーフ |
42-19 レッズ |
22-24 フィジ |
31-26 クルセ |
なし | - ワラタ |
- ブラン |
- レッズ |
- フィジ |
- ワラタ |
||||
| 9 | 36-12 レッズ |
36-13 フィジ |
なし | 19-59 ハリケ |
17-26 レッズ |
20-35 ブルー |
30-28 ブラン |
14-42 チーフ |
なし | 29-14 モアナ |
20-35 クルセ |
- ウェス |
- ハイラ |
- フィジ |
- ブラン |
- ウェス |
||||
| 10 | 26-40 モアナ |
13-36 ワラタ |
25-20 ハリケ |
なし | 42-27 ブラン |
6-21 レッズ |
15-40 ブルー |
26-69 クルセ |
24-22 ウェス |
33-28 ブラン |
- チーフ |
- ハイラ |
なし | - ワラタ |
- ウェス |
- レッズ |
||||
| 11 | 40-26 フィジ |
10-52 ハリケ |
19-35 ウェス |
24-57 チーフ |
7-43 ブルー |
21-50 クルセ |
19-39 ハイラ |
なし | 17-62 チーフ |
14-29 ワラタ |
- ハイラ |
- ブルー |
- ハリケ |
なし | - レッズ |
- ブラン |
||||
| 順位 | チーム | R1 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6 | R7 | R8 | R9 | R10 | R11 | R12 | R13 | R14 | R15 | R16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 |
| レポート | [28][29] | [30][31] | [32][33] | [34][35] | [36][37] [38] |
[39][23] | [40][8] | [41][42] [43] |
[44][45] | |||||||||||
ファイナルシリーズ
全6試合。2026年6月5日 - 20日
準々決勝
準々決勝は、順位表の上位6チームで、1位対6位、2位対5位、3位対4位の対戦を行う[19]。
| 2026年6月5日 |
v | |||
|---|---|---|---|---|
| 2026年6月5日 |
v | |||
|---|---|---|---|---|
| 2026年6月5日 |
v | |||
|---|---|---|---|---|
準決勝
| 2026年6月12日 |
v | |||
|---|---|---|---|---|
| 2026年6月12日 |
v | |||
|---|---|---|---|---|
決勝
| 2026年6月20日 |
v | |||
|---|---|---|---|---|
配信・放送
日本
- 配信:WOWOWオンデマンド - 全試合をLIVE配信(現地局の言語)[46]
各地域[47]
- Stan Sport - オーストラリア(全試合を配信)
- ナイン・ネットワーク - オーストラリア(毎週1試合を生放送)
- SKY Network Television - ニュージーランド
- SuperSport - アフリカ地区(サハラ以南と、隣接する島々)
- ESPN - 南アメリカ地区
- The Sports Network - カナダ
- スカイUK - イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、アイルランド
- Canal+ - フランス、モナコ、ルクセンブルク、フランス語圏スイス、アンドラ
- FloSports - アメリカ合衆国、北マリアナ諸島、グアム、プエルトリコ、アメリカ領ヴァージン諸島
- テレフォニカ - スペイン
- Sky Pacific - フィジー
- フィジー放送公社 - フィジー
- デジセル - 太平洋諸島(サモア、トンガなど)
- Premier Sports - 東南アジア
- Sky Italia - イタリア、バチカン市国、サンマリノ、スイス・ティチーノ州
- NZR+(配信) - 上記以外のヨーロッパ、中東諸国、インド、スリランカ、ロシア、中国