DeSmuME
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概要
特徴
途中セーブ[3]、画質を向上させるフィルタリング機能、マイクの使用、スクリーンショットや録音・録画、クロックアップなどの基本的機能を網羅している。他のエミュレータと比べて、動作が重いとも評される。
一方で、以下のような一部の機能には対応していない。
JITコンパイラもかつては、公式リリースには実装されておらず、派生版にのみ存在していたが、のちに独自の実装がおこわれた。
グラフィック
2023年現在の正式版には、より高い解像度でレンダリングするオプションがあり、テクスチャをフィルタリングして起動できるようになった。OpenGLを利用し、マルチサンプリングアンチエイリアス(MSAA)を動作させることで、ポリゴンとラインのエッジが滑らかになり、映像の揺れが少なくなるなど、高画質化することができる。また、さまざまな後処理シェーダーが備えられており、これを使うことで、ユーザーの好みに合わせて映像の補正が可能である[2][4]。
macOS版に限っては、Windows版に存在しない、マルチパス後処理シェーダー・フィルターにも対応している。
DeSmuME X432R
日本人開発者のyolky-nineが公開した、当時の正式版が備えていなかった、DS本体よりも高いレンダリング解像度へのアップスケーリングをサポートする派生版[5]。Windows版のみの提供。
X432Rの高画質化方法は、 他のエミュレータが採用している、描画自体を高画質化するタイプのものとは手段が異なり、 本来のDSの描画処理はそのまま内部的に行い、 その上から高画質化した3Dモデルを作りだして覆い被せて表現する、 といった珍しい処理を行っているため、高画質化にはある程度のスペックを要求される。
開発は2015年で停止している。
歴史
フランスの開発者、YopYop156氏により、YopYop DSの名前で開発が始まり、2005年12月に最初のバージョンが登場した[6]。
セカンドリリースからは名前を現在のものに改めた[7]。
フランスのエミュレーションに関する新法「DADVSI」[注 1][8]の影響によって、2006年1月のリリースを最後に、一度は開発を終了。バージョン0.3.3のソースコードが公開されたため、その後はセガサターンのエミュレータ「Yabuse」を開発していた別チームに開発が移行した。
別チームに移行して、同年12月にバージョン0.5.0がリリースされる[9][10]。
2007年、それまでWindowsとLinuxにしか対応していなかったのに加え、新しくMac OS X(現:macOS)に対応した[11]。