Free Software Directory
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同ディレクトリは自由ソフトウェアの共有に着目した評価資料として利用されている。例えば2002年9月のデータによると、全1550エントリ中、GPLなソフトウェアは1363(全体の87.9%)、LGPLなものは103(6.6%)、BSDまたはBSDライクなライセンスのものは32(2.0%)、Artistic Licenseなものは29(1.9%)、MITライセンスなものは5(0.3%)エントリとなっている[3]。
2009年9月1日までで、ディレクトリには6,000パッケージが記録されており、2011年10月に同ディレクトリが新たに更新されて再び立ち上げられた後、その数は6,500にまで膨れ上がっている。一覧に掲載されている全てのパッケージは「任意のコンピュータ利用者が自由にダウンロード、実行そして共有できる。各エントリーは個別にチェックかつテストされており、(中略)そのためこのディレクトリで見つかる任意のプログラムは完全に自由ソフトウェアであり(中略)フリーなドキュメントが添付されており、独占的なソフトウェアは一切必要としないことが保証されている。」[4]
いくつかの科学出版物にて同ディレクトリについての批評または言及がなされている[5][6][7]。とりわけ2011年9月以前の同ディレクトリについての重要な批評の中で、次のような指摘がある。当該ディレクトリは「フリーなオペレーティングシステムで稼動するソフトウェアのみを対象としている。このFSF/UNESCO Free Software Directoryというのはまた共同作業プロジェクトであり、利用者自身がエントリーの入力と更新を行えるウェブ・インタフェースを提供している。」 [8]また同ディレクトリに対する批判的な論評のうち、次のような指摘が挙がっている。「このディレクトリは様々なテキストベースのメタデータ、例えばある特定のソフトウェア群が依存するコンポーネントの情報など、を利用して使用可能なソフトウェアを評価する」一方、「それら依存関係の情報はソフトウェアの名称でただ一覧化されているだけで、実際にその依存するコンポーネントの頒布先の確認やそれを実際に取得するのは利用者自身に任されている。これは残念なことである。」[9]
他方、ライセンスに関してこのディレクトリの正確性を認める評価もある[10]。
2011年9月、Free Software DirectoryはMediaWikiならびにSemantic MediaWiki拡張を利用するウィキサイトに再編された。その目的は、コンテンツをユーザ自身が直接追加、変更できるようにするためである[11]。
Semantic MediaWikiは「人間ならびにデータマイニングを処理するプログラムの双方にとって可読性が高くなるよう構成された、高度な検索能力と高度な表現能力」を機能追加することで同ディレクトリにセマンティック・ウェブ・テクノロジーを提供する役割を担う[12]。
このディレクトリの新しいバージョンは、セマンティクスを平易なものとしかつそれをサポートするよう設計され、同時に自由ソフトウェアの情報を集積するディレクトリと言える。「拡張性が高く柔軟なカテゴリ分けのシステムに加え、40,000以上のキーワードと40以上のそれぞれ異なる分野の情報があり、このことが単純検索機能と高度検索機能の双方をより良いものとする。」[12]