GNU Health
健康管理のための情報システム
From Wikipedia, the free encyclopedia
GNU Health は以下のような機能を持つ、健康管理のための情報システムであり、自由ソフトウェアである。
- 電子カルテ (Electronic Medical Record, EMR)
- 病院情報システム (Hospital Information System, HIS)
- 健康情報システム (Health Information System)
マルチ・プラットフォームのソフトウェアとして開発されており、様々なオペレーティングシステム (Linux、Windows、FreeBSD など)、様々なデータベース (PostgreSQLなど)、様々な ERPパッケージ (Tryton など) で動作する。
開発の経緯
GNU Health は 2008 年に Luis Falcón が人口の少ない地域での健康維持の啓発活動のために開発した Medical というソフトウェアが元になっている。複数の分野、国にまたがる貢献者による開発チームが結成され、病院情報システム機能が実装された。GNU Health は、健康維持、増進、教育に関して自由ソフトウェアによる国際的な貢献を行っている NPO団体である GNU Solidarioプロジェクトの一部である。
主な経緯
- 2008年10月12日 Sourceforge に Medical 開発プロジェクトが登録される。
- 2008年11月2日 Medical 0.0.2 がリリースされる。
- 2010年4月15日 Medical がブラジル政府のソフトウェアポータルサイト Portal do Software Público Brasileiro (SPB) に登録される。
- 2010年7月31日 欧州委員会の JOINUP に登録される。
- 2011年4月18日 開発に使うERPパッケージ をOpenERP Tryton に変更する。
- 2011年6月12日 プロジェクト名を Medical から GNU Health に変更する。
- 2011年8月16日 Tryton と PostgreSQL をサポートしたバージョン 1.3.0 をリリースする[2]。
- 2011年8月26日 GNU Health が GNUソフトウェアであることが、リチャード・ストールマンから公式に発表される(この時点で開発拠点が SourceForge から GNU Savannah に移る)。
- 2011年10月29日 バージョン 1.4.1 がリリースされる[3](このときにPythonモジュール群としてPython Package Indexに登録される)。
利用法
特徴
社会的評価

左:GNU Healthのファルコン。
右:FSFのストールマン。
GNU Health は米国フリーソフトウェア財団による 2011 年度の Free Software Awards を受賞した (Projects of Social Benefit 部門)[4]。
