M21狙撃銃
From Wikipedia, the free encyclopedia
| M21狙撃銃 | |
|---|---|
|
M21狙撃銃 | |
| 種類 | 狙撃銃 |
| 原開発国 |
|
| 運用史 | |
| 配備期間 | 1969年-現在 |
| 配備先 | アメリカ陸軍・フィリピン陸軍 |
| 開発史 | |
| 開発者 |
Marines Weapons Command, Combat Development Command, Limited Warfare Agency |
| 開発期間 | 1969年 |
| 製造業者 | ロックアイランド兵器廠・スプリングフィールド造兵廠 |
| 派生型 | M25狙撃銃 |
| 諸元 | |
| 重量 | 5.27kg(11.6lb) |
| 全長 | 1,118mm(44in) |
| 銃身長 | 560mm(22in) |
|
| |
| 弾丸 | 7.62x51mm NATO弾 |
| 作動方式 | ガス圧作動方式・回転ボルト方式 |
| 初速 | 853m/s(2,800ft/s) |
| 装填方式 | 5・10・20発着脱式箱型弾倉 |
M21狙撃銃(M21 Sniper Weapon SystemまたはRifle, 7.62 mm, Sniper, M21)は、M14自動小銃の派生型として設計された半自動式の狙撃銃である。
ベトナム戦争中、新型狙撃銃の調達を計画していたアメリカ陸軍は、当時の主力歩兵銃M14の精度や信頼性・速射性などの面を評価し、これに狙撃銃としての改良を加える事を決定した。1969年、ロックアイランド兵器廠は1,435丁のナショナルマッチ・モデル(競技用モデル)のM14に対する改修作業を行った。
XM21の仮制式名で呼ばれたこのモデルは、レザーウッド製の3-9x倍率調整式スコープを搭載するほか、標準のM14とは異なるクルミ材の銃床を備え、これを使用する狙撃兵には競技用弾薬が支給された。1969年後半に初めて実戦に投入され、1975年、グラスファイバー製の銃床を採用した改良型がM21として正式に採用された。M21は、1988年までアメリカ陸軍の主力狙撃銃として使用され、以後はM24狙撃銃に更新されていった。ただし、いくつかのM21がイラク戦争の折に再配備された事が知られている[1][2]。

通常、M21はM14自動小銃と同様の20発着脱式箱型弾倉を使用し、重量はスコープを除けば5.27kgである。また、アメリカ軍による正式な調達は行われていないが、5発弾倉と10発弾倉も存在する。
スミス・エンタープライズ社が開発した改良型のM21A5は、「クレイジーホース・ライフル」の商品名で知られている。M21A5の金属部品は極低温加工で成形されており、グラスファイバー製銃床とのかみ合わせの調整が不要である。そのほか、調整可能なトリガーグループや低温使用を想定したボルトハンドルなどのオプションも存在する[3]。
M25狙撃銃
軍用狙撃銃として
民生用狙撃銃として
スプリングフィールド・アーモリー社では、M14自動小銃の民生用モデルであるM1Aの派生型として、M21 タクティカルライフル(M21 Tactical Rifle)とM25 ホワイトフェザータクティカル/カルロス・ハンコックライフル(M25 White Feather Tactical/Carlos Hathcock rifle)という商品を製造している。これらは、M21狙撃銃およびM25狙撃銃を参考にしているものの、異なる部分も多い。特に外見上の大きな違いはスコープマウント用にピカティニー・レールが取り付けられている点である[5]。