M規格
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1980年ごろのビデオカメラを使用したニュース取材 (ENG) では、カメラとVTRとが分離式であるためフィルム利用と比べて機動性が落ち、人件費がかさむだけでなく、当時主流であったU規格では多数回のダビングに耐えられない問題が存在した[2]。これらの問題を解決すべく、カメラとVTRとを一体型としたカムコーダ型とし、輝度信号 (Y) と 色差信号 (I, Q) とを分離記録するコンポーネント記録方式を採用した。
この規格には池上通信機と日立電子 (現: 日立国際電子) が賛同した。しかし、直後にソニーから同コンセプトのベータカムが発売になると販売は伸び悩み、多くの放送局で採用されることはなかった。その後松下電器では、1985年にメタルテープを採用した後継規格のMIIを開発・発売することになるが、当規格との互換性はない。