Pixel Watch 2
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Pixel Watch 2 (ピクセル ウォッチ ツー)は、Googleが設計、開発、販売した、Wear OSを搭載する、Pixelブランドのスマートウォッチ。初代モデルPixel Watchの後継機種にあたる。
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渋谷ストリームのストアで展示されるPixel Watch 2 | |
| ブランド | |
|---|---|
| 種別 | スマートウォッチ |
| シリーズ | Pixel |
| 販売開始日 | 2023年10月12日 |
| 販売地域 | 30カ国 |
| 先代機 | Pixel Watch |
| 通信方式 | |
| サイズ |
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| 重量 | 31 g (1.1 oz) |
| OS | Wear OS 4 |
| SoC |
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| GPU | Qualcomm Adreno 702 |
| メインメモリ | 2 GB SDRAM |
| ストレージ | 32 GB eMMC |
| バッテリー | 306 mAh (リチウムイオン電池) |
| ディスプレイ | AMOLED at 320 ppi with DCI-P3 color |
| サウンド |
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| 接続 | |
| 入力方式 | |
| コードネーム |
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| その他 | Custom 3D Gorilla Glass 5 |
| ウェブサイト | Pixel Watch 2 |
| 出典 | [1] |
2023年10月4日に正式に発表され、10月12日にアメリカなど30カ国で発売された。後続機種は、Pixel Watch 3。
概要
9月のプレビューの後[2]、毎年恒例のMade by Googleイベントで、Pixel 8とPixel 8 Proとともに正式に発表された[3]。予約注文は、10月12日にの発売を前に、発表当日から可能になり[4][5]、当面の間はGoogle Storeでの出荷遅延が大幅に起こった[6]。
初代モデルの販売元である、au、SoftBankに加え、NTTドコモからも「Watch製品」のスマートウォッチとして販売され、電話番号をスマートフォンと共有できる「ワンナンバーサービス」に対応している。
なお、保証期間は、アメリカ、カナダ、日本、インド、シンガポール、台湾で1年、英国、EEA、フランス、スイス、オーストラリアで2年に設定されている。
特徴
デザイン
リューズの大型化を除けば外観に変更は少なく、発売当初から6つの新しいウォッチフェイスが利用可能になった[4][7]。カラー展開は以下の4種類である[8]。
ハードウェア
本体素材が80%リサイクルのステンレスから、100%リサイクルのアルミニウム素材に変更された。Googleによれば、この変更により、ユーザーにとって軽量化がなされ、より快適な使用感になったとしている[4][9]。内蔵しているSoCは、Qualcomm Snapdragon SW5100で、初代モデルで採用されていたSamsung Exynosチップとは全く異なるものになっている[10]。また、本体内側にあるセンサー類も刷新され[11]、マルチパス心拍センサは、より正確な測定値を誇っているほか、睡眠を追跡することができる皮膚温度センサー(生理は追跡しない)、着用者の気分を評価するために汗ビーズを検出できる、電気皮膚活動センサーなどが搭載されている。
また、Pixel Watch 2は、初代モデルの独自のワイヤレス充電器と互換性がなく、代わりに専用端子と専用充電器の組み合わせる、接触型充電に変更になった。これにより、より高速な充電が可能になった[4]。
ソフトウェア
Wear OS 4.0を搭載する[10]。前のモデル同様、Googleに買収されたFitbitの機能を統合している[12]。また「緊急情報」アプリ内の「安全確認」「緊急事態の共有」「セーフティ シグナル」などを利用できる[4]。
Androidスマートフォンと接続するための要件は、初代モデルではAndroid 8.0以上が必須だったが、Pixel Watch 2ではAndroid 9以降のOSが搭載されているスマートフォンへと、要件が引き上げられた。Google Playにて公開されている「Google Pixel Watch」アプリをインストールすることで、連携機能を使用できる点や、「Fitbit」アプリとの連携も可能な点は初代と同様である[13]。
歴史
評価
The Vergeのレビューで、ヴィクトリア・ソングは、Pixel Watch 2でなされたあらゆる面での改善、特にバッテリー寿命を賞賛した[17]。Yahoo! Financeのレビュアーのダニエル・ハウリーと、Digital Spyのレビュアー、ジェイソン・マードックも同様の見解を示した[18][19]。Wiredのジュリアン・チョッカトゥは「初代モデルの時に、最初から揃っていればと思う、すべてのものが備わったスマートウォッチを手に入れた」と述べた一方[20]、 ZDNETのマシュー・ミラーは、Fitbitのヘルスケア機能と安全機能を重視しつつも、サイズの小ささについては曖昧な見解を述べた[21]。PCMagのウィル・グリーンウォルドは、時計のデザイン、パフォーマンス、ヘルスケア機能を賞賛し[22]、IGN のマーク・ナップは「エレガントで高性能」ではあるが「まだ完全ではない」と評した[23]。CNN Underscoredのマックス・ブオンドンノと、TheStreetのジェイソン・チプリアーニも同様に、ヘルスケア機能と、パフォーマンス、バッテリー寿命の向上を歓迎した[24][25]。マッシャブルのエリザベス・デ・ルナは、Pixel Watch 2を「Apple Watchに追いつく」と評し[8]、GQのロバート・リーダムは、スマートウォッチに無関心な人にとって理想的なスマートウォッチだと感想を述べた[26]。
ガーディアン紙に寄稿したサミュエル・ギブスは、もっと高度なヘルスケア機能がないこと、そして、修理が難しいことに否定的意見を述べた[27]。Engadgetのチャーリン・ローは、他社のスマートウォッチとのギャップを埋めるためのGoogleの努力を称賛したが、それでもいまだに全体的には平凡であると判断した[28]。Inverseのレイモンド・ウォンもこれに同意して「より良いスマートウォッチだが、最高ではない」と評価した[29]。