うしかい座i星
うしかい座の連星
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うしかい座i星(うしかいざiせい、i Boötis、i Boo)またはうしかい座44番星は、うしかい座にある連星系である。地球からは、約40.8光年の距離にある。
| うしかい座i星 i Boötis | ||
|---|---|---|
| 仮符号・別名 | うしかい座44番星, Quadrans[2] | |
| 星座 | うしかい座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 4.83[3] | |
| 変光星型 | おおぐま座W型[4] | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 15h 03m 47.29565s[5] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +47° 39′ 14.6228″[5] | |
| 視線速度 (Rv) | -17.89 kms/[5] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -445.84 ミリ秒/年[5] 赤緯: 19.86 ミリ秒/年[5] | |
| 年周視差 (π) | 79.95 ± 1.56ミリ秒[5] (誤差2%) | |
| 距離 | 40.8 ± 0.8 光年[注 1] (12.5 ± 0.2 パーセク[注 1]) | |
| 絶対等級 (MV) | 4.3[注 2] | |
| 物理的性質 | ||
| 色指数 (B-V) | 0.65[6] | |
| 色指数 (U-B) | 0.11[6] | |
| 色指数 (V-I) | 0.71[3] | |
| 年齢 | 1.4 - 1.5 ×109 年[7] | |
| A星 - B/C星系 | ||
| 軌道要素と性質 | ||
| 軌道長半径 (a) | 3.666 ± 0.021"[8] | |
| 離心率 (e) | 0.5111 ± 0.0065[8] | |
| 公転周期 (P) | 209.8 ± 3.3 年[8] | |
| 軌道傾斜角 (i) | 83.55 ± 0.05°[8] | |
| 近点引数 (ω) | 39.86 ± 0.68[8] | |
| 昇交点赤経 (Ω) | 57.14 ± 0.06°[8] | |
| 前回近点通過 | 2012.04 ± 0.26[8] | |
| B星 - C星系 | ||
| 軌道要素と性質 | ||
| 離心率 (e) | 0.0[9] | |
| 公転周期 (P) | 0.2678192 日[10] | |
| 軌道傾斜角 (i) | 72.8°[11] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| ADS 9494, CCDM 15038+4739, BD+48 2259, GJ 575, HD 133640, HIP 73695, HR 5618, SAO 45357[5] | ||
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特徴
星系

うしかい座i星は1781年8月17日、イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって、重星であることが発見された[14]。主星のうしかい座i星Aは、黄白色のG型主系列星で、視等級は5.14である[11][12]。伴星のうしかい座i星Bは、ウィルソン山天文台の分光観測によっておおぐま座W星と似ていることが指摘され、その後1926年に変光特性が確認されて、視覚的に分離できない伴星うしかい座i星Cと、おおぐま座W型の連星を形成することがわかった[15][16]。B星とC星の連星は、分光連星でかつ食連星であり、食によって、明るさが5.8から6.4等級まで、6.43時間周期で変化する[17][10]。また、B星とC星は光球が接触するくらいに距離が近くなっており、地球から最も近い近接連星系である[18]。B-C星系は、A星の周りを細長い楕円軌道で、約209年周期で公転している[8]。
赤外超過
うしかい座i星は、遠赤外線で赤外超過の兆候を示しており、主星の周りに低温の塵でできた星周円盤が存在している可能性がある。観測された赤外線を、黒体放射と仮定して計算した場合、塵の温度はおよそ23Kで、円盤の大きさは中心星から半径182AUになると推定される[12]。
