そうだ 京都、行こう。
JR東海のキャンペーン
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概要

本キャンペーンは、1993年、平安遷都1200年記念事業に合わせる形で開始された[2]。
取り上げる場所は主に京都市内であるが、時折京都市外の場所も取り上げている。桜や紅葉など、季節ごとの京都の魅力を紹介しており[3]、本キャンペーンで取り上げられた寺社に観光客が多くつめかけるなど、その影響力は大きい[4]。
開始当時のクリエイティブ・ディレクターは佐々木宏であり、以後10年にわたって本キャンペーンの広告の制作を手掛けた[5]。また、開始当初から、キャンペーンで使用されるキャッチコピーは太田恵美、キャンペーンで取り上げる観光地の撮影は高崎勝二が、それぞれ担当している。
テレビCM
本キャンペーンのテレビCMでは、長塚京三によるナレーションが流れる中で[6]、京都の観光地を撮影した映像が流れる。また、CMのBGMには「私のお気に入り」が使用されており[6]、CMの雰囲気に合わせて曲調が変えられている[7]。
本キャンペーンのクリエイティブ・ディレクターを務めた佐々木によると、クライアントから「京都だから絵葉書でいい」と言われたことを受けて、CMにタレントを出演させず、「世界一の絵葉書」を作るという発想に至ったという[8]。
当初は、他のJR東海のCMと同様にサウンドロゴがあり、京都駅を通る新幹線が映し出されていたが(当初は300系、1999年からは700系)、2002年以降の制作分ではカットされている。また、2010年以降の制作分では画面右下または左下に「映像はCM上の演出を施しています。」の注釈が表示されている(春の放送分はそれに加えて「桜の開花情報はJR東海のHPで。」も表示される)。
2016年10月現在、24年間で77カ所、93本のテレビCMが、撮影・放送された[9]。
2018年10月、25年間ナレーションを務めた長塚京三の卒業が発表された[10]。2019年春の放送分より、2代目ナレーターに柄本佑が就任した[11]。同時に、フォントがリニューアルされ、「そうだ・京都、・行こう」3行表示から、「そうだ・京都、行こう」の2行表示に改められた。
2020年以降はコロナ禍の影響の下で、テレビCMの制作・放映は見送られた。(代わりにYouTubeにWeb動画を掲載)、2022年夏に復活した。この際に初めて建仁寺が撮影に使われた。
作品一覧
| 年 | 季節 | 場所 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1993 | 秋 | 清水寺 | 第1回作品 |
| 三千院 | |||
| 地蔵院 | |||
| 龍安寺 | |||
| 冬 | 三十三間堂 | ||
| 天龍寺 | |||
| 伏見稲荷大社 | |||
| 1994 | 春 | 仁和寺 | |
| 平安神宮 | |||
| 夏 | 比叡山 | ||
| 祇園 | |||
| 秋 | 高雄 | ||
| 嵯峨野 | |||
| 北山 | |||
| 冬 | 金閣寺 | ||
| 銀閣寺 | |||
| 1995 | 春 | 上賀茂神社 | |
| 醍醐寺(桜) | |||
| 醍醐寺(美術) | |||
| 上賀茂 小川 | |||
| 夏 | 嵐山(川下り) | ||
| 嵐山(渡月橋) | |||
| 青蓮院 | |||
| 秋 | 等持院 | ||
| 南禅寺 | |||
| 冬 | 東寺 | ||
| 1996 | 春 | 高台寺 | |
| 大覚寺 | |||
| 夏 | 妙心寺 | ||
| 廣隆寺 | |||
| 秋 | 正伝寺 | ||
| 高桐院 | |||
| 永観堂 | |||
| 1997 | 春 | 哲学の道 | |
| 夏 | 詩仙堂 | ||
| 相国寺 | |||
| 秋 | 東福寺 | ||
| 冬 | 知恩院 | ||
| 1998 | 春 | 二条城 | |
| 夏 | 黄梅院 | ||
| 鞍馬山 | |||
| 秋 | 泉涌寺 | ||
| 冬 | 八坂神社 | ||
| 1999 | 春 | 善峯寺 | CM最後のサウンドロゴを700系に変更。 |
| 夏 | 宝泉院 | ||
| 秋 | 法然院 | ||
| 冬 | 大仙院 |
| 年 | 季節 | 場所 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2010 | 春 | 仁和寺 | |
| 夏 | 清水寺 | ||
| 秋 | 金戒光明寺 | ||
| 2011 | 春 | 東寺 | |
| 夏 | 本願寺界隈 | 東本願寺・西本願寺 | |
| 秋 | 毘沙門堂 | ||
| 2012 | 春 | 龍安寺 | |
| 夏 | 伏見稲荷大社 | ||
| 秋 | 二尊院 | ||
| 2013 | 春 | 妙心寺 退蔵院 | |
| 夏 | 石清水八幡宮 | ||
| 秋 | 南禅寺 天授庵 | ||
| 2014 | 春 | 十輪寺 | |
| 夏 | 萬福寺 | ||
| 秋 | 源光庵 | ||
| 2015 | 春 | 京都の桜 | これまでの春の制作分の総集編。 |
| 夏 | 初夏の京都 | これまでの夏の制作分の総集編。 | |
| 下鴨神社 | |||
| 秋 | 京都の紅葉 | これまでの秋の制作分の総集編。 | |
| 2016 | 春 | 京都御所 | |
| 秋 | 天龍寺 | ||
| 2017 | 春 | 二条城 | |
| 秋 | 東寺 | ||
| 2018 | 春 | 勸修寺 | |
| 秋 | 一休寺 | 25周年記念作品。このCMのみそうだ(SINCE 1993) KYOTO 行こう。と表示。 | |
| 2019 | 春 | 賀茂川 | 本作品よりナレーションを柄本佑に交代。 |
| 夏 | 祇王寺・常寂光寺 | ||
| 秋 | 真如堂・金戒光明寺 |
KYOTO・CLUB

キャンペーンが始まった1993年から10年間、会員制の「KYOTO・CLUB」が運営されていた。入会すると提携先で提示することで割引サービスが受けられる会員証と年間パスポートが送付されたほか、東海道新幹線と京都市内のホテルを組み合わせた特典ツアーの斡旋などが行われた。
そうだ 京都は、今だ。
受賞歴
関連書籍
- 『そうだ 京都、行こう。 保存版』(淡交社、2004年10月発行、ISBN 978-4473020932)
- 『「そうだ 京都、行こう。」の20年』(ウェッジ、2014年9月発行、ISBN 978-4863101319)
- 『「そうだ 京都、行こう。」が長く続くわけ 多くの人に受け入れられる良い広告とは』(交通新聞社新書、2024年11月発行、ISBN 978-4-330-05424-7)
関連項目
- 京都 心の都へ かつて日本テレビで土曜日に放送していた番組。
- 都のかほり かつてテレビ朝日で月 - 金曜日にかけて放送していた番組。
- JR東海エクスプレス・カード 東海旅客鉄道(JR東海)の提携カード(クレジットカード)である。東海道新幹線を利用する際に、出張や旅行などで利用できる。かつては京都市内の協力店などで特典を受けられる「そうだ 京都、行こう。」エクスプレスカードが発行されていた。
- めちゃ×2イケてるッ! かつてフジテレビで土曜日に放送していた番組のコーナーで、そうだ 京都、行こう。のパロディ版として集中寺(しゅうちゅうじ)が放送された(詳細はめちゃ²イケてるッ!のコーナー#集中寺(しゅうちゅうじ)を参照)。