にこまる

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にこまるは、日本のイネの品種名および銘柄名。「にこまる」の名は、笑みがこぼれるほどおいしい品種で、丸々とした粒張りのよさを表現した名称である[1]

概要

登熟期に高温であると品質が低下する「ヒノヒカリ」に代わりうる品種として開発された[2]。夏場の気温が高くなる地域で栽培されている[1]。高温による品質低下が少なく多収で品質も良好な暖地向きの中生種。いもち病抵抗性は「ヒノヒカリ」並、耐倒伏性は「ヒノヒカリ」並かやや強である。高温年でも白未熟粒の発生が少なく、玄米は粒張りが特に良い。

食味は「ヒノヒカリ」並かそれ以上[2]。粒が大きく、炊飯米は弾力があって粘りが強く、艶がある[2]味覚センサーによる分析では、「コシヒカリ」との比較で、コクや甘みとうまみに特徴があるとする結果が出ている[3]。様々な料理と相性が良いが、粒感がしっかりとあるため炊き込みごはん寿司にも向く[2]

2002年平成14年)に長崎県奨励品種となったのを皮切りに[4]高知県[5]愛媛県でも奨励品種となっている[6]愛媛県では、2013年平成25年)に奨励品種となり[6]イメージキャラクターの「みきゃん」を用いたパッケージやテレビCMで幅広く浸透している[1]

育成経過

  • 1996年平成8年)- 農研機構で「きぬむすめ」と「北陸174号」を交配・育種。
  • 2002年(平成14年)- 「西海250号」奨励品種決定調査開始。
    • 1月、長崎県において「西海250号」を奨励品種に決定、9月、農林水産省において「にこまる」と命名。

普及

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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