アニスアルデヒド
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| アニスアルデヒド Anisaldehyde[1] | |
|---|---|
4-Methoxybenzaldehyde | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 123-11-5 |
| PubChem | 31244 |
| ChemSpider | 28984 |
| UNII | 9PA5V6656V |
| ChEMBL | CHEMBL161598 |
| |
| 特性 | |
| 化学式 | C8H8O2 |
| モル質量 | 136.15 g/mol |
| 示性式 | 4-H3CO-C6H4-CHO |
| 密度 | 1.119 g/cm3 at 15 °C |
| 融点 |
0 °C, 273 K, 32 °F |
| 沸点 |
248 °C, 521 K, 478 °F |
| 危険性 | |
| 引火点 | 108 °C |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
アニスアルデヒド(anisaldehyde)とは、ベンゼン環のパラ位がアルデヒド基とメトキシ基で置換された有機化合物である。常温常圧では液体で、強い芳香を示す。セリ科の一種の植物、アニスに含まれることからその名が与えられた。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[2]。
単にアニスアルデヒドと言えば通常はパラ置換体を指すが、置換基の位置を示す意味で p-アニスアルデヒドとも表される。m-アニスアルデヒド、o-アニスアルデヒドはそれぞれ位置異性体の 3-メトキシベンズアルデヒド、2-メトキシベンズアルデヒドを指す。
なお、p-アニスアルデヒドのアルデヒド基が還元されてヒドロキシ基になったものはアニスアルコール、逆に、アルデヒド基が酸化されてカルボキシ基になったものはアニス酸と呼ばれる。この他、m-アニスアルデヒドの4位へヒドロキシ基が置換するとバニリンとなり、やはり植物の成分として知られる。