アルファロメオ・4C
From Wikipedia, the free encyclopedia
4C(Alfa Romeo 4C)は、イタリアの自動車メーカー、アルファロメオがかつて販売していたライトウェイトスポーツカーである。
| アルファロメオ・4C アルファロメオ・4Cスパイダー 96018型 | |
|---|---|
|
4C フロント | |
|
4Cスパイダー フロント | |
|
4C リア | |
| 概要 | |
| 販売期間 | 2013年 - 2020年(生産終了) |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 2名 |
| ボディタイプ |
2ドアクーペ 2ドアオープン(スパイダー) |
| エンジン位置 | ミッドシップ |
| 駆動方式 | 後輪駆動 |
| パワートレイン | |
| エンジン | 1,742 cc 直列4気筒DOHC直噴ターボ |
| 最高出力 | 240 PS/6,000 rpm |
| 最大トルク | 35.7 kgf·m/2,100 - 4,000 rpm |
| 変速機 | 6速DCT(Alfa TCT) |
| サスペンション | |
| 前 | ダブルウィッシュボーン式 |
| 後 | ストラット式 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,380mm |
| 全長 | 3,989mm |
| 全幅 | 1,864mm |
| 全高 | 1,183mm |
| 車両重量 | 895kg |
本項ではオープンモデルの4Cスパイダー(Alfa Romeo 4C Spider)についても記述する。
概要
2013年のジュネーヴ・モーターショーにおいて初公開された、アルファロメオ初の量産ミッドシップ車である。2015年にはソフトトップのオープンモデル「4Cスパイダー」が追加された。車名は「4 Cilindri」(クワトロ・チリンドリ)を略したもので、イタリア語で「4気筒」を意味している。
ミッドシップに横置き搭載される1,742 cc 直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンは、ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ用のパワーユニットを改良し、最高出力を235 PSから240 PSまで引き上げたものである。トランスミッションはフィアットグループが独自に開発した6速DCTの「アルファTCT」 (Twin Clutch Technology) が組み合わせられる。
シャシはダラーラにて製造されたフルCFRPモノコックを採用しており、モノコック単体の重量ではわずか65 kgしかなく、乾燥重量は895 kgとなった(エアコンが標準装備される日本仕様の車重は1,100 kg)。重量の軽さも相まって、パワーウェイトレシオは3.73 kg/PSを達成した。
生産は8Cコンペティツィオーネと同様、モデナにあるマセラティの工場で行われる。
- 4Cコンセプト
- 4Cコンペティツィオーネ
- 4Cスパイダー イタリア
年表
- 2011年3月1日
- 2013年3月5日
- ジュネーヴ・モーターショーにおいて「4C」の市販モデルを公開[2]。
- 2014年3月4日
- ジュネーヴ・モーターショーにおいて「4Cスパイダー」のコンセプトモデルを公開し、2015年初頭の発売がアナウンスされた[3]。
- 2014年5月27日
- 2015年10月28日
- 2017年2月18日
- 「4C」「4Cスパイダー」をマイナーチェンジして発売。これまでオプション設定だった「カーボンヘッドライトフレーム」と「プレミアムパッケージ」を標準装備とし、車体前後のブランドロゴも新しいデザインに変更された。価格はいずれも849万円[5]。
- 2017年5月1日
- 特別仕様車「4C 107th エディション」「4Cスパイダー 107th エディション」(ワンオーセブンエディション)の注文受付を、同日から6月30日までの期間限定で開始。アルファロメオの創業107周年を記念し、「4C」「4Cスパイダー」のスポーツパッケージ装着車をベースに、日本国内未導入のカーボン製パーツなどの内外装オプションを特別装備したモデルである。「4C 107th エディション」にはカーボンルーフパネルが、「4C スパイダー 107th エディション」にはカーボンロールバーカバーが与えられるほか、スポーツサスペンションやハイグリップ仕様のタイヤ、アクラポヴィッチ(Akrapovic)製のデュアルモード付きチタニウムセンターエキゾーストシステムが装着される。インテリアには、シートカラーによってレッド、イエロー、ブラウンのステッチが施される。価格はいずれも1,070万円[6]。
- 2018年11月21日
- 特別仕様車「4Cコンペティツィオーネ」「4Cスパイダー イタリア」の予約受付を開始。「4Cコンペティツィオーネ」は、専用フロントバンパーやカーボン製ルーフパネル、リアスポイラー、「ヴェスヴィオ・グレー・マット」の専用ボディカラーを採用。「4Cスパイダー イタリア」は、ピアノブラック仕上げのエアインテークやリアディフューザー、「ミザーノ・ブルー・メタリック」の専用ボディカラーを採用している。インテリアでは、スポーツレザーステアリングやレザー・アルカンターラシート、レザーまたはアルミニウムの加飾パネルなどを採用。センターコンソールには、シリアルナンバー入りの専用バッジが装着される。価格はいずれも1,110万円。ハンドル位置は左右から選択可能[7]。
- 2020年4月9日
- 「4C」「4Cスパイダー」の同年内の生産終了を発表し、同日から同月30日までの期間限定で最終受注受付を開始[8]。
- 2020年12月16日
- 北米で「4Cスパイダー」の特別仕様車「33ストラダーレ トリビュート」を発表し、同日注文受付開始。1967年に登場したミッドシップスポーツカー「33 ストラダーレ」をオマージュしたモデルで、北米では同車の車名にちなんで33台のみ生産される。ボディカラーには3層コートを施した専用色「ロッソ・ヴィラデステ」を採用。グレーとゴールドのアルミホイールに加えて、ブラックのディナミカスエードとタバコレザーを組み合わせたスポーツシートを装備する。その他、ダッシュボードとサイドシル、センターコンソールにはシリアルナンバー入りの専用プレートが装着される[9]。なお、日本向けには北米仕様に存在しない「4C」ベースのクーペモデルも設定され、「4C」「4Cスパイダー」で合計50台限定となる。価格はいずれも1,150万円。ハンドル位置は左右から選択可能[10]。