アークナイツ:エンドフィールド

HypergriphによるオープンワールドRPG From Wikipedia, the free encyclopedia

アークナイツ:エンドフィールド』(: Arknights: Endfield: 明日方舟:终末地)は、Hypergryph傘下のスタジオMOUNTAIN CONTOURが開発するPlayStation、スマートデバイスおよびPC向けゲームソフト。2026年1月22日サービス開始。[2]基本プレイ無料(アイテム課金制)[3][4]

ジャンル アクションRPG
(公式ジャンルは3Dリアルタイム戦略RPG)
開発元 Hypergryph
MOUNTAIN CONTOUR
発売元 中華人民共和国の旗 Hypergryph
台湾の旗香港の旗マカオの旗 Ariel
世界の旗 GRYPHLINE
概要 ジャンル, 対応機種 ...
アークナイツ:エンドフィールド
Arknights_Endfield
ジャンル アクションRPG
(公式ジャンルは3Dリアルタイム戦略RPG)
対応機種 iOS / iPadOS
Android
Microsoft Windows
PlayStation 5
開発元 Hypergryph
MOUNTAIN CONTOUR
発売元 中華人民共和国の旗 Hypergryph
台湾の旗香港の旗マカオの旗 Ariel
世界の旗 GRYPHLINE
プロデューサー 鍾祺翔[1]
人数 1人(非同期マルチプレイ対応)
発売日 2026年1月22日
ゲームエンジン Unity
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2022年3月16日にティザーPVがリリースされ、公式サイトを公開[5]。 同年3月18日には第1弾トレーラーと実機プレイ映像が公開[6]。2023年のThe Game AwardsにてPlayStation 5版のリリースが告知された[7][8]

概要

アークナイツ』と世界観を共有したリアルタイムストラテジー。シナリオは本作オリジナルであるが、キャラクターについては過去作からの登場もある[9]

本作では、「タロII」という惑星で物語が展開していく。[10]本作の主人公であるプレイヤーは「エンドフィールド工業」の管理人となり、ガイドに従って開発待ちエリアの探索を行う[11][12]。「タロII」では天災が横行し、至るところに危機が潜んでいる。その土地のほとんどは未開の荒野と無人エリアである。『アークナイツ』から約100年後の物語が描かれる[13]

ゲームシステム

戦闘

戦闘は、最大4人(テスト段階では3人)のオペレーターで構成されるパーティを率いて行う、3Dリアルタイムバトルである[14]

  • リアルタイム戦略: プレイヤーはパーティのうち1人を直接操作し、他のメンバーはAIで自動的に戦闘を行う。ただし、プレイヤーは任意のタイミングで操作キャラクターを切り替えたり、非操作キャラクターにスキル(戦技・連携・必殺技)の使用を指示したりできる。
  • スキルとアーツ: 各キャラクターは固有のスキルを持つ。スキル発動時にはゲームの時間がスローモーションになり、攻撃範囲を指定するなど戦略的な行動が可能。
  • アーツ反応: 原作『アークナイツ』のアーツ(魔法)の概念は引き継がれており、異なる属性の術戦技を連続で当てることで「アーツ爆発」や「アーツ異常」(状態異常)を引き起こす。

探索

惑星「タロII」の広大なフィールドを探索する。[15]プレイヤーは素材の収集、宝箱の発見、隠された秘密の解明などを行う。探索中、敵と遭遇するとシームレスに戦闘へ移行する。

本作のフィールドは厳密にはオープンワールドではなくセミオープンワールドや箱庭的な構造の方が近い。これには複数の理由がある。一回目のベータではオープンワールド方式を採用していたが、フィールドが広く自由度が高すぎるゆえに迷うプレイヤーが続出した。そのため、二回目のベータでは目標地点へのルートを可視化したり、敵の配置を見直したりするなど、わかりやすく改善している[16]

基地建設(集成工業システム)

本作の最大の特徴とも言えるのが、「集成工業」と呼ばれる基地建設および工場シミュレーション要素である。

  • 工場ラインの構築: プレイヤーはフィールドで収集した素材を使い、採掘機、発電所、製造プラント、コンベアベルトといった設備を自由に配置できる。
  • 自動化: 設備を電力で繋ぎ、生産ラインを自動化することで、素材の加工やアイテムのクラフトを効率的に行うことが可能。
  • 探索への活用: このシステムは単なるクラフトに留まらず、建設した設備を利用して、探索範囲を広げたり、フィールドのギミックを解除したりするためにも使用される。

非同期マルチプレイ

『アークナイツ』では本来シングルプレイでの体験を深めることを念頭に制作を行っているため、本作でも同期型のマルチプレイを採用せず、非同期型のマルチプレイのみを採用している。他プレイヤーの帝江号を訪問、手掛かりの共有、設備の共有、時価商品の売買などはできるが、他のプレイヤーとのフィールドの探索や集成工場の建設などはできない[17]

組織・登場人物

エンドフィールド工業

「管理人」
声 - (男)津田拓也・(女)橘杏咲
本作の主人公。エンドフィールド工業の管理人を務める。種族は不明(「エーギル(海洋生物系種族)」と推測する者もいる)。基本的に「喋らない主人公」だが、序盤はセリフがあり、それ以外でも稀にセリフのあるシーンがある。
タロⅡの文明を守る重要な人物の一人とされるが、正体は謎。エンドフィールド工業の切り札として扱われ、最重要機密の一つでもある。記憶喪失状態にある。集成工業システムの開発者。
ゲーム内で性別の切り替えが可能。
ペリカ
声 - 若山詩音
監察官であり公式発言者の一人。種族はリーベリ。
見た目は若いが、10年前、コールドスリープに就く前の管理人と共闘していたと語っている。協約技術の専門家。管理人が眠りについている間は代わりに危機対策班の指揮権を引き継ぎ戦うなど、エンドフィールドの安定と発展に全力を尽くしている。
チェン・センユー
声 - 鈴代紗弓
危機対策班の中核オペレーター。種族は龍族。
幼少期から母親と談剣堂によって武術の腕を磨いてきた。そのため、非常に高い戦闘能力と、年齢の割には強靭な精神力を持つ。楽観主義者で情熱的。
アンドレイ
集成工業エンジニア責任者。
シン・ジャンチー
四号谷地「中枢基地」の責任者を務める女性。周りからはシン主任と呼ばれている。
イヴォンヌ
声 - 雨宮天
特殊技術部のオペレーター。種族はヴイーヴル。
超域や浸蝕、および関連機器の研究をしている。学生時代から科学研究の分野で目覚ましい成果を上げるなど疑う余地のない天才。派手な容姿をしており、常識にとらわれることなく常に流行の最先端を走る。
ウルフガード
声 - 前野智昭
危機対策班のオペレーター。二丁拳銃の使い手。種族はループス。
文明地帯外縁のランドブレーカー「狼群」の一員。ペリカの推薦を受けエンドフィールド特殊技術部へ加入。現在はエンドフィールド工業の危機対策班として活動している。
ロッシ
声 - 日高里菜
エンドフィールドのオペレーター。種族はループス。
ランドブレーカー「狼群」のエリートであり、ウルフガードの実の妹。本名は「ロッシーナ・ウルフパール・ルピーノ」。赤ずきんがトレードマーク。
エステーラ
声 - 高橋花林
エンドフィールドのオペレーター。種族はフェリーン。
エンドフィールド行動隊Z7のメンバーで、情報収集や通信任務を担当している。しかし、体力は人並み以下である。不運に見舞われることが多く、時々、破天荒な発言をする。感覚器官が刺激を感じにくいために、刺激的な趣味を持っている。その割には、のびのびと暮らすことを夢見ている。
キャッチャー
声 - 木島隆一
エンドフィールドのオペレーター。種族はペッロー。
本名は「ルイ・フォン・キャッチャー」。文明地帯の軍人一家に生まれ、アケクリの申請により行動隊Z7へ配属されている。援護や後方支援を担当し、幼少期の事故や病気に苦しんだ経験から不屈の戦士として成長した完璧主義者。
アンタル
声 - 武内駿輔
エンドフィールドのオペレーター。種族はサヴラ。
エンドフィールド行動隊Z7のメンバーで、源石技術のコンサルタントとして活動している。エンドフィールドの源石自動化開発プロジェクトに参加したことがあり、アケクリの特別推薦により特殊技術部へ異動した。
フローライト
声 - 大地葉
エンドフィールドのオペレーター。種族はフィディア。
エンドフィールド行動隊Z7のメンバーで、偵察や戦線の撹乱を担当している。文明地帯の外れにある開拓エリア出身で、移住と流浪を繰り返す中で観察力を身につけ、暴力組織の掟や小悪党の手口に精通している。
アケクリ
声 - 長月あおい
エンドフィールドのオペレーター。種族はペッロー。
特殊技術部行動隊Z7の隊長。商学院の優等生として自己推薦でエンドフィールド工業に加入し、ほぼ一人で行動隊Z7を創設。作戦指揮、物資調達、管理業務を一手に引き受け、部下を気遣いながらまとめている。

ロドス・アイランド

レーヴァテイン
声 - 堀江由衣
エンドフィールドの管理人直オペレーター。種族はサルカズ。
ロドス・アイランドに所属し、目標を探して一人旅をしていたところを管理人に推薦されオペレーターとなった。戦闘能力の高さと実直で裏表のない性格から話が通じないと誤解をうけることもしばしば。炎を操り、アイスクリームが大好物。
アルデリア
声 - 金元寿子
エンドフィールドの地質研究専門家。種族はキャプリニー。
ロドス・アイランドに所属し、現在はエンドフィールドにおいて、地質研究の専門家として活動している。いつも1人で災害現場へと駆けつけ、自らサンプルを集めて構造を分析し、超域と地質災害との関係を研究している。常に謙虚で礼儀正しい。
スノーシャイン
声 - 明坂聡美
エンドフィールドの救援専門家。種族はウルサス。
ロドス・アイランドに所属し、現在はエンドフィールドにおいて、救援専門家として活動している。極地や高地の地理に精通した専門家であり、『極地サバイバルガイド』の著者。
ポグラニチニク
声 - 速水奨
エンドフィールドの軍事顧問。種族はリーベリ。
本名は「ホールスン」ロドス・アイランドに所属し、現在はエンドフィールドにおいて、鉄誓軍盾兵旗隊の指揮官として活動している。タロⅡ北部の環北極圏前線で長年戦い、軍事理論とチーム戦闘に精通した専門家。
ギルベルタ
声 - 大橋彩香
エンドフィールド特殊技術部のトランスポーター。種族はヴァルポ。
ロドス・アイランドに所属し、現在はエンドフィールドにおいて、トランスポーターとして活動している。基地や拠点間の手紙の配達や情報の伝達を担当し、文明地帯と開拓エリアの境界を頻繁に飛び回っている。ロドスの推薦によりエンドフィールドに加入し、現在は特殊技術部に所属。

工業団連盟

アレッシュ
声 - 松風雅也
エンドフィールドのオペレーター。種族はアナティ。
元工業団連盟保安局連絡員の推薦により、エンドフィールドに加入し、開拓エリアにおける連絡と護衛業務を担当。鱗獣屋として活動し、鱗獣釣り講座も兼務。

衆生長地

タロⅡの過酷な荒野を生き抜く遊牧民の集落。属する人々は自然と万物の中で生き残るための深い知恵を持っており、荒野で積み重ねた経験や知識を「歌(詩)」として代々語り継ぐ独自の文化を持っている。

アークライト
声 - 藤原夏海
エンドフィールドのオペレーター。種族はクランタ。一人称は「
衆生長地の吟遊者で、詩教者オリシャの推薦によりエンドフィールド工業に加入し、現在は外勤オペレーターとして各種任務のほか、機械や車両の点検・整備に協力している。

宏山科学院

ゾアン・ファンイ
声 - 桑島法子
武陵城の代理天師。
ミ・フ
武陵巡衛隊の責任者。
リーフォン
声 - 石橋陽彩
エンドフィールドのオペレーター。種族はアナサ。
武陵城出身の武陵衛兵隊見習い隊員で、現在はエンドフィールド特殊技術部でインターン(実習中)。10年前の事故により家族を失い、義手を持ちながら急速に成長を遂げた16歳の少年。
ダパン
声 - 小山力也
エンドフィールドのオペレーター。種族はウルサス。
宏山科学院の出身で、オペレーター・チェン・センユーの推薦により、個人の立場でエンドフィールド工業の特殊技術部に加入。料理をプロフェッショナルなキャリアの頂点と見なし、新レシピ開発やフュージョン料理に情熱を注ぐ。

静語伝道会

ザイヒ
声 - 宮本侑芽
エンドフィールドのオペレーター。種族はサルカズ。
ラテラーノからタロⅡに派遣された技術研究組織「静語伝道会」の出身で、対話派に所属。現在は帝江号で協約源石ネットワークの構築およびシステム統合等の情報工学関連業務に従事し、源石ネットワークに対して独自の見解を持つ。情報技術分野に有り余る知識を持ち、エンドフィールドにとって欠かせない存在。

環タロ商会

アイビーエナ
声 - 喜多村英梨
エンドフィールド特殊技術部のオペレーター。種族はコータス。
環タロ商会所属の武装トランスポーターで、現在はエンドフィールド工業の特殊技術部に所属。さまざまな土地を巡る中で、それらの土地に共通する「管理人」の存在に気づき、野外の郵便局で働きながら推薦を受けてエンドフィールドに加入した。交渉術に長け、機敏で信頼できる女性。

清波砦

タンタン
声 - ファイルーズあい
エンドフィールドのオペレーター。種族はフェリーン。一人称は「俺様」。
清波砦の大親分。個人的な理由によりエンドフィールドに加入。現在はエンドフィールド清波砦事務所の責任者を務めている。
ルアン・イー
声 - 喜屋武和輝
清波砦のNo.2。タンタンとは兄弟分のような関係である。

セシュカ

ラストライト
声 - 白石晴香
エンドフィールド特殊技術部管理下のオペレーター。種族はサルカズ。
本名は「アーデルハイト」。セシュカから特別に派遣されたブランドアンバサダー。現在はエンドフィールドの特殊技術部に所属し、霜雪と武器を振るって目標を支えている。キャプリニー墓守夫婦に養子として育てられ、本能的な「摂食」欲求を拒絶して死者を静かに眠らせることを望む優しい少女。セシュカの浮遊都市のサルカズに発見され、高給の契約と本能抑制訓練のために加入した。

鉄誓軍

エンバー
声 - 小松未可子
エンドフィールドのオペレーター。種族はサンクタ。
「鉄誓軍」という軍事組織の騎士で、北地をさすらう。 贖罪のために「アンゲロスと侵蝕生物を1万匹討伐する」という誓いを立て、遠征中。 戦死した戦友の後継者を募るため文明地帯へ帰還し、エンドフィールド工業に協力して加入。

開発

本作の開発にはゲームエンジン「Unity」が使用されているが、要求される仕様を実現するために、開発陣によって大幅な改造が施されている点が特徴である。

開発陣によると、本作は以下の理由から、一般的な3Dゲームと比較して描画負荷が極めて高い[18][19][20]

  1. 高ポリゴンなキャラクターモデル: 1体あたり8万〜10万ポリゴン(スマートフォン版でも4万〜5万)と、他社タイトルの平均の約1.5倍のポリゴン数を持つ。
  2. 4人パーティの同時描画: 高負荷なキャラクター4体が常に画面内で同時にアクションを行う。
  3. 集成工業システム: 大量の「動的オブジェクト」である工場設備が画面を埋め尽くす。

これらの高負荷な要素をPC、PS5、モバイルのマルチプラットフォームで同時に実現するため、開発チームはUnityの内部コアコンポーネントの多くを再構築したと公言している。主な改造点は以下の通り[18][19][20]

  • グラフィックレンダリング部分の全面的改造: Unityの基本構成やエディタを残し、内部のコアコンポーネントや他の要素はすべて再構築したとされる。
  • 基礎構成へのデータ指向(ECS)方式の採用: ゲームコンポーネントをより効率的に処理するために採用。
  • グラフィックスAPIの全面的改良。
  • 独自のシェーディング技術の開発: マルチプラットフォーム対応の独自技術により、通常は難しい「遠景」や「超遠景」までも含む、すべてのフィールドで動的な影の描画を実現。PBR(物理ベースレンダリング)とNPR(ノンリアルタイム・フォトリアリスティック)の調和を図り、手描き筆致の動的シミュレーションも実現。
  • 工場システム専用の技術: 工場建築の描画(動的な光と影の表現)のため、ECSを基盤とした独自のデータ処理・レンダリング技術を採用。戦闘施設配置や出撃防御モード、大規模地形システム、仮想テクスチャマッピング、シームレスロード技術も自社開発。

沿革

2022年
  • 3月10日 - 各ソーシャルメディアで「アークナイツ:エンドフィールド」の公式アカウントが開設された[21] 。 3月16日に、ティーザーPV、及び多言語対応の公式サイトが発表された。二日後にCG trailerと実機プレイ動画が公開され、「アークナイツ:エンドフィールド」はリアルタイム戦略ロールプレイングゲームであることが表明された 。公開時点では、ゲームはまだ初期の開発段階にあるという[6]
2025年
  • 1月17日 - より第一回ベータテストが開催[22]。それに伴いベータテストPVが公開。
  • 9月9日 - Appleより公開されたiPhone17並びに17PRO MAX紹介ページにて本作のプレイ動画が公開された[23]。また、そのページの下部に2026年初頭にリリース予定と明記されている[24]
  • 9月25日 - 東京ゲームショウにてPC版、PS5版の試遊が展開された[25]。また、期間中にPS5版の実機によるプロローグゲームプレイ動画が公開された[26]
  • 11月21日 - App StoreGoogle PlayEpic Games Store、PlayStation 5にて事前登録が開始[27]
  • 11月28日 - 第二回ベータテストが開催。それに伴いベータテストⅡPVが公開[28]
  • 12月12日 - 「The Game Awards 2025」にてリリース日が2026年1月22日に決定[29]
2026年
  • 1月22日 - サービスの開始。予定されていた12時よりも2時間早い10時よりサーバーがオープンした[30]
  • 1月23日 - 全世界総ダウンロード数が3000万を突破[31]

脚注

外部リンク

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