落葉広葉樹の小高木。樹高は6 - 8メートル (m) になり、カエデ類としては小型のほうである[5]。樹皮は青緑色を帯び、縦に濃緑色の筋が入り、滑らかであるが、生長すると共に緑色が褪せて灰褐色になっていく[5]。今年枝(一年枝)は細く、緑色から暗紅紫色で[5]、花時のみ縮毛があるが、後に落ちる。鱗片葉は長さ2センチメートル (cm) でやや紅色を帯びる。
葉は長さ1 - 3 cmの葉柄をもって対生する。葉身は卵形から長卵形で、長さ3 - 8 cm、幅1.5 - 5 cm、ほとんど切れ込まないか浅く3裂し、ときに5裂する。葉または裂片の先端は尾状に伸び、基部は浅心形から円形になり、葉縁には不ぞろいの重鋸歯がある。成葉の表面は無毛であるが、花時には裏面の葉脈上や葉柄に褐色の縮毛が生える。秋に紅葉し、黄色を中心に色づくが、日当たりのよい個体や若木では、橙色から赤色に色づくこともある。
花期は4 - 5月[5]。長さ2 - 4 cmの総状花序を有花枝の先端から下垂させる。花は10個内外つき、淡緑色になる。雄花の萼片は長さ3 - 4ミリメートル (mm) 、花弁は長さ4 - 5 mmでそれぞれ5個、雄蕊は長さ2 mmで8個ある。雌花の萼片は長さ2 mm、花弁は長さ3 mm、退化雄蕊は長さ1 mmあり、子房には赤褐色の短毛があり、2分する花柱は渦巻状に外曲する。果期は6 - 8(10)月。果実は翼果で2個の分果からなり、分果の長さは2 cmになる。
冬芽は長卵形で柄があり、2枚の芽鱗に包まれる。枝先に頂芽がつき、側芽が枝に対生する[5]。葉痕はU字形やV字形で、維管束痕が3個つく[5]。