オクラホマ巨人

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オクラホマ巨人』(オクラホマきょじん、Oklahoma Crude)は1973年アメリカ合衆国映画

オクラホマ油田を舞台に、石油採掘に命を賭ける3人の男女と資本家の争いを描いた作品[1]スタンリー・クレイマー監督の作品で、出演はジョージ・C・スコットなど。

第8回モスクワ国際映画祭では金賞を受賞した[2]。また、アン・マレーの歌う主題歌「Send a Little Love My Way」が第31回ゴールデングローブ賞主題歌賞にノミネートした[3]

1913年のこと。リーナ・ドイルは、オクラホマ州アルミラ(注:架空の町)郊外にある小さな土地の所有者で、その土地には目立つ丘があった。リーナは、この丘が巨大な油層の上にできたドーム状の地形だと信じ、「ワイルドキャット(試掘)」と呼ばれる独立採算の掘削事業を行っているが、まだ出油には至ってはいなかった。従業員は若いネイティブ・アメリカンの青年ジミーただ1人である。ある日、長らく不仲だった父クリーオン・ドイルが現れ、手助けを申し出るが、リーナは拒絶する。それでもクリーオンは、リーナの土地を守るために用心棒を雇おうとするが、誰も引き受けようとしない。地域で最も強大な石油会社であり、アルミラの町に諸々の恩恵を与えているパン・オクラホマ石油ガス会社に逆らうことを誰も望まなかったからである。ただ1人、米西戦争に従軍した退役兵ノーブル・“メイス”・メイソンだけが引き受ける。リーナはメイソンのことを警戒しつつも雇う一方、父親のことは拒絶し続ける。

ある豪雨の夜、パン・オクラホマ社の「調整役」として雇われている元米陸軍大尉ウォルター・C・ヘルマンが現れ、土地を売ることを要求する。リーナがこれを拒否したところ、ヘルマンは手下に命じてリーナとジミーに暴行を加えさせる。ジミーはその傷がもとで死んでしまう。メイソンは200ドルと引き換えにヘルマンの側に寝返ることを申し出るが、ヘルマンは彼を卑劣な日和見主義者と嘲り、それに応じないばかりか彼にも暴行を加えさせる。クリーオンはリーナとメイソンを看病して回復させる一方、ヘルマンは不法にリーナの土地を占拠し、掘削を始める。

和解したリーナとクリーオンはアルミラの町で弁護士から、裁判官たちにはパン・オクラホマ社の息がかかっていることから、パン・オクラホマ社に対する訴訟は勝ち目がないと告げられる。但し、自衛を名目に実力で土地を取り戻すことは可能だと示唆される。リーナ、クリーオン、メイソンは散弾銃や手榴弾でヘルマン配下の労働者たちを襲撃、威嚇して土地を奪還する。

翌日、ヘルマンはパン・オクラホマ社の社主の息子ヘンリー・H・ウィルコックスと、より多くの手下を連れて戻って来て、土地を売らなければ「包囲」するぞと脅す。リーナは再び拒否する。土地は包囲され、厳重な監視下に置かれるが、流血の事態を避けたいという強い意向を持つウィルコックスの命令により、ヘルマンは暴力行為を控えざるを得ない。他の石油会社もこの争いを知り、漁夫の利を狙って代表者を送り込む。包囲が長引く中、メイソンは食料や酒を盗むため、危険を冒してパン・オクラホマ側の陣地に忍び込み、リーナに感謝される。その後、掘削作業中に噴出事故が起き、ドリルケーブルが切断されてしまう。リーナの反対を押し切って、クリーオンは背中に弾除けの金属板を装着して櫓に登り、ケーブルを交換する。作業は成功するが、降りる途中で金属板が外れて落ちてしまい、ヘルマンの手下の銃弾が当たり死んでしまう。この悲劇の後、リーナとメイソンは恋愛関係になる。

ついにリーナたちは油層を掘り当て、多くの会社が原油の購入契約を獲得すべく殺到する。リーナは1バレル(=約159リットル)当たり2.50ドルというやや高めの価格を提示するが、買い付けに熱心な各社はこれを受け入れる。しかし原油の噴出は突然止まってしまう。リーナが掘り当てたのは取るに足らない小さな油溜まりで、失敗であった。ヘルマンや他の石油事業者たちは即座に撤収する。その後、リーナとメイソンはメキシコで石油を探す話をするが、メイソンは石油の仕事から足を洗いたいと告げる。立ち去ろうとするメイソンの背中に向かってリーナが呼び止める。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
TBS 機内上映版
メイソンジョージ・C・スコット川合伸旺
リナフェイ・ダナウェイ平井道子
クレオンジョン・ミルズ八奈見乗児
ヘルマンジャック・パランス西村晃大塚周夫
マリオンウィリアム・ラッキング渡部猛
ウィルコックスハーベイ・ジェイソン西川幾雄
ウォブリーテッド・ゲーリング
マッシブマンクリフ・オズモンド
ブリスハーヴェイ・パーリー田中康郎
不明
その他
峰恵研
宮下勝
小野丈夫
亀井三郎
広瀬正志
演出蕨南勝之
翻訳入江敦子
効果
調整
制作東北新社
解説
初回放送1978年12月18日
月曜ロードショー

スタッフ

出典

外部リンク

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