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カイル・ヘンドリックス

アメリカの野球選手 (1989 - ) From Wikipedia, the free encyclopedia

カイル・クリスチャン・ヘンドリックス(Kyle Christian Hendricks, 1989年12月7日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ニューポートビーチ出身の元プロ野球選手(投手)。愛称はヘンド[1]。

生年月日 (1989-12-07) 1989年12月7日(36歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
190 lb =約86.2 kg
概要 基本情報, 国籍 ...
カイル・ヘンドリックス
Kyle Hendricks
カブスでの現役時代、ワールドシリーズ第7戦にて
(2016年11月2日、プログレッシブ・フィールド)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ニューポートビーチ
生年月日 (1989-12-07) 1989年12月7日(36歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 MLBドラフト8巡目(全体264位)
初出場 2014年7月10日
最終出場 2025年9月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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経歴

プロ入り前

2008年のMLBドラフト39巡目(全体1189位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名されたが、ダートマス大学へ進学した。

プロ入りとレンジャーズ傘下時代

2011年のMLBドラフト8巡目(全体264位)でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。傘下のA-級スポケーン・インディアンス(英語版)でプロデビュー。リリーフとして20試合に登板して2勝2敗3セーブ、防御率1.93、36奪三振の成績を記録した。9月にAA級フリスコ・ラフライダーズへ昇格し、先発に転向。1試合に登板した。

2012年はA+級マートルビーチ・ペリカンズに所属し、20試合に先発登板して5勝8敗、防御率2.82、112奪三振の成績を記録した。6月にはカロライナリーグのオールスターチームに選出された[2]。

カブス時代

2012年7月31日にライアン・デンプスターとのトレードで、クリスチャン・ビヤヌエバと共にシカゴ・カブスへ移籍した[3]。移籍後はA+級デイトナ・カブスに所属し、5試合(先発4試合)に登板して1勝0敗、防御率4.24、11奪三振の成績を残した。

2013年はまずAA級テネシー・スモーキーズに所属し、21試合に先発登板して10勝3敗、防御率1.85、101奪三振の成績を記録した。8月にAAA級アイオワ・カブスへ昇格。6試合に先発登板して3勝1敗、防御率2.48、27奪三振の成績を記録した。

2014年1月22日にはカブスの2013年度マイナーリーグ最優秀選手に選ばれた[4]。AAA級アイオワで開幕を迎え、17試合に先発登板。10勝5敗、防御率3.59、97奪三振を記録し、7月10日にカブスとメジャー契約を結んだ[5]。同日のシンシナティ・レッズ戦で先発起用されメジャーデビュー。6回を投げ、5安打、4失点、3四球、7奪三振という内容だったが、勝ち負けは付かなかった[6]。7月22日のサンディエゴ・パドレス戦(リグレー・フィールド)で初勝利[7]。8月は4勝を記録し、ナ・リーグのルーキー・オブ・ザ・マンスに選出された。この年は13試合に先発登板し、7勝2敗、防御率2.46、WHIP1.08という好成績だった[8]。シーズンオフのルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票では2ポイント獲得し、ナ・リーグ7位タイであった[9]。

2015年は完全に先発ローテーションに定着し、32試合に先発登板。5月21日の対サンディエゴ・パドレス戦では、5安打、7奪三振無四球の快投でメジャー初完封を記録したが[10]、シーズン全体では良い時と悪い時の調子の波が大きかった[11]。また、調子が良くて好投した試合で味方打線の援護が得られないケースが頻発したため、防御率3.95、8勝7敗、WHIP1.16という成績で勝ち運に恵まれなかった[11]。また、この年は自身にとって初めてとなるポストシーズンを経験し、2015年のナショナルリーグワイルドカードゲーム(英語版)1試合に登板した[8]。以降は後述の通り、4年連続でポストシーズン登板を果たした。

2016年は前半戦を防御率2.56の好成績で折り返した。後半戦では投球に一層の安定感が増し、8月1日のマイアミ・マーリンズ戦で完封勝利[12]、9月12日の対セントルイス・カージナルス戦(ブッシュ・スタジアム)では8イニングを投げて1失点など[13]、14試合で防御率1.68を記録した。シーズン通算では31試合(先発30試合)に登板し190イニングを投げ、防御率2.13、16勝8敗、170奪三振などを記録し[8]、同僚のジョン・レスターに0.31の差をつけて最優秀防御率のタイトルを獲得した。サイ・ヤング賞の投票では、マックス・シャーザー、レスターに次ぐ3位だった[14]。また、同年チームはワールドシリーズでクリーブランド・インディアンスを4勝3敗で撃破。自身初、そして結果的に彼の現役時唯一となるワールドシリーズ優勝を経験した。なお、ヘンドリックス自身はこのポストシーズンでリーグ優勝決定シリーズからワールドシリーズまでの計5試合に登板して1勝1敗、防御率1.42、19奪三振などを記録している[8]。

2017年は開幕から11試合で4勝3敗、防御率4.09と調子が上がらず、6月8日に右手中指の腱炎によって故障者リスト入りした[15]。7月24日に本拠地で行われたクロスタウン・クラシックの対シカゴ・ホワイトソックス戦で復帰し[16]、それ以後は13試合で防御率2.19と好投したが、シーズン通算では24試合の先発登板で7勝5敗、防御率3.03で規定投球回にも届かなかった[8]。3年連続の出場となったポストシーズンでは3試合に先発登板。前年と同じ1勝1敗ながら精彩を欠き、防御率は3.94と前年よりも悪化する結果となった。

2018年は33試合すべてに先発登板。2年ぶりの二桁勝利となる14勝を経験した一方で、11敗と敗戦も二桁を数えた[8]。4年連続の出場となったポストシーズンでは1試合にこの年は先発ではなく中継ぎとして起用されたものの、その試合では延長13回にジャスティン・ウィルソンの後を受けて8番手で登板。この試合ではコロラド・ロッキーズのトニー・ウォルターズに勝ち越しとなる適時打を浴びて敗戦投手となった[17]。チームもこの試合に敗れたことにより、ワイルドカードで敗退した。

2019年3月26日、4年総額5550万ドルで契約を延長した。オプションとして2024年シーズンの契約の選択権を球団が持つ[18]。5月3日に本拠地で行われたカージナルス戦では81球を投げて勝利し、キャリア初のマダックスを手にした[19]。マダックスを意識していたため、「ラッキーだったよ。毎回、早めにコンタクトを取って、早めにアウトを取ろうとしている。こうなったら、『見て、やったぞ!』って言えるんだよ。」とコメントした[20]。この年は30試合に登板し、11勝10敗、防御率3.46などの成績だった[8]。

2020年は新型コロナウイルスの影響で60試合制の短縮シーズンとなり、7月24日に自身初の開幕投手でミルウォーキー・ブルワーズに対して3安打(いずれも単打)、無四球、9奪三振、103球の圧巻の投球で完封勝利を記録した[21]。開幕戦での完封勝利はMLBではクレイトン・カーショウ以来7年ぶり、カブスではビル・ボナム(英語版)以来46年ぶりであった[22]。この年は12試合に先発登板し、6勝5敗、防御率2.88などの成績だった[8]。また、2年ぶりで結果的に現役最後の出場となったポストシーズンでは1試合に先発登板したものの、0勝1敗と先発登板した年唯一となる未勝利に終わった[8]。

2021年4月1日のパイレーツとの開幕戦で2年連続2度目の開幕投手を務めた[23]。この年は32試合に先発登板し、リーグ5位の14勝7敗、防御率4.77などの成績だった[8]。

2022年に3年連続3度目の開幕投手を務めた。7月5日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で右肩の張りを訴えて降板した後、負傷者リストに登録され[24]、結果的にシーズン中に復帰することはできなかった。この年は16試合に先発登板し、4勝6敗、防御率4.80などの成績だった[8]。自身初の負け越しでシーズンを終えるという屈辱を味わう結果となった。

2023年5月25日のニューヨーク・メッツ戦(リグレー・フィールド)で10カ月以上ぶりの復帰登板を果たした(この試合では4.1イニングを投げて被安打6、自責3ながら5失点で敗戦投手)[25]。これと同時にカブスで実働10年となったが、これはカブスの投手としては12人目のことであった[26]。

2024年シーズンも先発投手として期待されたが、4勝12敗とデビュー以来初めて大きく負け越した[8]。その他の成績も軒並み悪化した結果、首脳陣の期待を大きく裏切り、オフの10月31日にFAとなった[8]。

エンゼルス時代 

2024年11月6日にロサンゼルス・エンゼルスと1年総額250万ドルの契約を結んだ[27]。

2025年は31試合に先発登板して8勝10敗と前年よりは持ち直したものの、2年連続の負け越しとなり、防御率も4.76と打ち込まれるなど全盛期の面影は無く、オフの11月10日に現役引退を発表した[28]。

選手としての特徴

オーバースローから、平均88mph(約142km/h)のシンカーを中心に、決め球である平均81mph(約130km/h)のチェンジアップ、その他に平均89mph(約143km/h)のフォーシーム、平均76mph(約122km/h)カーブを使用する[30]。速球の最速は2014年に計測した93.1mph(約149.8km/h)。

詳細情報

年度別投手成績

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年

度
球

団
登

板
先

発
完

投
完

封
無
四
球
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
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丨
ル
ド
勝

率
打

者
投
球
回
被
安
打
被
本
塁
打
与
四
球
敬

遠
与
死
球
奪
三
振
暴

投
ボ
丨
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
W
H
I
P
2014 CHC 13130007200.77832180.17241524470024222.461.08
2015 32321118700.533739180.01661743181673182793.951.16
2016 313021016800.667745190.01421544381705053452.130.98
2017 24240007500.583570139.21261740121230049473.031.19
2018 3333000141100.560812199.01842244491610082763.441.15
2019 3030111111000.524730177.01681932191501078683.461.13
2020 12121106500.54531581.17310811641026262.881.00
2021 323210014700.667785181.0200314431313120101964.771.35
2022 16160004600.40035684.185152403660045454.801.29
2023 24240006800.429578137.0138132704930068573.741.20
2024 292400041200.250567130.2147214303870088865.921.45
2025 LAA 313100081000.444695164.21672543351140092874.761.28
MLB:12年 3073016421059100.53672131745.01668209407196913731217887343.791.19
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ポストシーズン投手成績

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年

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球
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安
打
被
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四
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敬

遠
与
死
球
奪
三
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暴

投
ボ
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ク
失

点
自
責
点
防
御
率
2015 CHC NLDS 110000----184.243000700335.79
NLCS 110000----174.051100400224.50
2016 NLDS 110000----153.240000000224.91
NLCS 221100.5004612.2514001100110.71
WS 220000----399.0100301800211.00
2017 NLDS 2210001.0004911.01124111300443.27
NLCS 110100.000235.062100500435.40
2018 NLWC 100100.00071.130000000116.75
2020 NLWC 110100.000286.151301300334.26
出場:5回 12112400.33324257.253101613510022203.12
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年度別守備成績

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年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2014 CHC 13416031.000
2015 321729021.000
2016 311630021.000
2017 24172913.979
2018 33133113.978
2019 30102920.951
2020 12713001.000
2021 321720001.000
2022 165810.929
2023 2492120.938
2024 2971111.947
2025 LAA 3151811.958
MLB 307127255915.977
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タイトル

表彰

記録

背番号

  • 28(2014年 - 2025年)

脚注

関連項目

外部リンク

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