カッサンドラー
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概要
プリアモス王とヘカベーとの間に生まれた[1]。長兄にイーリオスの英雄ヘクトール、兄に「パリスの審判」で知られイーリオスに戦乱(ひいては滅亡)をもたらしたパリスを持つ。ヘレノスとは双子だという[1]。
アポローンに愛され、彼と同衾する代わりに予言能力を授かったが、カッサンドラーは彼との性交を拒絶してしまう[1]。憤慨したアポローンは、「カッサンドラーの予言を誰も信じないように」という呪いをかけてしまった[1]。カッサンドラーは、パリスがヘレネーをさらってきたときも、トロイアの木馬をイリオス市民が市内に運び込もうとしたときも、これらが破滅につながることを予言して抗議したが、誰も信じなかった[1]。
イーリオス陥落の際、小アイアースにアテーナーの神殿において凌辱された[1]。小アイアースは、これによってアテーナーの怒りを買い、ギリシアへの航海の途中で溺死させられた。カッサンドラーはアガメムノーンの戦利品となり、ミュケーナイに連れてゆかれた[1]。そして、アガメムノーンとともに、アガメムノーンの妻クリュタイムネーストラーの手にかかり、命を落とした[1]。
系図
絵画ギャラリー
- Palmer, Henrietta L. (Henrietta Lee), b. 1834『カッサンドラー』
- フレデリック・サンズ『ヘレネーとカサンドラ』1866年
- ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ『カッサンドラー』1861年

