メムノーン
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トロイア戦争
トロイア戦争で、メムノーンはエティオピア軍を率いて、トロイアの援軍にやって来る[4]。彼の武器はヘーパイストス製作の完全武装。(『ホメーロスの英雄叙事詩』、P.37)戦闘でアンティロコスを殺すが[5]、復讐に燃えるアキレウスによって殺される。
共に女神の血を引く2人の戦いは天上の神々さえも注目させる激しいものとなった。二柱の女神の嘆願に当惑したゼウスは、アキレウスとメムノーンとの二人の運命を天秤にかけた所、メムノーンの皿が沈んだ。
このメムノーンの死は、パトロクロスを殺したことでアキレウスに復讐され殺されたトロイア王子ヘクトールの話と似ている。
死後、ゼウスはエーオースの涙に心動かされ、メムノーンに不死性を与える。オウィディウスによれば、メムノーンの灰からメムノニデースと呼ばれる好戦的な鳥が生まれ出た。この鳥は、1年ごとに、父を記念して戦いあうという[6]。
メムノーンの物語は失われた叙事詩『アイティオピス』に描かれていた。それを基にしたスミュルナのコイントスの『トロイア戦記』にもメムノーンの死は描かれている。
