クラウドストライク事件

From Wikipedia, the free encyclopedia

日付2024年7月19日 (14か月前) (2024-07-19)
場所世界中
種別システムの停止
原因コンピュータークラッシュ
クラウドストライク事件
ブルースクリーンのスクリーンショット
日付2024年7月19日 (14か月前) (2024-07-19)
場所世界中
種別システムの停止
原因コンピュータークラッシュ
結果世界中で約850万台の Microsoft Windowsがクラッシュし、全世界で障害が発生した。

クラウドストライク事件(クラウドストライクじけん)は、クラウドストライクが作成したセキュリティソフトウェアの欠陥のあるアップデートにより、2024年7月19日Windows 8以降を搭載したWindows搭載PCがクラッシュする、全世界的なシステム障害である[1][2]。世界中の企業や政府を巻き込んだこの障害は、情報技術史上最大とも言われている。航空会社、空港、銀行、ホテル、病院、株式市場、放送などが影響を受けたほか、緊急電話番号やウェブサイトなどの政府サービスも影響を受けた。

世界的な経済的被害は少なくとも100億ドルと推定されている。数時間以内にエラーが発見され、修正版がリリースされたが、影響を受けたコンピュータは手動で修正する必要があったため、多くのサービスで障害が続いた。

クラウドストライク社のロゴ

7月18日、欠陥のあるアップデートの前に、マイクロソフトは、一部の企業のストレージへのアクセスをブロックし停止した。マイクロソフトによると、2つの事件は関連していない。 7月19日、仮想マシンが再起動とクラッシュする問題が発生する。そして2時間後、Googleも問題を報告した。7時15分 UTC(日本時間16時15分)に、Googleは、クラウドストライクのアップデートに過失があると発表した[3]。 クラウドストライクCEOジョージ・カーツ英語版は、サイバー攻撃ではなく、CrowdStrikeの欠陥のあるドライバーアップデートが停止を引き起こしたことを確認した。

背景

2024年7月19日 4時9分 UTC (日本時間13時9分)に発行された構成ファイルの更新が Windowsセンサークライアントと競合し、影響を受けたマシンが停止コードでブルースクリーンになった。この問題は主に Windows 10およびWindows 11を実行しているシステムに影響したが、Windows 7またはWindows Server 2008 R2を実行しているホストは影響を受けなかった。影響は クラウドストライクソフトウェアをインストールしたWindowsコンピューターとサーバーに限定されていたため、ほとんどの個人用コンピューターは影響を受けなかったとされる[4]

対策

影響を受けたマシンは、セーフモードまたは Windows 回復環境で起動し、%windir%\System32\drivers\CrowdStrike\C-00000291*.sys を削除することで復元する。ただし、影響を受けた企業がすべてのシステムを復元するのは数日かかることがある。

影響を受けた人の中には、影響を受けたデバイスを数回再起動すると問題が解決する可能性があることもある。コンピューターを繰り返し再起動すると、デバイスがクラッシュする前にソフトウェアが自動的に更新される可能性があるため、この方法は効果的であると推測される。

原因については同社のセキュリティー対策ソフトを導入したパソコンに障害が発生したという。同社のジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)は現地時間19日早朝にX(旧ツイッター)の投稿で、「セキュリティーの問題やサイバー攻撃ではない」と説明し、既に問題点を特定し、修正プログラムを展開したとしている[5]

影響

謝罪とその後

脚注

Related Articles

Wikiwand AI