Wikiwand AI

クリスチャン・イエリッチ

アメリカ合衆国の野球選手 From Wikipedia, the free encyclopedia

クリスチャン・スティーブン・イエリッチ(Christian Stephen Yelich , 英語発音: [ˈkrɪst͡ʃən ˈstivən ˈjɛlɪt͡ʃ][2]; 1991年12月5日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サウザンドオークス出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ所属。 ブルワーズ公認の初代キャプテン。 愛称はイェリ(Yeli)[3]。

生年月日 (1991-12-05) 1991年12月5日(34歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
220 lb =約99.8 kg
概要 ミルウォーキー・ブルワーズ #22, 基本情報 ...
クリスチャン・イエリッチ
Christian Yelich
ミルウォーキー・ブルワーズ #22
ミルウォーキー・ブルワーズ時代
(2024年6月18日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サウザンドオークス
生年月日 (1991-12-05) 1991年12月5日(34歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2010年 MLBドラフト1巡目(全体23位)
初出場 2013年7月23日
年俸 $24,032,605(2026年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2017年
閉じる
概要 獲得メダル, 男子 野球 ...
閉じる

姓はイェリッチと表記されることもある。

経歴

プロ入りとマーリンズ時代

2010年のMLBドラフト1巡目(全体23位)でフロリダ・マーリンズから指名され[4]、8月16日に契約した[5]。

2013年7月23日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューした[6]。「2番・左翼手」で先発起用され、4打数2安打だった。62試合に出場して打率.288、4本塁打、16打点を記録した[5]。

マイアミ・マーリンズ時代
(2014年6月6日)

2014年は、左翼手のレギュラーに定着し、144試合に出場した。6月に腰を痛めて故障者リスト入りしたが[7]、その期間を除いては常時起用されたため、規定打席に到達した。打撃面では、1打席当たりで4.26球(ナショナルリーグ2位)を投げさせる粘り強さ[7]を発揮。左打者ながら左投手を.317と打った他、得点圏でも.318を記録[7]するなど、シーズントータルでは打率.284、9本塁打、54打点、21盗塁、出塁率.362を記録した[5]。守備では、138試合の左翼手の守備で1失策、守備率.996で、レギュラー1年目でゴールドグラブ賞を受賞した[8]。

2015年3月にマーリンズと総額4957万ドルの7年契約を結んだ[9]。この年は故障もあり、126試合の出場に留まったが、規定打席には2年連続で到達した。打率.300、7本塁打、44打点、16盗塁を記録した。全選手の中でゴロ率(62.5%)が最も高く、フライ率(15.0%)が最も低かった。

2016年は長打力が増し、38二塁打(リーグ9位タイ)と21本塁打を放ち、リーグ9位の98打点を記録した。この打撃面での活躍が評価され、シルバースラッガー賞を受賞した。オフの12月19日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国代表への参加の意思を表明した[10]。

2017年はシーズン開幕前の2月9日に第4回WBCのアメリカ合衆国代表に選出された[11]。3月22日の決勝プエルトリコ戦に勝利し、初の優勝を果たした[12]。7試合に出場して打率.292を記録し、大会最優秀外野手となった[13]。シーズンでは156試合の出場で打率.292、18本塁打、81打点を記録した。

ブルワーズ時代

2018年1月25日にルイス・ブリンソン、イーサン・ディアス、マンテイ・ハリソン、ジョーダン・ヤマモトとのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズに移籍した[14][15]。オールスターゲームに代替選出され、試合ではソロ本塁打を放った。8月29日のシンシナティ・レッズ戦では6安打を記録し、自身初のサイクル安打を達成。9月17日のレッズ戦で再びサイクル安打を記録し、1シーズンで同じ相手に2度サイクル安打を達成したMLB史上初の選手になった[16]。同2日のワシントン・ナショナルズ戦では自身初となる満塁本塁打を放った。自身初のプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに3度選ばれ、9月にはプレイヤー・オブ・ザ・マンスにも選出された。147試合に出場し、打率.326、36本塁打、110打点、22盗塁、出塁率.402を記録し、首位打者の打撃タイトルを獲得、またチームを7年ぶりの地区優勝へ導いたこともありナショナルリーグMVPを受賞した[17]。

2019年はMLB史上6人目となる開幕戦から4試合連続で本塁打を放ち[18]、幸先の良いスタートをきった。7月1日には球団史上初の前半戦で30本塁打に到達した。オールスターゲームおよび本塁打競争に選ばれ、本塁打競争は故障を理由に欠場したが、試合は先発出場した。40本塁打、30盗塁を達成していたが、9月10日のマーリンズ戦で自打球により右膝膝蓋骨を骨折し、シーズン中の復帰は絶望的になった[19]。130試合の出場で打率.329(リーグ1位)、44本塁打(同4位)、97打点、30盗塁、出塁率.429を記録し、2年連続で首位打者のタイトルを獲得した。 オフに同年から新設されたオールMLBチームのファーストチーム外野手の1人に選出された。

前球団であるマーリンズと結んだ契約が残り2年総額2650万ドルを残していたが、2020年3月6日に現在の契約に上乗せする形でブルワーズと9年総額2億1500万ドルで契約を延長したことが発表された[20]。オプションとして全球団トレード拒否権が含まれる一方で、オプトアウト権は含まれておらず、契約満期まで同球団に所属することになる。また、2029年シーズンの選択権は相互が所持し、バイアウトの際には650万ドルが球団から支払われ、行使された際は10年総額2億2850万ドルになる[21]。また、ブルワーズが2011年にライアン・ブラウンと結んだ5年総額1億500万ドルを超えて球団史上最高額となった。イエリッチは「ここは私がプレーしたいと思っている場所だよ。何より、ミルウォーキー・ブルワーズの選手としてキャリアを終えたいし、ブルワーズの選手として優勝チームの一員になりたい。私にとって非常に重要なことなんだ」とコメントした。

2021年は開幕から腰痛に悩まされて[22]117試合の出場に留まり、連続2桁本塁打が途切れるなど打撃不振に陥った。

2022年5月11日に自身3度目のサイクル安打を達成。3度の達成はMLB史上6人目で、すべて同一チーム(シンシナティ・レッズ)からの達成は史上初となった[23]。一方で自己2位の154試合に出場しながら、打率.252、14本塁打、57打点と3年連続で打撃不振が続いた。

2024年7月24日に背中の故障で戦線離脱すると[24]、当初は経過観察でシーズン終了後に手術を受ける見込みとしたが[25]、8月15日に手術を受けることが発表され、残りシーズンを全休した[26][27]。

2025年5月27日のボストン・レッドソックス戦で自身初となるサヨナラ本塁打を記録した[28]。

2026年9月26日、球団史上初となるキャプテンに就任することが発表された[29]。

人物

母方の祖父はミネオ・ダン・オダという日本人であり[30]、その血が1/4流れる[31]日系三世である[32]。母方の祖母はドイツ、イギリス、オランダ、スコットランドの血を引く家系であり[30]、フットボール選手だった曽祖父のフレッド・ジャーク(英語版)はNFLで殿堂入りを果たしている[33]。父方の曽祖父はボスニア・ヘルツェゴビナのトレビニェ出身のセルビア系移民である。弟のコリン・イエリッチは2015年にドラフト29巡目でアトランタ・ブレーブスに入団した捕手で、2016年12月24日に当時兄が所属していたマーリンズとマイナー契約をしたが、プレーすることなく退団・現役引退している[34]。

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2013 MIA 62273240346912149516100013111664.288.370.396.766
2014 144660582941653069234542173270331379.284.362.402.764
2015 1265254766314330271984416500472210113.300.366.416.782
2016 1556595787817238321279989405724413820.298.376.483.859
2017 156695602100170362182648116206804613713.292.369.439.807
2018 MIL 1476515741181873473634311022402682713514.326.402.5981.000
2019 130580489100161293443289730203801681188.329.429.6711.100
2020 5824720039417112862242004621764.205.356.430.786
2021 1174753997099192914951930370531135.248.362.373.736
2022 1546715759914525414220571931288551629.252.355.383.738
2023 144632550106153341192467628301787314015.278.370.447.818
2024 7331527044851231113642212114032583.315.406.504.909
2025 15064457388151210292591031660164661676.264.343.452.795
MLB:13年 161670276108103317413273523328378512214252783460511548123.285.374.464.839
閉じる
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別打撃成績所属リーグ内順位

さらに見る 年 度, 年齢 ...
年

度
年

齢
リ
|
グ
打

率
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
打

点
盗

塁
201322 ナ・リーグ -------
201423 -------
201524 -------
201625 -----9位-
201726 -9位9位----
201827 1位2位-10位3位2位-
201928 1位---4位-3位
202029 -------
202130 -------
202231 ---9位---
202332 -------
202433 -------
202534 -----4位-
閉じる
  • -は10位未満(打率は規定打席未到達の場合も-と表記)

ポストシーズン打撃成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...
年

度
球

団
シ
リ
|
ズ
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2018 MIL NLDS 31484200152200060000.250.571.6251.196
NLCS 733283510191000051072.179.303.321.624
2020 NLWC 2990210030000000040.222.222.333.556
2021 NLDS 417151300030100020081.200.294.200.494
2023 NLWC 21082410050100020010.500.600.6251.225
2025 NLDS 522193510060000030020.263.364.316.679
NLCS 416140100010100020070.071.188.071.259
出場:5回 27121101132240232350002010293.218.347.317.664
閉じる
  • 2025年度シーズン終了時
  • 太字はMVP受賞
  • 2024年度はポストシーズン出場なし

WBCでの打撃成績

さらに見る 年 度, 代表 ...
年

度
代

表
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
2017[35] アメリカ合衆国 832297940013300030080.310.375.448
閉じる

年度別守備成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...
年
度
球
団
左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2013 MIA 591030001.0005110001.000-
2014 138255611.9961216010.941-
2015 103182520.98936741011.000-
2016 120192531.9853168130.958-
2017 -155370110.997-
2018 MIL 90109310.9912036020.947751211011.000
2019 660001.000110001.000124218742.983
2020 51601001.000--
2021 107170510.994-10000----
2022 115189211.995--
2023 122222020.991--
2024 4875311.987--
2025 1941110.977--
MLB 978160431134.992260576371.988200339843.989
閉じる
  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

タイトル

MLB

表彰

MLB
国際大会

記録

背番号

  • 21(2013年 - 2017年)
  • 22(2018年 - )

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks