クリス・ユーバンク・ジュニア
From Wikipedia, the free encyclopedia
ミドル級
2011年11月12日、トラフォードのトラフォード・パークでデビュー戦を行い、4回1分16秒TKO勝ちを収めた。
2014年11月29日、ロンドンのエクセル展覧会センターでEBU欧州・BBBofC英国・コモンウェルスイギリス連邦ミドル級王者のビリー・ジョー・ソーンダースとEBU欧州・BBBofC英国・コモンウェルスイギリス連邦同級タイトルマッチを行うも、プロ初黒星となる12回1-2(114-115、116-113、113-115)の判定負けを喫し3団体王座の獲得に失敗した[1]。
2015年2月28日、ロンドンのO2アリーナでタイソン・フューリー対クリスチャン・ハマーの前座でWBA世界ミドル級暫定王者ディミトリー・チュディノフとWBA暫定世界同級タイトルマッチを行い、12回2分11秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2][3]。
2015年9月25日、エディー・ハーンのマッチルーム・スポーツと契約した[4]。
2015年10月9日、WBAはWBA世界ミドル級暫定王者のユーバンクが王座を戴冠してから1度も試合をしていない為、ユーバンクの王座剥奪を決定したが、ユーバンク陣営が同月24日にトニー・ジーターとの対戦が決定していることや王座戴冠後に不活動状態となっていた理由を説明し、ジーター戦後に王座を返上することを表明、同月10日にアルフォンソ・ブランコ対セルゲイ・コミットスキーとの間で行われるWBA世界ミドル級暫定王座決定戦の勝者を同月25日に王座に認定することでWBAとユーバンク陣営が合意した[5][6]。
2015年10月24日、シェフィールドのシェフィールド・アリーナでWBA世界ミドル級13位のトニー・ジーターと対戦し、2回29秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[7][8][9][10]。試合後、ユーバンクは上述のWBAとの合意に基づきWBA世界ミドル級暫定王座を返上した。
2015年12月12日、ロンドンのO2アリーナでゲイリー・オサリバンとWBA世界ミドル級挑戦者決定戦を行い、オサリバンが7回終了時に棄権した為TKO勝ちを収め王者のダニエル・ジェイコブスへの挑戦権を獲得した[11]。
2016年3月26日、ウェンブリー・アリーナでBBBofC英国ミドル級王者ニック・ブラックウェルとBBBofC英国同級タイトルマッチを行い、10回2分21秒ドクターストップによるTKO勝ちを収め王座獲得に成功したものの、試合直後に対戦相手のブラックウェルが意識を失い昏倒。病院へ搬送される事態となった[12][13][14]。また、1991年の試合で同じような事故が起こったことがあった父親のクリス・ユーバンクが8回のインターバル中にリング内に入り、「もし、レフェリーが止めなければ、ストップがかからずに、このまま相手を叩きのめし続ければ、必ず怪我をさせてしまう。レフェリーが試合を止めないのであれば、私にはその判断が理解できないが、お前はレフェリーに任せておいてはいけない」「これからは相手の顔ではなく、ボディーを狙っていけ」とユーバンクにアドバイスを送る姿がテレビの映像に映し出されていた[15]。その後、ブラックウェルは翌月の同年4月の時点で家族と会話出来るまで意識が回復した[16]。
2016年6月25日、ロンドンのO2アリーナでトム・ドランとBBBofC英国ミドル級タイトルマッチを行い、4回2分35秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[17][18]。
2016年7月5日、エディー・ハーンがケル・ブルック対ジェシー・バルガスと同日にゲンナジー・ゴロフキン対クリス・ユーバンク・ジュニアの試合を行うと発表した[19]。
2016年8月8日、エディー・ハーンはユーバンクがファイトマネーを更に欲しがったためにユーバンクとゲンナジー・ゴロフキンの対戦交渉が決裂したものの、ケル・ブルックが同年9月10日にロンドンでゲンナジー・ゴロフキンとの対戦に踏み出す為のドアを開けたのだと発言した[20]。
2016年8月11日、ユーバンク陣営はトミー・ランフォードとのBBBofC英国ミドル級王座の指名試合の入札に臨んだが、ランフォード陣営のフランク・ウォーレン(クィンズベリー・プロモーションズ)が試合の興行権を落札した[21]。
2016年9月17日、同年10月22日にカーディフのモーターポイント・アリーナ・カーディフで指名挑戦者のトミー・ランフォードとBBBofC英国ミドル級タイトルマッチを行う予定だったが[22]、ユーバンクが練習中の負傷によりランフォード戦から撤退、BBBofC英国王座を返上した[23]。
スーパーミドル級
2017年2月4日、リー・バレー・ヴェロパークでIBO世界スーパーミドル級王者のレノルド・クインランとIBO世界同級タイトルマッチを行い、10回2分7秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[24]。
2017年7月15日、ウェンブリー・アリーナで元WBO世界スーパーミドル級王者のアルツール・アブラハムとIBO世界同級タイトルマッチを行い、12回3-0(118-110×2、120-108)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[25][26]。
World Boxing Super Series
2017年10月7日、シュトゥットガルトのハンス=マルティン・シュライヤー・ハレで行われたWorld Boxing Super Seriesスーパーミドル級準々決勝でWBC世界同級3位のアブニ・イルディリムとIBO世界同級タイトルマッチを行い、3回KO勝ちを収め2度目の防衛に成功、WBSSの準決勝に進出した[27][28]。
2018年2月17日、マンチェスター・アリーナで行われたWBSSスーパーミドル級準決勝でWBA世界同級スーパー王者のジョージ・グローブスとWBA・IBO世界同級王座統一戦を行うも、12回0-3(112-117、112-116、113-115)の判定負けを喫しWBAスーパー王座の獲得とIBO王座3度目の防衛ならびに王座統一に失敗、IBO王座から陥落したと共にWBSSの決勝進出を逃した[29][30][31]。
2019年2月23日、ロンドンのO2アリーナでジェームス・デゲールとIBO世界スーパーミドル級王座決定戦を行い、12回3-0(114-112、115-112、117-109)の判定勝ちを収め王座返り咲きに成功した[32][33]。
2019年12月7日、ニューヨークのバークレイズ・センターでマット・コロボフとWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を行い、2回に左肩を負傷したコロボフが棄権し2回34秒TKO勝ちを収め4年ぶりに王座に返り咲いた[34]。
2021年1月10日、ウィルフリード・ザウアーラントのザウアーラント・イベントと契約した[35]。
2021年8月25日、WBAは暫定王座を廃止すると共に指名挑戦権を付与する措置を行った[36]。
2021年9月1日、ユーバンクはベン・シャロームのBOXXERと契約した[37]。
ミドル級復帰
2022年2月5日、ミドル級復帰戦としてモーターポイント・アリーナ・カーディフでリアム・ウィリアムスと対戦し12回3-0(116–109、116–108、117–109)の判定勝ちを収めた[38]。
2022年10月8日、ロンドンのO2アリーナで2階級下のコナー・ベンと157ポンド契約12回戦を行う予定だったが、試合の数日前にベンから禁止薬物のクロミフェンの陽性反応が検出され、最終的にそれ以前のドーピング検査失格を含め2回に渡ってクロミフェンの陽性反応が検出されていたことが判明し試合中止となった。しかしその後、ベンに資格停止処分を下したBBBofCが裁判で独立国家アンチ・ドーピング・パネル(NADP)に敗訴したことでベンの資格停止処分が解除されるなど紆余曲折を経て2025年に改めて試合が行われることになった[39][40]。
2023年1月21日、マンチェスター・アリーナでリアム・スミスとノンタイトル12回戦で対戦し、2度ダウンを奪われ4回TKO負けを喫した。
2023年2月14日、クリス・ユーバンク・ジュニアが再戦条項を行使した[41]。
2023年4月17日、リアム・スミスとの試合記者会見で同性愛嫌悪的な問題のある発言をしたため、BBBofCがユーバンクとスミスの両者に対して罰金を科した[42]。
2023年9月2日、マンチェスター・アリーナでリアム・スミスとノンタイトル12回戦のダイレクトリマッチで再戦し、10回1分45秒TKO勝ちを収め雪辱を晴らすことに成功した。
2024年7月10日、ワッサーマン・ボクシングを離れフリーエージェントとなっていたが、再びBOXXERと契約した[43]
2025年3月11日、コナー・ベンとの試合記者会見でユーバンクが隠し持っていた生卵をベンの顔面に叩きつけたことについて、BBBofCがユーバンクに対して10万ポンド(約1900万円)の罰金を科した[44]。
2025年4月26日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで2階級下のコナー・ベンと10ポンドの水分補給条項が盛り込まれた条件によるミドル級10回戦を行い[45]、10回3-0の判定勝ちを収めベンにプロ初黒星を与えた。また、この試合はBWAAの年間最高試合賞にあたるモハメド・アリ - ジョー・フレイジャー賞を受賞した。
2025年9月20日、ロンドンでコナー・ベンとダイレクトリマッチによる再戦が行われる予定だったが、ユーバンク側が試合の最終同意をしておらず、ユーバンクのマネージャー氏ら複数の関係者が「受け取った契約書には、日程や会場など細かい条件は未確定のままだった」と釈明し、細かい点で同意が得られず資金提供者のサウジアラビアが手を引いたため、延期となった。
2025年11月15日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでコナー・ベンとダイレクトリマッチによる再戦となる160ポンド契約10回戦を行うも、10回0-3の判定負けを喫し雪辱を許した。
戦績
- プロボクシング:39戦 35勝 (25KO) 4敗
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2011年11月12日 | ☆ | 4R 1:46 | TKO | キリル・プソンコ | プロデビュー戦 | |
| 2 | 2012年2月18日 | ☆ | 6R | 判定1-0 | ジェイソン・ボール | ||
| 3 | 2012年4月14日 | ☆ | 4R | TKO | パウル・アリソン | ||
| 4 | 2012年5月12日 | ☆ | 6R | 判定1-0 | ハリー・マシューズ | ||
| 5 | 2012年7月7日 | ☆ | 6R | 判定1-0 | テリー・カラサーズ | ||
| 6 | 2012年9月22日 | ☆ | 3R 2:29 | TKO | タダス・ジョンクス | ||
| 7 | 2012年10月13日 | ☆ | 8R | 判定1-0 | ルスランズ・ポホニセブス | ||
| 8 | 2012年12月1日 | ☆ | 8R | 判定1-0 | ブラッドリー・プライス | ||
| 9 | 2012年12月8日 | ☆ | 2R 1:55 | TKO | オレグス・フェドトブス | ||
| 10 | 2013年6月8日 | ☆ | 8R 2:31 | TKO | タイアン・ブース | ||
| 11 | 2013年9月14日 | ☆ | 3R 1:45 | TKO | アレクシー・リブチェフ | ||
| 12 | 2013年11月16日 | ☆ | 6R 2:48 | TKO | フランキー・ボルグ | ||
| 13 | 2014年2月22日 | ☆ | 3R 終了 | TKO | アリステイアー・ウォーレン | ||
| 14 | 2014年4月12日 | ☆ | 2R 1:43 | TKO | サンドル・ミクスコ | ||
| 15 | 2014年5月10日 | ☆ | 7R 1:03 | TKO | ロバート・スウィエアブスキー | ||
| 16 | 2014年6月7日 | ☆ | 6R 2:08 | TKO | ステファン・ホルバス | ||
| 17 | 2014年7月26日 | ☆ | 1R 2:32 | TKO | イバン・フキック | ||
| 18 | 2014年10月25日 | ☆ | 2R 1:50 | TKO | オマール・シアラ | ||
| 19 | 2014年11月29日 | ★ | 12R | 判定1-2 | ビリー・ジョー・ソーンダース | EBU欧州・BBBofC英国・コモンウェルス英連邦ミドル級タイトルマッチ | |
| 20 | 2015年2月28日 | ☆ | 12R 2:11 | TKO | ディミトリー・チュディノフ | WBA暫定・世界ミドル級タイトルマッチ | |
| 21 | 2015年10月24日 | ☆ | 2R 0:29 | TKO | トニー・ジェター | WBA暫定防衛1 | |
| 22 | 2015年12月12日 | ☆ | 7R 終了 | TKO | ゲイリー・オサリバン | WBA世界ミドル級挑戦者決定戦 | |
| 23 | 2016年3月26日 | ☆ | 10R 2:21 | TKO | ニック・ブラックウェル | BBBofC英国ミドル級タイトルマッチ | |
| 24 | 2016年6月25日 | ☆ | 4R 2:35 | TKO | トム・ドラン | BBBofC英国防衛1 | |
| 25 | 2017年2月4日 | ☆ | 10R 2:07 | TKO | レノルド・クインラン | IBO世界スーパーミドル級タイトルマッチ | |
| 26 | 2017年7月15日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | アルツール・アブラハム | IBO防衛1 | |
| 27 | 2017年10月7日 | ☆ | 3R 1:58 | KO | アブニ・ユルディルム | IBO防衛2 / WBSS準々決勝 | |
| 28 | 2018年2月17日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ジョージ・グローブス | WBA・IBO世界スーパーミドル級王座統一戦 IBO陥落 / WBSS準決勝 | |
| 29 | 2018年9月28日 | ☆ | 3R 終了 | TKO | JJ・マクドナフ | ||
| 30 | 2019年2月23日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ジェームス・デゲール | IBO世界スーパーミドル級王座決定戦 | |
| 31 | 2019年12月7日 | ☆ | 2R 0:34 | TKO | マット・コロボフ | WBA世界ミドル級暫定王座決定戦 | |
| 32 | 2021年5月1日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | マルクス・モリソン | ||
| 33 | 2021年10月16日 | ☆ | 5R 終了 | TKO | ワニク・アウディハン | ||
| 34 | 2022年2月5日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | リアム・ウィリアムス | ||
| 35 | 2023年1月21日 | ★ | 4R 1:09 | TKO | リアム・スミス | ||
| 36 | 2023年9月2日 | ☆ | 10R 1:45 | TKO | リアム・スミス | ||
| 37 | 2024年10月12日 | ☆ | 7R 1:50 | TKO | カミル・シェルメタ | IBO世界ミドル級王座決定戦 | |
| 38 | 2025年4月26日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | コナー・ベン | ||
| 39 | 2025年11月15日 | ★ | 12R | 判定0-3 | コナー・ベン | ||
| テンプレート | |||||||
獲得タイトル
ペイ・パー・ビュー売上げ
| 開催年月日 | イベント | 販売件数 | テレビ局 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1月21日 | クリス・ユーバンク・ジュニア vs. リアム・スミス 1 | 20万件[46] | Sky Sports | 20英ポンド[47] |