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宮城県総合運動公園

宮城県宮城郡にある公園 From Wikipedia, the free encyclopedia

宮城県総合運動公園(みやぎけん そうごううんどうこうえん)は、宮城県宮城郡利府町にある運動公園である。愛称は「グランディ・21」。2001年(平成13年)に開催された第56回国民体育大会(新世紀・みやぎ国体)の主会場地区として整備された運動公園で、宮城スタジアム(キューアンドエースタジアムみやぎ)や宮城県総合運動公園総合体育館(セキスイハイムスーパーアリーナ)などを有する。面積は146.1ヘクタール[1]。

所在地
座標 北緯38度20分7.3秒 東経140度57分9.2秒
面積 146.1ha
(2009年4月現在の開園面積90.4ha)
開園 1995年(平成7年)11月
概要 宮城県総合運動公園(グランディ・21) Miyagi Sports Park(GRANDE・21), 所在地 ...
宮城県総合運動公園
(グランディ・21)
Miyagi Sports Park
(GRANDE・21)
宮城県総合運動公園・広場
所在地
座標 北緯38度20分7.3秒 東経140度57分9.2秒
面積 146.1ha
(2009年4月現在の開園面積90.4ha)
開園 1995年(平成7年)11月
運営者 運動施設等:宮城県スポーツ振興財団
広場:東洋緑化株式会社
年来園者数 1,039,240人(運動施設の利用者・観客)。広場の利用者は含まない。
設備・遊具 陸上競技場兼サッカー場、体育館、テニスコート、プール など
駐車場 通常は無料
アクセス 仙台北部道路・利府しらかし台IC
告示 2001年(平成13年)
公式サイト http://www.mspf.jp/grande21
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上:宮城スタジアム
右:総合体育館
左:総合体育館サブアリーナ

宮城県が施設を所有し(宮城県教育委員会所管)、財団法人宮城県スポーツ振興財団・同和興業・セントラルスポーツグループが運動施設等を、東洋緑化株式会社が広場を、指定管理者としてそれぞれ運営管理を行っている。

園内施設

括弧内の数字は収容人数

  • 宮城スタジアム(キューアンドエースタジアムみやぎ、4万9133人)
  • 宮城県総合運動公園総合体育館(セキスイハイムスーパーアリーナ、7063人)
  • セントラルスポーツ宮城G21プール(2673人)
  • 宮城県総合運動公園テニスコート(1314人)
  • 宮城県総合運動公園合宿所(リフレッシュプラザ)(196人)
  • 補助競技場
  • 投てき場
  • 広場
    • 丘の広場
    • 芝生広場
    • 遊具広場
    • 集いの広場

沿革

円高不況期の1986年(昭和61年)に、2001年(平成13年)に開催される秋季国民体育大会の宮城県への誘致が成功した[2][3]。すると、既に宮城野原公園総合運動場(仙台市)という県の施設があったものの、売れ残った宮城県住宅供給公社の分譲地(利府町)に新競技場を建設する計画が1987年(昭和62年)に持ち上がり[2]、この運動公園の建設が決まった。

1992年(平成4年)7月に2002 FIFAワールドカップ開催候補地への立候補を宮城県議会が決議し、その後、宮城スタジアムでも3試合開催されることが決まった[2]。そのため、宮城スタジアムの建設費は当初見込みの185億円から、ワールドカップ仕様に合わせて270億円にまで膨らんだ[2]。

1995年(平成7年)から園内施設が順次開館し、2001年(平成13年)に国体を開催した。2002年(平成14年)、国体には間に合わなかった仙台北部道路がワールドカップ直前の5月に開通し、6月にワールドカップを開催した。

2020年東京オリンピックの聖火リレーでセレブレーション会場となった、 聖火ランナーは公募により1万人程度が選ばれた、聖火リレーについて、 組織委員会は スポンサー企業4社と各都道府県実行委員会が行ったランナー公募に延べ 53万5717件の応募があったと発表した [4]。

関連年表

利用者数

さらに見る 平成22年, 平成23年 ...
宮城県総合運動公園 観光客入込数(単位:人)[6]
平成22年平成23年平成24年平成25年平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年
876,245279,455629,3321,231,5611,206,0591,472,5371,025,011959,5501,153,060
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さらに見る 施設名, 平成25年度 ...
宮城県総合運動公園 施設利用実績(単位:人)[7]
施設名 平成25年度 平成26年度 平成27年度
宮城スタジアム 266,785183,352424,185
総合体育館 405,775428,692474,539
総合プール 78,243106,945106,643
テニスコート 8,41310,97910,968
合宿所 12,78213,88716,646
公園来場者者(無料観客・見学・公園) 382,219471,331729,390
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アクセス

公園の最寄り駅であるJR利府駅から徒歩の場合、上り坂を1時間近く[8]歩かなくてはならないため、バスか自家用車やタクシーでアクセスするのが一般的である。主催者は、バスと自家用車のアクセス配分を様々行っているが、約5万人を収容する宮城スタジアムでイベントが開催される際の観客輸送には以下のような事例がある。

  • 公共交通機関のみの例
    2002年(平成14年)にワールドカップが開催された際には、グランディ・21内の駐車場は一般開放されず、北方に離れた黒川郡大和町および富谷市、南東に離れた仙台港に設けた臨時駐車場からのパーク&バスライドが実施された[9]。また、JR東北本線・国府多賀城駅、JR利府線・利府駅、JR仙石線・多賀城駅、仙台市地下鉄南北線・泉中央駅からシャトルバスが設定された[9]。臨時駐車場と周辺4駅からのシャトルバス設定のみで仙台駅との間にはなかったため、アクセスが悪かったと不評をかったことを県は認めている[10]。シャトルバスは延べ450台使用し、約1億円の費用がかかった[2]。
  • 駐車場の無料開放例
    2008年(平成20年)11月9日に開催されたベガルタ仙台対サンフレッチェ広島戦では、駐車場を無料開放したとこ、6000台を超す車が殺到して、周辺道路が大渋滞に陥り試合開始時刻に間に合わない観客が続出した[8]。
  • 駐車場の有料開放例
    2010年(平成22年)7月17日に開催予定の「EXILE LIVE TOUR 2010 "FANTASY"」では、園内駐車場が4000円/台、仙台港と富谷市のパーク&バスライド駐車場料金が3000円/台、シャトルバス往復料金が仙台駅発着で大人2000円、泉中央駅発着で大人1200円、利府駅発着で大人500円、会場から仙台駅東口までの復路のみのパッケージタクシーが6000円/台、その他、ツアーバスが盛岡、秋田、横手、山形、福島、郡山、東京との間に設定された[11]。

ベガルタ仙台の試合の際には周辺に大渋滞を起こさない程度で観客に一般開放出来る駐車台数を算出しており、J2時代の2009年(平成21年)は対戦カードの人気度によって1000台(駐車料金4000円/台)から2500台(駐車料金1000円/台)とし[12][13]、利府駅や泉中央駅との間のシャトルバスと利府線の臨時列車運行で観客の輸送を行い、人気カードではパーク&バスライド駐車場を設定し、さらに宮城県警察が新交通管理システムやヘリコプターを投入して交通整理を行っている[8]。しかし、実際の公共交通機関利用割合は観客全体の約2割に留まり[12]、渋滞は解決されていない(当園に近いイオンモール利府等に駐車して観戦に訪れる観客が相当数いることを示唆している)。結果、ユアテックスタジアム仙台の改修工事の影響で宮城スタジアムを開幕から2009年6月末まで使用したベガルタ仙台の集客力は低下し、2001年(平成13年)から途絶えていた観客数1万人割れの試合を3度も経験した[14]。

利府町長より新たな交通手段としてモノレールの建設などを国に求めている[15]。

課題

大きな収容人員を持つ施設群でありながら、人口の集中する仙台市中心部からの利便性が芳しくなく、公共交通機関によるアクセスが「最寄り駅からのバス(シャトルバスを含む)」または「自家用車」に事実上限られていることもあって、赤字体質の施設であるとの指摘がある。2006年(平成18年)に宮城県の包括外部監査を実施した鈴木友隆(公認会計士)は、「教育委員会所管を中心とした公の施設の運営状況について (PDF) 」と題した監査報告書の中で、グランディ・21の各施設が初期投資に見合う稼働率を上げられていないと指摘し、「何故このような利便性の悪いところに、このように素晴らしい施設を建設したかは疑問が残るところであり、このままこの施設を存続させる必要性について県民の間で十分な議論が尽くされることを期待する」と述べた上で、監査の結果と意見として「今後の利用状況の大幅な改善が見込まれない場合には、施設の解体を含め、県は抜本的な見直しを検討する必要がある」とした上で、特に宮城スタジアムについては「平日は貸切のみの利用に限定し、貸切予約のない日は閉館することで相当の費用削減を見込む(ことを検討すべき)」「冬季は休日であっても貸切の利用水準が低く、費用削減効果の観点からも、冬季期間限定の全面閉館も検討する必要がある」との提言を記している。

関連項目

脚注

外部リンク

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