グレイフライト
From Wikipedia, the free encyclopedia
| グレイフライト | |
|---|---|
| 欧字表記 | Grey Flight[1] |
| 品種 | サラブレッド[1] |
| 性別 | 牝 |
| 毛色 | 芦毛 |
| 生誕 | 1945年4月3日[1] |
| 死没 | 1974年[1] |
| 父 | Mahmoud |
| 母 | Planetoid |
| 母の父 | Ariel |
| 生国 |
|
| 生産者 | J. T. Taylor[1] |
| 馬主 | Wheatley Stable[1] |
| 調教師 | James Fitzsimmons(アメリカ)[1] |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 35戦12勝[1] |
| 獲得賞金 | 68,990ドル[1] |
グレイフライト(Grey Flight、1945年 - 1974年)はアメリカ合衆国の競走馬、繁殖牝馬。特に繁殖成績に優れ、産駒15頭のうち9頭がステークス勝ち馬となった。
ケンタッキー州の生産者、J・T・テイラーが生産したサラブレッドの牝馬である。乳児のうちにエイブラム・ヒューイットに購入されたグレイフライトは、1946年にサラトガのイヤリングセールに上場され、そこでホイートリーステーブルのヘンリー・カーネギー・フィップス夫人に35,000ドルで購入された。この落札価格はそのセリにおける牝馬の最高額でもあった。
ジェームズ・フィッツシモンズ調教師に預けられたグレイフライトは1947年にデビューした。2歳時にはエンパイアシティ競馬場のオータムデイステークスで優勝、その他フリゼットステークスやアスタリタステークスで2着に入るなど活躍したが、3歳以降はステークス競走では上位に絡めず、35戦12勝の戦績で競走生活を終えた[1]。
グレイフライトは繁殖牝馬として顕著な成績を残した。血統評論家エレン・パーカーの著書『Reine-de-Course』によれば、グレイフライトは15頭を出産し、うち14頭が勝ち上がりを決めたとある。以下は主な産駒[1]。
- フルフライト Full Flight
- 1951年生、騸馬、父アンビオリックス。レオナルドリチャードステークス、サラナクハンデキャップなどステークス競走4勝を挙げた。
- ミスティモーン Misty Morn
- 1952年生、牝馬、父プリンスキロ。1955年のモンマスオークスなどに優勝、最優秀3歳牝馬および最優秀ハンデキャップ馬の座を獲得した。繁殖牝馬としても優れ、なかでもボールドラッド(Bold Lad、1962年生、父ボールドルーラー)は1964年の最優秀2歳牡馬に選出されている。ボールドラッドの全弟サクセサー(Successor、1964年生)もシャンペンステークスで優勝するなど活躍した。曾孫にはシャンペンステークスなどに勝ったアジュディケーティング、ケンタッキーオークス優勝馬ディスピュート(Dispute)などがいる。その他の牝系子孫からはシンボリインディや、ダイナレターなどがでた。
- グレイファントム Gray Phantom
- 1953年生、牡馬、父アンビオリックス。ステークス競走に3勝した。種牡馬として223頭を出し、うち11頭がステークス競走勝ちを収めた。
- ミスティフライト Misty Flight
- 1955年生、牡馬、父プリンスキロ。1957年のレムゼンステークスに優勝。種牡馬として288頭を出し、うち19頭がステークス競走勝ちを収めた。
- ミスティデイ Misty Day
- 1958年生、牡馬、父ナスルーラ。1962年のスポートページハンデキャップで優勝。種牡馬として377頭を出し、うち18頭がステークス競走勝ちを収めた。
- ボールドプリンセス Bold Princess
- 1960年生、牝馬、父ボールドルーラー。1962年のスカイラーヴィルステークスで優勝。繁殖牝馬として優秀で、セリマステークスに勝ったプレディクテイブル(Predictable)、ユナイテッドネーションズハンデキャップに優勝したイントレピッドヒーロー(Intrepid Hero)、種牡馬として成功したソヴリンダンサー(Sovereign Dancer)などを出した。牝系子孫にはドバイゴールデンシャヒーン優勝馬のコーラーワンなどがいる。
- ボールドクイーン Bold Queen
- 1961年生、牝馬、父ボールドルーラー。1964年のブラックアイドスーザンステークスに優勝した。
- シニョーリ Signore
- 1962年生、騸馬、父リボー。1966年のサラトガナショナルハードルステークスで優勝。
- ワットアプレジャー What a Pleasure
- 1965年生、牡馬、父ボールドルーラー。1967年のホープフルステークスなどで優勝。種牡馬として成功し、産駒498頭のうち50頭がステークス競走勝ちを収め、1975・76年に北米リーディングサイアーに選出された。
- クイックフライト Quick Flight
- 1966年生、牝馬、父エルバジェ。曾孫にゴールドカップ勝ち馬のエーシャル(Ashal)がいる。
- クリアセイリング Clear Ceiling
- 1968年生、牝馬、父ボールドルーラー。繁殖牝馬として1000ギニー優勝馬クイックアズライトニング(Quick as Lightning)を出す。また孫にアメリカ競馬殿堂馬インサイドインフォメーション(Inside Information)、曾孫には2000年米最優秀短距離馬コナゴールド(Kona Gold)などがいる。
- プレザントフライト Pleasant Flight
- 1969年生、牝馬、父ボールドルーラー。曾孫にプリオロ(Priolo)がいる。