ダイナレター

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欧字表記 Dyna Letter[1]
性別 [1]
ダイナレター
欧字表記 Dyna Letter[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 1984年3月3日[1]
死没 不明(2003年12月用途変更)
ノーザンテースト[1]
トゥザレター[1]
母の父 Arts and Letters[1]
生国 日本の旗 日本北海道早来町[1]
生産者 社台ファーム早来[1]
馬主 (有)社台レースホース[1]
調教師 二本柳俊夫美浦[1]
競走成績
タイトル JRA賞最優秀ダートホース(1989年)[1]
生涯成績 35戦12勝
中央競馬:34戦12勝
地方競馬:1戦0勝
[1]
獲得賞金 2億5179万6000円[1]
勝ち鞍
GIII札幌記念1989年
GIII根岸S1989年
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ダイナレター(欧字名:Dyna Letter1984年3月3日 - 不明)は、日本競走馬種牡馬[1]。主な勝ち鞍は1989年札幌記念根岸ステークス。同年度のJRA賞最優秀ダートホースに選出された。

1986年11月中山競馬場新馬戦でデビュー。2着馬にクビ差の接戦をものにし、初戦を制した。当初はの競走を中心に使われたが勝ちきれないレースが続くなど、5歳時の1988年夏までは一介の900万下条件馬に過ぎず、調教師二本柳俊夫オープンまでは難しいと評価するなど目立たない馬だった。しかし、この年の秋に東京競馬場でダートの900万下戦を勝ち上がると、以降はダート競走をおもに使われるようになり本格化を見せることとなる。

6歳となった1989年には、休養をはさんで900万下特別、準オープン特別と連勝してオープン入りを果たすと、上り調子で札幌記念に出走した。レースでは、中団待機策から鞍上の杉浦が巧みに内々をついて直線で先頭に立つと、オサイチブレベストの追撃を半馬身差抑えて重賞初制覇。ダート開催の札幌記念のフィナーレを飾った。

このあと芝の函館記念で10着に敗れると、秋からはふたたびダート路線に戻り、オープン特別の神無月ステークスを2着のインターシオカゼに4馬身差をつけて勝利。続く根岸ステークスでは、出走馬中もっとも重い58キログラム斤量を背負いながら、直線一気の競馬で、2着のツクバセイフウに5馬身差をつけるという圧勝を収めた。

重賞2勝という実績を積み重ねたダイナレターは、翌1990年からは中央競馬のダート路線が未整備であった時代の宿命として、斤量との戦いとなった。フェブラリーハンデキャップでは61.5キログラムのトップハンデも影響してカリブソングの4着に敗れるなど重賞制覇はならなかったが、60キログラム以上の斤量を背負いながらオープン特別を3勝するという活躍を見せた。特筆すべきは武蔵野ステークスで、62キログラムを克服して、2着のシンボリマルタンに1馬身4分の1差をつけ優勝している。

武蔵野ステークス以後は芝の競走を使われ、エプソムカップ5着、オープンの富士ステークス2着などそこそこの成績を収めたが、スプリンターズステークスではバンブーメモリーの15着と大敗するなどGIでは通用せず、翌年の金杯(東)で4着となったのを最後に引退した。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[2]、JBISサーチ[3]に基づく。

年月日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ(人気)着順タイム
(上り3F/4F
着差騎手斤量
(kg)
勝ち馬/(2着馬)
1986.11.30 中山 3歳新馬 芝1200m(良) 11 3 3 3.3(1人) 1着 1:10.9 (36.5) -0.1 加藤和宏 54 (ダイナトレビアン)
1987.5.3 東京 八重桜賞 400 芝1000m(重) 7 1 1 4.2(2人) 3着 1:36.5 (48.1) 1.1 加藤和宏 55 カシマホーク
9.5 函館 4歳上400万下 芝1200m(良) 11 8 10 4.4(2人) 6着 1:11.6 (36.8) 1.4 加藤和宏 55 ダイナアガサ
9.19 函館 4歳上400万下 芝1700m(良) 12 7 10 2.8(1人) 5着 1:45.0 (36.8) 0.8 杉浦宏昭 55 メジロハリアー
9.27 函館 4歳上400万下 芝1800m(重) 12 8 12 3.9(1人) 2着 1:53.1 (37.8) 0.8 杉浦宏昭 55 メイショウエイカン
10.24 東京 4歳上400万下 ダ1600m(良) 9 5 5 2.6(1人) 1着 1:38.0 (49.6) -0.6 加藤和宏 55 (フクコーフウ)
11.8 東京 秋嶺賞 900 芝2000m(稍) 6 3 3 4.5(3人) 1着 2:02.6 (49.2) -0.1 加藤和宏 53 (キタノイチジョー)
12.5 中山 市川S 1400 芝2000m(良) 10 3 3 7.8(4人) 10着 2:02.0 (35.8) 1.5 杉浦宏昭 52 バーニングダイナ
1988.8.6 函館 青函博記念 900 芝1800m(良) 8 5 5 9.0(4人) 8着 1:48.6 (35.9) 1.3 杉浦宏昭 57 アズマグリント
8.20 函館 五稜郭特別 900 芝2000m(良) 12 8 12 8.3(5人) 7着 2:01.6 (37.2) 0.6 杉浦宏昭 57 ニホンピロマーチ
9.4 函館 北海H 900 芝1800m(良) 8 2 2 11.0(6人) 4着 1:50.3 (36.6) 0.3 杉浦宏昭 54 インターシオカゼ
9.17 函館 シーサイドS 900 ダ1700m(良) 9 2 2 6.0(5人) 3着 1:48.5 (40.0) 0.2 杉浦宏昭 57 ダイカツネバベント
10.9 東京 4歳上900万下 芝1600m(重) 7 2 2 5.3(3人) 3着 1:36.5 (48.7) 1.1 杉浦宏昭 57 モガミエール
10.29 東京 4歳上900万下 ダ1700m(良) 8 4 4 3.1(2人) 1着 1:45.0 (50.1) -0.1 杉浦宏昭 57 (ラビアングラス)
11.27 東京 4歳上900万下 ダ2100m(良) 11 3 3 2.5(1人) 4着 2:13.4 (50.7) 0.6 杉浦宏昭 57 ラビアングラス
12.10 中山 清澄特別 900 芝1600m(良) 12 4 4 5.4(1人) 6着 1:35.7 (35.6) 0.6 杉浦宏昭 57 ダイワサンディ
1989.1.20 中山 頌春賞 900 ダ1800m(不) 7 6 6 4.4(3人) 1着 1:52.7 (36.8) -0.4 杉浦宏昭 57 (ホリワンダー)
6.4 東京 欅S 1400 ダ1600m(良) 14 6 10 45.2(11人) 1着 1:36.3 (48.0) -0.4 杉浦宏昭 57 (ホリバンダイ)
7.2 札幌 札幌記念 GIII ダ1700m(良) 12 7 10 9.3(4人) 1着 1:42.8 (36.6) -0.1 杉浦宏昭 54 (オサイチブレベスト)
8.6 函館 タイムス杯 OP ダ1700m(良) 11 7 9 4.3(2人) 2着 1:47.1 (38.4) 0.3 杉浦宏昭 57 オサイチブレベスト
8.20 函館 函館記念 GIII 芝2000m(良) 14 7 12 13.4(7人) 10着 2:01.0 (37.7) 0.8 杉浦宏昭 55 スピークリーズン
10.14 東京 神無月S OP ダ1600m(良) 16 5 10 3.9(1人) 1着 1:36.7 (49.7) -0.7 杉浦宏昭 57 (インターシオカゼ)
11.5 東京 根岸S GIII ダ1400m(良) 14 3 4 3.6(1人) 1着 1:23.8 (48.1) -0.8 杉浦宏昭 57 (ツクバセイフウ)
12.3 中山 ダービー卿CT GIII 芝1600m(良) 13 2 2 19.2(9人) 7着 1:34.1 (35.1) 0.4 杉浦宏昭 59 アイビートウコウ
1990.1.6 中山 ガーネットS OP ダ1800m(良) 11 4 4 2.6(1人) 3着 1:53.2 (37.3) 0.5 杉浦宏昭 60 カリブソング
1.28 東京 銀嶺S OP ダ1400m(良) 14 4 5 3.2(2人) 1着 1:23.8 (48.1) -0.1 杉浦宏昭 60 (カリブソング)
2.17 東京 フェブラリーH GIII ダ1600m(不) 15 6 10 4.6(2人) 4着 1:37.4 (49.1) 0.7 杉浦宏昭 61.5 カリブソング
3.17 中山 京葉S OP ダ1800m(良) 10 6 6 3.1(2人) 1着 1:51.5 (36.2) 0.0 杉浦宏昭 61 (タケデンマンゲツ)
4.11 大井 帝王賞 ダ2000m(良) 13 1 1 (2人) 6着 2:08.9 1.3 杉浦宏昭 55 オサイチブレベスト
5.12 東京 武蔵野S OP ダ1600m(良) 12 6 8 3.6(1人) 1着 1:36.6 (36.0) -0.2 杉浦宏昭 62 (シンボリマルタン)
6.10 東京 エプソムC GIII 芝1800m(良) 14 4 5 10.1(4人) 5着 1:48.2 (35.8) 0.5 杉浦宏昭 60 サマンサトウショウ
11.11 東京 富士S OP 芝1800m(良) 8 6 6 4.9(4人) 2着 1:47.9 (35.7) 0.0 杉浦宏昭 57 モガミチャンピオン
12.2 中山 ディセンバーS OP 芝2000m(良) 14 2 2 12.2(6人) 9着 2:01.1 (35.6) 0.9 杉浦宏昭 61 アズマイースト
12.16 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 2 3 33.1(12人) 15着 1:09.3 (35.4) 1.5 杉浦宏昭 57 バンブーメモリー
1991.1.5 中山 金杯(東) GIII 芝2000m(良) 12 2 2 20.0(9人) 4着 2:00.9 (36.3) 0.5 杉浦宏昭 59.5 カリブソング

種牡馬時代

引退後は1991年から種牡馬として供用された。地方競馬には重賞勝ち馬を送り出したが、中央競馬では1600万下特別を2勝のマイネルエアメール[4]が目立った活躍馬で重賞を勝つ産駒は出なかった。ブルードメアサイアーとしてアルゼンチン共和国杯など重賞2勝のアスカクリチャン道営記念優勝のウルトラカイザーの兄弟を出した[5][6]2003年12月用途変更となり[7]、その後の消息は不明である。

主な産駒

ブルードメアサイアーとしての主な産駒

血統表

脚注

外部リンク

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