ゴッド・ヘイツ・アス・オール
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| 『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』 | ||||
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| スレイヤー の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | 1999年 - 2000年 | |||
| ジャンル | スラッシュメタル | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | アメリカン・レコーディングス | |||
| プロデュース |
Matt Hyde, リック・ルービン(エグゼクティブ・プロデューサーとして) | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| スレイヤー アルバム 年表 | ||||
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| ミュージックビデオ | ||||
| 「God Send Death (Live/From Shit You've Never Seen)」 - YouTube | ||||
『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』 (God Hates Us All) は、アメリカのスラッシュメタルバンド・スレイヤーの8作目のスタジオアルバムで、アメリカン・レコーディングスより2001年にリリースされた。
1999年ごろより新しいアルバムのための曲作りなどを始めようとしていたが、当時オズフェストの参加やスリップノットとのワールドツアーなどが3~4か月毎にあったため、その合間をぬってのアルバム製作となった。
長年、スレイヤーのアルバムのプロデューサーであったリック・ルービンは直接のプロデューサーではなくエグゼグティブ・プロデューサーとして参加し、直接のプロデューサーとしてMatt Hydeを起用した。これはリック・ルービンが他の仕事で激務だった事とメンバーがマンネリを感じていたためで、ケリー・キング曰く「ヘヴィメタルシーンをより理解し、より熱くよりテクニカルに同じ方向を向いているプロデューサーが必要」だったためとの事。リック・ルービンから2名のプロデューサーを紹介され、その内の一人のMatt Hydeと試しに「Bloodline」を制作。その出来に満足したメンバーが正式にMatt Hydeをプロデューサーとして起用した。当初、ハリウッドのスタジオでレコーディングをする予定だったが、カナダ・バンクーバーにある「The Warehouse Studio」に変更してレーコディングされた。これはコストが安かった事とMatt Hydeが以前そのスタジオを使用してレコーディングをした事があった事による。
またMatt Hydeは当時主流になりつつあったPro Toolsなどのデジタル・オーディオ・システムを使用しようとしたが、メンバーがデジタルシステムの使用を最小限に抑えたい意向があり、ディレイやギターの歪みの修正など最小限に抑えられた。またスレイヤーとして初めて7弦ギターの使用しての曲が収録された(「Warzone」 と「Here Comes the Pain」)。
アルバムのテーマは、スレイヤーの代名詞だった「悪魔主義」や「地獄」といったテーマではなく、宗教、殺人、復讐、セルフ・コントロールといったより現実社会に即したものになっている。テーマについてケリー・キングは「ヘヴィメタルの歌詞にありがちな悪魔がどうこうとか、迷宮やドラゴンがどうこうとかではなく、より現実的な事を深く追求したかった。このアルバムは単純な「反キリスト主義」とかではなく、たとえばある人の生活の中でその人が車に轢かれたり、愛犬が死んだりした場合に「神は俺のことを嫌っている」と感じるはずで、そんな現実的な事を表現したかった」と語っている。収録曲の内容を一部例に挙げると
- Threshold - 今にも爆発してしまいそうな限界に達した人について
- Cast Down - ドラッグ中毒になってしまった天使について
- God Send Death - 過去に殺人を犯してしまった生き物について
- Deviance - 殺人に快楽を感じてしまう人々について
などとなっている。
当初のアルバムタイトルは「Soundtrack to the Apocalypse」となるはずだったが、トム・アラヤが後に発売予定だったボックスセットに使った方が良いという提案があり、最終的に収録曲である「Disciple」の曲中で歌われた「God Hates Us All」がアルバムタイトルとなった。
アルバム発売最初の週で約51,000枚の売上を記録し、Billboard 200では最高位28位を記録した。またカナダのチャートでは9位を記録。2006年8月16日現在でトータル304,000枚の販売を記録している。また収録曲の「Disciple」はスレイヤーとしては初めてグラミー賞(ベストメタルパフォーマンス)のノミネートされた。