サティア・ナデラ
マイクロソフト社のCEO
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サティア・ナデラ(英語: Satya Nadella、1967年8月19日[1] - )は、インド出身のアメリカの経営者。マイクロソフトCEO兼会長。
ウィスコンシン大学ミルウォーキー校(修士)
シカゴ大学(MBA)
サティア・ナデラ | |
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సత్య నాదెళ్ల | |
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2017年のナデラ | |
| 生誕 |
Nadella Satyanarayana (テルグ語) 1967年8月19日(58歳) |
| 住居 |
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| 市民権 | アメリカ合衆国 |
| 出身校 |
マニパル工科大学(学士) ウィスコンシン大学ミルウォーキー校(修士) シカゴ大学(MBA) |
| 職業 | マイクロソフトCEO兼会長 |
| 活動期間 | 1992年 - 現在 |
| 活動拠点 | インド・アーンドラ・プラデーシュ州・ハイデラバード |
| 前任者 | スティーブ・バルマー |
| 配偶者 | アヌパマ・ナデラ |
| 子供 | 3人 |
| 公式サイト | Satya Nadella - Stories |
マイクロソフト・クラウド・エンタープライズ部門エグゼクティブ・バイスプレジデント、Bing・Xbox・Microsoft Office各最高責任者、清華大学経済管理学院顧問委員[2][3]。
来歴
1967年8月19日、インド・ハイデラバードにてテルグ語が母語のヒンドゥー教徒家庭に生まれる[4]。父親はマルクス主義の素養のある公務員(日本のキャリア官僚のような高級官僚 (en:IAS) )、母親はサンスクリット語の学者[5]。
高校は、地元のハイデラバード・パブリック・スクール(HPS)で寄宿舎生活を送る。同校の卒業生として、アドビCEOのシャンタフ・ナラヤン、マスターカードCEOのアジェイ・バンガなどがいる[5]。
大学は、インドのマニパル工科大学にて電気工学の学士号を取得[4][6]、通信工学も学んだ。ちなみにインド工科大学への入試は失敗した。修士以降は米国で、1990年にウィスコンシン大学ミルウォーキー校情報科学の修士[7]、1997年にシカゴ大学ブーススクールでMBAを取得した[4]。シカゴ大学ビジネススクールに在学時はマイクロソフトにいたため、「金曜日の夜にシカゴへ飛び、土曜日のクラスに出席し、その後今週中に仕事に戻る為にレドモンドに戻る生活」で、2年半かけてMBAを取得[8]。
サン・マイクロシステムズに就職。当時は、一般的なパソコンより、事務処理などに特化した業務用の高性能なワークステーションに関心を持っていた[5]。
マイクロソフト
1992年、マイクロソフトに転職[9]。WindowsNTのエバンジェリストにならないかとの誘いを受ける[5]。
2006年、ビジネス・ソリューション部門のシニア・バイスプレジデントに就任。ERP・CRMなど中堅・中小企業向けビジネス・アプリケーションを統括した(のちのMicrosoft Dynamics)。同部門の前任は、後にノースダコタ州知事となるダグ・バーガムより引き継いだ[5]。
2007年、オンラインサービス部門のシニア・バイスプレジデントに就任[9]。Bing、MSN、広告ネットワークなどに携わる。Bingは、ヤフーより移籍したチー・リューとともに取り組んだ[5]。
2011年、サーバ&ツール部門のプレジデントに就任。Azure、Windows Serverなどに携わる。
2013年、クラウドやエンタープライズエンジニアリング部門のシニア・バイスプレジデントに就任していた。
2014年2月4日、スティーブ・バルマーの退任後、最高経営責任者に就任し[10]、ビル・ゲイツ、スティーブ・バルマーに次ぎ、三代目CEOとなる[11]。
2014年7月、過去最大規模となる1.8万人(全従業員14%)のリストラを実施[12]。
報酬
| 決算期 | 報酬総額 | 従業員中央値比 |
|---|---|---|
| 2024年 | 7,910万ドル | 408倍 |
| 2025年 | 9,650万ドル | 480倍 |
人物
妻と子供3人がいる[14]。脳性麻痺により手足が動かせず車椅子生活を送っていた全盲の長男のザインは2022年2月に26歳で死去した[15]。
ナデラの妻アヌパム・ナデラは、彼より1歳年下で、高校およびマニパル大学時代の同級生である。アヌパムが大学を卒業した当時、ナデラはすでにマイクロソフトに勤務しており、2人は共に暮らすためにビザを申請したが、制度上の理由で許可が下りなかった。このためナデラは、自身が保有していたアメリカの永住権(グリーンカード)を放棄し、就労ビザ(H-1B)へ変更することで、アヌパムのビザ取得と渡米を可能にした。この決断は、当時マイクロソフト社内でも話題となった[5]。
エンジニア肌ながら、クリケットと詩を趣味に持つという一面もある。
クリケットに夢中になり、チームワークやリーダーシップについて学んだと語っている[8]。アメリカのプロクリケットリーグのMLC所属チームであるシアトル・オルカズの共同オーナーを兼任している[16]。
あなたは、実に多くの文章やページを費やした散文でもって描きうるものを捉えようとしているが、それを数行の詩文に変えてもなお、本質を捉えることはできる。これぞ圧縮だ。最高のコードとは、詩なのである。
You're trying to take something that can be described in many, many sentences and pages of prose, but you can convert it into a couple lines of poetry and you still get the essence, so it’s that compression. The best code is poetry. — サティア・ナデラ、Satya Nadella Facebookページ
著作
サティア・ナデラ、グレッグ・ショー、ジル・トレイシー・ニコルズ 著、山田美明・江戸伸禎 訳『Hit Refresh (ヒット リフレッシュ) マイクロソフト再興とテクノロジーの未来』日経BP、2017年11月20日(原著2017年9月26日)。ISBN 978-4822255336。
同著『Hit Refresh』で、クラウドの先に期待する技術として、複合現実(MR)デバイスのHoloLens、AIアシスタントのCortana、量子コンピュータを挙げた。ただHoloLensは2024年に生産終了(次世代機の計画は不明)[17]、Cortanaは自社開発でなくOpenAIのChatGPTを採用するなど苦戦がみられる。量子コンピューターはマイクロソフトリサーチのマイケル・フリードマンやクリスタ・スボレ (en:Krysta Svore) が取り組んでいるが、実現の目途はまだ立っていない。