サミー・ナセリ
From Wikipedia, the free encyclopedia
パリ4区で、アルジェリアカビール系の父とノルマンディー出身の母との間で生まれる。6人兄弟姉妹の中で、3歳上の兄に脚本家のビビ・ナセリ (fr) がいる。4区界隈のサン=マルタン通り(サン=マルタン街)や、郊外(バンリュー)のフォントネー=スー=ボワで育つ。16歳で学校をやめて工事現場で働き始める。しかし、両親の離婚をきっかけに生活は荒み22歳で刑務所に入っている。その後、俳優演劇学校で演技を学んだあと、1994年にリュック・ベッソンの『レオン』に端役で出演し、ベッソンの目にとまることになる。1995年には、トマ・ジル監督の『Rai』に出演。
1997年、リュック・ベッソン製作の痛快カーアクション『TAXi』の主役に抜擢されスピード狂のタクシー運転手を演じ、一躍トップスターになった。この作品でセザール賞有望若手男優賞にノミネート。以降、続編である『TAXi②』(2000年)、『TAXi③』(2003年)、『TAXi④』(2007年)にも出演している。1998年の『Un pur moment de rock'n roll』、1999年の『La-bas, mon pays』、クロード・ルルーシュ監督の『Une pour toutes』などに出演。
2002年には、ハード・アクション『スズメバチ』、イザベル・アジャーニと共演した『愛のはじまり』、兄弟のビビ・ナセリが脚本をつとめた『La Mentale』などに出演した。
日本では『TAXi』シリーズの破天荒なイメージが定着しているが、2006年のカンヌ国際映画祭では男優賞を受賞している実力派である。