シカマイア
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| シカマイア | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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S. ozakiiの化石、国立科学博物館蔵
S. akasakaensisの模式図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 絶滅(化石) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 古生代ペルム紀前期–中期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| タイプ種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| S. akasakaensis | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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シカマイア(Shikamaia)は古生代ペルム紀に生息していた大型の二枚貝の属[1][2]。全長約1メートルに達し、光合成細菌もしくは化学合成細菌からエネルギーを得ていたと推測される[3]。
生息年代と生息域
形態
著しく圧縮された笹の葉状の殻の形態が特徴的で[3]、S. akasakaensisの場合全長は1メートルに達し[1]、全長1.6メートル近くと推測された場合もある[10]。これは全長3メートルと推測される白亜紀のPlatyceramusや幅2メートルほどになった厚歯二枚貝類のTitanosarcolitesに劣るものの、依然として古生代では最大級の二枚貝である[11]。殻の腹側にはレンズ状の隙間があり、ここから軟体部を出し入れすることが可能であったとみられている[3]。
分類
古生態学
シカマイアが生息したとされる水深が有光層の範囲にあることから、形態が類似するリュウキュウアオイ(Corculum cardissa)と同じように体内に光合成細菌を共生させ、エネルギーを得ていたと推測されていたが[1][7]、殻は不透明であり、光を通すことはできなかったとされる。化石が知られる石灰岩が黒色石灰岩であることから、生息域は硫化水素に富んでいたと考えられ、殻の隙間から硫化水素を取り込み、硫黄酸化細菌からエネルギーを得ていたのではないかという説が出されている[1][3]。S. akasakaensisが知られる金生山の赤坂石灰岩からは、他にも大型のEuconospira属の未命名種、殻長18cmにも及ぶBellerophon jonesianus、殻幅25cmに達するNipponomaria yokoyamai、殻長40cmに達するAkasakiella yabeiのような複数の大型の腹足類、殻幅24cmに達する二枚貝Alula elegantissima、殻の直径25cmに達するオウムガイに近縁の頭足類Coelogasteroceras giganteum、殻長30cmに達する史上最大種Prodentalium onoiを含む複数のツノガイ、茎の直径8cmに達する巨大なウミユリなど動物相が知られ、特に底生動物が大型化していることが特徴的である。このことから金生山のあった地域の古環境は富栄養であり、シカマイアが光合成や化学合成に頼らずとも大きなサイズを維持できたという可能性も否定できない[1][12]。
また、S. akasakaensisにおいてはいくつかの成長段階が知られており、成長に従って殻の後部および軟体部の収納域が伸長していった[1]。