ジャズ (ライ・クーダーのアルバム)
From Wikipedia, the free encyclopedia
ジェリー・ロール・モートンやビックス・バイダーベックといった初期ジャズの作曲家の作品、19世紀後半から20世紀初頭のクーン・ソング、それにジョセフ・スペンスにより改作された宗教歌を取り上げた内容である[4]。「ビッグ・バッド・ビル・イズ・スウィート・ウィリアム・ナウ」、「シャイン」、「ノーバディ」の3曲を除けばいずれもインストゥルメンタルとしての録音で、「ザ・パールズ/ティア・ホァナ」はクーダー自身による弦楽器の多重録音、「きらめき」はクーダーのギター独奏である[5]。
反響・評価
母国アメリカではBillboard 200入りを逃す結果となった[6]。一方、スウェーデンでは1978年6月2日付のアルバム・チャートで39位[1]、ニュージーランドでは6月11日付のアルバム・チャートで40位[2]、オランダでは7月1日付のアルバム・チャートで49位を記録している[3]。
Brett Hartenbachはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「ライ・クーダー自身が執筆した情報量の多いライナーノーツから、素晴らしい楽曲に至るまで、『ジャズ』はとにかく教育的である。しかし、この音楽に少しの間触れれば、なぜこうした音楽が存在し、現在とも関連性を持ち続け、愛され続けてきたのかわかることだろう」と評している[4]。
映画監督のウォルター・ヒルは、本作を気に入ったことからクーダーに映画『ロング・ライダーズ』(1980年公開)のサウンドトラックの作曲を依頼し[7]、以後の作品でも度々クーダーを起用した。