学名
一般名
概要
画像
Ocypode africana De Man, 1881
African ghost crab[ 10]
モーリタニア からナミビア にかけて、アフリカ大陸 の大西洋岸に分布する。中型種で、O. cursor と同所的に生息するが、眼柄の先端に剛毛が無いことで区別できる[ 2] 。
コンゴ川 河口産
Ocypode brevicornis H. Milne-Edwards, 1837
オマーン 、インド 、スリランカ 、ニコバル諸島 に分布する。大型種であり、第1および第2歩脚の前節に毛が無いこと、大鋏の顆粒が23-28個であることが特徴である。眼柄の先端には突起がある[ 2] 。
チェンマイ の個体
Ocypode ceratophthalma (Pallas, 1772)
ツノメガニ horned ghost crab、horn-eyed ghost crab[ 11] [ 12]
分布域が最も広い種の1つで、紅海 を除くインド洋 全域から、東はポリネシア 、クリッパートン島 まで分布する。中型から大型の種で、眼柄には突起がある。幼体は突起が発達しない為、他の種と混同されることがあるが、鋏脚の上部に10-11個の顆粒が並び、中央に8本の太い条が入り、下部に20-30個の顆粒が並ぶ。生殖肢は細く、鋏の先端は尖る[ 2] 。甲幅4cmほどで、スナガニやミナミスナガニより大きい。
オアフ島 で撮影
Ocypode convexa Quoy & Gaimard, 1824
golden ghost crab[ 13] [ 14] 、western ghost crab[ 15] 、yellow ghost crab[ 16]
西オーストラリア州 のブルーム からパース にかけて分布する。大型種であり、甲羅の角は三角形で、鋏は小さく尖り、顆粒は19-24個で、第1および第2歩脚には剛毛がある[ 2] 。
西オーストラリア州で撮影
Ocypode cordimana Latreille, 1818
ミナミスナガニ smooth-handed ghost crab[ 17]
最も分布域が広い種の一つで、紅海 を含むインド洋西部から、フランス領ポリネシア まで分布する。大鋏には顆粒列を持たない[ 2] 。甲幅3cmほどで、スナガニに似ているが甲羅がやや丸くて白っぽいこと、大鋏に顆粒列がないことなどで区別する。
モザンビーク で撮影
Ocypode cursor (Linnaeus , 1758)
tufted ghost crab[ 18]
モーリタニア からナミビア にかけての東大西洋 、エジプト からギリシャ 南部にかけての地中海 に分布する。大型の種であり、眼柄の先端に剛毛が生えることが大きな特徴である[ 2] 。
エジプト北部で撮影
Ocypode fabricii H. Milne-Edwards, 1837
Kimberley ghost crab
ダーウィン からシャーク湾 にかけて、オーストラリア北部および西部に分布する。中型の種で、O. jousseaumei と似るが分布は重ならない[ 2] 。
イラスト
Ocypode gaudichaudii H. Mile-Edwards & Lucas, 1843
painted ghost crab[ 19]
グアテマラ からチリ にかけてのアメリカ大陸東岸に分布する。中型から大型の種で、分布の重なる H. occidentalis とは、鮮やかな体色と眼柄の突起で区別できる[ 2] 。
コスタリカ で撮影
Ocypode jousseaumei (Nobili, 1905)
アデン湾 とオマーン湾 に分布する。小型から中型の種で、O. fabricii と似るが分布は重ならない[ 2] 。
標本
Ocypode kuhlii De Haan, 1835
Kuhl's ghost crab
ニコバル諸島 、タイ 南部、インドネシア 、パプアニューギニア に分布する。中型から大型の種で、大鋏の顆粒は約10個。歩脚前節に剛毛は無い[ 2] 。
西ジャワ州 で撮影
Ocypode macrocera H. Milne-Edwards, 1852
red ghost crab
パキスタン 、ニコバル諸島 を含むインド 、スリランカ 、ミャンマー に分布する。中型の種で、雄では甲羅の縁が鋸歯状で、前方に突出する。鋏脚の上面には突起が密集しており、上下の縁は鋸歯状である。また大鋏の顆粒は35-56個で、条が入る。鋏の先端は鈍い。眼柄には突起がある[ 2] 。
バングラデシュ で撮影
Ocypode madagascariensis Crosnier, 1965
Madagascan Ghost Crab
マダガスカル島 、モザンビーク からクワズール・ナタール州 までの南部アフリカ 東海岸に分布する。中型の種で、甲羅の上面は粗い突起で覆われる。甲羅の横幅は縦幅より長い。甲羅の縁は三角形で、前方に突出する。大鋏の顆粒は20-30個[ 2] 。
モザンビーク で撮影
Ocypode mortoni George, 1982
ホンコンスナガニ
中国 南部、南日本 に分布する。小型の種で、スナガニとは眼柄の突起で区別できる。ツノメガニと似るが、35-71本の縦走稜を持つこと、鋏の先端が丸みを帯びるか扁平であることが特徴である[ 2] 。
Ocypode nobilii De Man, 1902
タイランド湾 、マレー半島 からボルネオ島 北部に分布する。小型の種でありスナガニと似るが、分布域が異なる[ 2] 。
Ocypode pallidula Jacquinot, 1846
pallid ghost crab[ 3]
最も広く分布する種の一つで、ハワイ からグレートバリアリーフ 、マダガスカル 、モーリシャス まで分布する。2つの隠蔽種が含まれている可能性がある。小型から中型の種で、大鋏の顆粒は雄では30-42個、雌では17-29個で、太い列を形成する。鋏脚は尖る[ 2]
モーリシャス で撮影
Ocypode pauliani Crosnier, 1965
マダガスカル の固有種 。中型の種で、大鋏の顆粒は7-13個。鋏脚は尖る[ 2] 。
標本
Ocypode quadrata (Fabricius, 1787)
Atlantic ghost crab[ 3]
マサチューセッツ州 からリオグランデ・ド・スル州 まで、西大西洋に分布する。中型から大型の種で、西大西洋では唯一のスナガニ類である[ 2] 。
バージニア州 で撮影
Ocypode rotundata Miers, 1882
rounded ghost crab
アラビア半島 南部のオマーン から、インド のボンベイ にかけて分布する。大型の種で O. saratan に似るが、大鋏の顆粒が10-15個不規則に並ぶこと、生殖脚に触肢があることが特徴。眼柄には突起がある[ 2] 。
標本
Ocypode ryderi Kingsley, 1880
pink ghost crab[ 20] [ 21]
ソマリア 南部から南アフリカ までのアフリカ東海岸、セーシェル に分布する。中型の種で、脚の内側の赤い帯が特徴である[ 2] 。
南アフリカ で撮影
Ocypode saratan (Forskål, 1775)
Red Sea ghost crab
紅海 では一般的な種である。マダガスカル からインド洋 、西太平洋 にかけて分布する。中型から大型の種で、眼柄には突起がある[ 2] 。
Ocypode sinensis Dai & Yang in Song & Yang, 1985
ナンヨウスナガニ
日本、中国、朝鮮半島 、台湾 、フィリピン 、マレー半島 、インド 、イラン を含むインド太平洋 に広く分布する。眼柄は短く、甲羅は黄褐色で暗色の斑点に覆われる。大鋏に顆粒列を持たない[ 22] 。
Ocypode stimpsoni Ortmann, 1897
スナガニ Stimpson's ghost crab
中国、朝鮮半島、日本に分布する。小型種でありホンコンスナガニに似るが、眼柄に突起が無い[ 2] 。甲幅は3cmほどで、甲は背中側にやや膨らんだ長方形をしている。大鋏の内側に顆粒列が並ぶ。
長崎県 で撮影