セヴンティーン

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訳題 Seventeen
日本の旗 日本
言語 日本語
セヴンティーン
訳題 Seventeen
作者 大江健三郎
日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 中編小説
発表形態 雑誌連載
初出情報
初出 第一部「セヴンティーン」 - 『文學界1961年1月号
第二部「政治少年死す」 - 『文學界』1961年2月号
刊本情報
収録性的人間』(第一部のみ収録)
出版元 新潮社
出版年月日 1963年6月
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セヴンティーン』は、大江健三郎中編小説1961年1月に「文學界」に掲載され、1963年6月に新潮社から中・短篇集『性的人間』に収録されて刊行された[1]

浅沼稲次郎暗殺事件の犯人、山口二矢をモデルにしているとされる。

本作の続編として、主人公の少年が、革新政党の委員長を刺殺し、逮捕されて鑑別所で自死するまでを描いた『政治少年死す(「セヴンティーン 」第二部)』が「文學界」2月号に掲載されたが、「文學界」の版元である文藝春秋と大江に右翼団体から脅迫状が送られてきた[2]ことをうけて「文學界」3月号に編集長名で「謹告」と題される謝罪文が掲載された。

この同時に出版に対する右翼テロ事件の風流夢譚事件が起きている。事件は出版界に衝撃や恐怖をあたえた。その流れの中で深沢七郎の『風流夢譚』同様に『政治少年死す』も封印され[3]、その後、大江健三郎の単行本に収録されることはなかった。2018年『大江健三郎全小説3』に初めて収録された[4]

テロが頻発する現代の関心にあわせて、ドイツフランスでは2015年以降、相次いで 「セヴンティーン」全編が翻訳出版されている[4]

脚注

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