タスマニア物語
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キャスト
スタッフ
製作の背景
この映画は特殊な事情で製作・上映された。角川映画『天と地と』が東宝配給で上映されることになっていたが、配給歩率を巡るトラブル[2][3]により、配給が東映に変更された。これにより東宝の1990年夏の映画ラインナップに穴が空くこととなり、東宝がフジテレビに話を持ちかけて映画の企画がスタートした。問題が発生したのが1989年の冬の時期だったことから、晴れ間を撮れる南半球を舞台にすることとなった。
そして、急ごしらえの企画の映画を成功させるべく、フジテレビの総力を挙げての怒涛の宣伝活動が行われた。タスマニアの美しい自然、動物の可愛さ、ダジャレなど、考えられる限りの演出を駆使したCMやテレビ番組が大量に放映され、良好な興行成績を残した。
『天と地と』と同様に本作でも前売り券が大量に売られ、その総数は200万枚に達した[4]。観客動員数は350万人で、フジテレビによると内訳は80%がファミリー、残りはOL層だった[4]。
映像ソフト・関連商品
- DVD
2001年11月21日発売、ポニーキャニオン。ASIN: B00005QYII
- サウンドトラック
- 『タスマニア物語・サウンドトラック』 久石譲 (NECアベニュー 1990年7月21日発売)
- 久石のアルバム『I am』にもこの映画のメイン・テーマ「Tasmanian Story」が収録されている。
- 楽譜
- 久石譲:『サウンドトラックベストコレクション』 ドレミ楽譜出版社 (2003年4月18日初版)
- メイン・テーマ「Tasmanian Story」のピアノ・アレンジ譜を収録。(「仔鹿物語」などと併録)
- 漫画
- まんが版 『タスマニア物語』 河合一慶 (小学館メディアライフ・シリーズ ISBN 9784091044167)
- 学年誌別冊付録として発表されたコミカライズ作の単行本。
- ゲーム
本作のタイアップ作品として、1990年7月27日にポニーキャニオンからゲームボーイ向けに同名のアクションゲームが発売された。『マッピー』に似たゲームであり、植物を集めてクリアとなる内容。しかし、内容は原作と関係がない(元々は8ビットパソコン用ゲーム「フルーツパニック」の移植)、音楽はわずか1種類、キャラクターのデザインはやたらと真っ黒、単調な内容に反してファミコン初期のゲームを彷彿とさせる過剰に高い難易度などから、ゲームとしての完成度は低く、当時のプレーヤーには不評であった[5]。BGMも「短い不協和音」「陰鬱」などと後ろ向きな評価を受けている[6]。